先日、ジャズギタリスト:道下和彦氏の新著「ギター無窮道トレーニング」を買いました。
「また、性懲りもなく、新しい教則本買って、それだけで上手くなった気になってんじゃねーよ!」
という批判が聞こえてきそうですが・・・
しかしこれは今まで買ってきたような「速弾きピロリスト養成ギプス」的な教則本とは
ちょっと違うのですよ・・・。
曰く「無窮道(むきゅうどう)」とは一定の音符がずーっと続く、ということらしく、
譜例も、例えば「1-6-2-5(例:Cmaj7-A7-Dm7-G7)」の循環の上で
延々八分音符を(休符無しで)引き続けるフレーズが載っています。
こういうのがツマンナイと思うギタリストもいっぱいいるかと思いますが、
僕みたいな練習オタクにとってはたまりません。
メトロノームをピコピコ鳴らしながら、この譜例を延々弾いてると、なんかもう
没頭して止まりません・・・。
延々弾いてるだけで、ビバップ的なフレーズが手癖になりそうな感じもあるので
ジャズってどんなもんだろ?的に興味を持ってるメタラー少年とかが
ジャズをかじるために試しに 弾いてみる、というのも良いかも知れませんね。
少なくとも「なんちゃってビバップ」ぐらいは弾けるようになるかな、と思います。
僕も、その昔、ジャズギターを少しかじったとき、先生から
「とにかくビバップのフレーズ、2-5-1のフレーズをとにかく沢山弾いて
ストック(引き出し)をいっぱい持っておけ。そして自分の指に覚え込ませろ!」
と散々言われて、当時の僕は「そんなの、かったるいから嫌だ!」と
全然やらなかったんですが(恥)その頃、もしこの本があったら
とりあえず、ずーっとこれ弾いてたかも知れないですね・・・。
というわけで、ハマる人にはハマる素材だと思いますので、
ご興味がある方は、まずはAmazonの「画像イメージ」のところで、
いくつかフレーズを拡大して弾いてみてはいかがでしょうか?
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