歴史的な大名跡-市川團十郎-の襲名披露公演となれば、とうぜん何があっても駆けつけねば~!!と、普通歌舞伎ファンなら鼻息も荒く思うはずですが、私は團十郎にはぜんぜん興味がなく、長男・勸玄改め=新之助の『毛抜』がどうしても見たくて行って来ました。
天下の襲名公演なので、さぞかしプラチナチケットかと思いきや、意外と空席ありました。
夜の部は、『助六』に玉三郎が最後の揚巻を演じるという触れ込みだったので、さすがに完売!!これも見たかった。
『毛抜』は、新之助が史上最年少の9歳であのエロジジイ「粂寺弾正」を演じるのです~。美少年の小姓にも手を出すのです~~!!
見ないわけにはいかないじゃないですか!!
勸玄!頑張っていました。
かなりのキワモノでしたけど、充分見ごたえがあり、みんながあたたかく見守っている空気も良くて、本当にいちいち表情が可愛くてエロくて心から笑いました。
松竹なのに、東宝のゴジラ的な緞帳。しかもユニクロ提供~わけわからない。
オメメがくりくり(しかもタレ目気味)なので、荒事の隈取が似合うのかな?と心配していましたが、とっても良いお顔で、しかも流し目が色っぽい!!
将来有望です。
思春期に羽目をはずして、お父さんみたいにならないことを心から祈っております。
岡本健一さまのすっごい舞台も見て来ました。
男同士のキスシーンあり、しかもほぼ全裸になるのですが、50を過ぎたオヤジとは思えない素晴らしい体!!
この件を本人に聞いたところ、この舞台のために「特に体は作っていない」…とのこと。
これまたビックラでした