先日書いたとおり、Elixir Optiwebの7弦セット(09-52)の品切れに業を煮やして、
DRの「TITE-FIT」シリーズの7弦セットを買いました。
7弦セットであればアーニーボールでもダダリオでもあるのに
なぜDRにしたのか?・・・と訊かれたら、その理由はシンプルで、
「09-52のセットが欲しかったから」です。
色んなメーカーのセットを調べたのですが、僕が使っていた
Elixir Optiwebの7弦セットと同じ「09-52」のセットを出してるメーカーが
意外と少ないんですよね。7弦の太さが52じゃなくて54とか58とか。
で、52のセットを出してるのが、アーニーとDRとR.Coccoぐらいみたいで、
アーニーは昔使ってたので、ここは一つ新境地開拓でDRにしてみようかな、
そういえばDR弦も地味にファンが多いみたいだし・・・というところで
DRを買ってみた、というわけです。
ちなみに、なぜR.CoccoではなくDRにしたのかというと・・・DRの方が安かったからです(笑)
で、早速、使用感を・・・
張ってみてのファーストインプレッションとしては「あれ?既に馴染んでる?」でした。
張りたての新品の弦、特にElixirのOptiwebなんかは、いかにも新品!というような
パリパリ、ペチペチ、パキパキのクリスピーサウンドだったりしますが、
このDRは、張った時点で、既に3日ぐらい張ってたかのような馴染み感(笑)
その「新品っぽくなさ」をポジティブに捉える人もネガティブに捉える人もいるでしょうが
僕はどちらかというとネガティブ・・・とまでは言いませんが、
アーニーにしろ、Elixirにしろ、今までずっとクリスピータイプを使ってきたので、
正直、違和感はありました。新鮮味が足らん!みたいな。
まぁ、でも、馴染むのは馴染むので、これはこれで良いかな、と受け容れました。
弦全体のテンション感については、Elixirに慣れきっていた自分でも全然違和感はありません。
あくまで個人的な感覚ですが、2弦、3弦、5弦辺りが、Elixirに比べてタッチが柔らかくて
チョーキングし易いかな、と思いました。
特に2弦は、1音チョーキングのつもりが1音半になったり(笑)
「TITE-FIT」という名前からは、テンションがきついイメージを持っていたのですが
逆に柔らかいタッチで、そういう意味では弾き易いですね。
サウンド的には、上記のようにクリスピーさは全く無く、太くてコシのある音、ですね。
ゲージは09-52でElixirと同じだしテンション感もそんなに変わらないのに、
一つ上のゲージのような音の太さを感じました。
巻弦が「ラウンドコア」だからでしょうかね・・・?
(ラウンドコアの詳しい説明はこちらをご参照)
あと、6弦と7弦の音がElixirに比べてボワボワ言わずにタイトな気がしました。
6弦~7弦を使ったリフとか弾いてみると、Elixirのときに比べて、
一音一音が聴き取りやすいように思いました。
(・・・が、これはアンプとか他の機材にもよる影響もあるのかも?)
とりあえず数日使ってみましたが、特に問題なく使えております。
あとはこれでElixirのように1ヶ月も2ヶ月も持つなら言うことないのですが、
このTITE-FITはコーティング弦ではないので、そこは期待できなさそうです。
サラリーマンはそもそも毎日ギター弾けるわけではないですし、
Floyd Roseのギターを使ってる身としては、弦交換が面倒臭いので
できるだけ長持ちしてくれるコーティング弦が望ましいのですがね・・・
でも、意外と使える弦だな、ということが判って良かったです。
普通にElixirが入手可能状態であれば試すことも無かったでしょうけど、
一度は試せて良かったです。これも怪我の功名というか何というか。
今後も、Elixirが入手困難な場合の代替候補としておこうかと思います。
でも、マジで早くElixir戻ってきて・・・!
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