何度か紹介した僕の自宅用アンプ:VHT PITBULL FORTY-FIVEですが、
実はこの3月ぐらいから、2chのうちDriveチャンネルの方が、
ときどき音が小さくなるという現象が出始めていました。
突然音が小さくなり、しばらくすると元に戻る、の繰り返しなので
まぁ騙し騙し使っていたのですが、そのうち、Volumeをフル10にしても
ようやく音がかすかに聞こえる、ぐらいになってしまいました。
それでもCleanチャンネルは生きていたし、メトロノームを使った
普段のメカニカル練習にはCleanサウンドで十分なので、
なんとなくそのまま使い続けてはいたのですが、
このままDriveチャンネルが使えないのも不便だし、
やっぱりちゃんと修理した方がいいよなぁ・・・と思い、
よし!修理に出そう!と決意したのが6月頃。
かすかに音は出ているけど、Volumeを上げても音が小さいまま、
という現象面から推測して、真空管のプリ管は生きているけど
パワー管がヘタってるのかな?と思い、だとするとパワー管を交換し、
かつバイアス調整をすることになるから、そうなると
それなりのリペアショップに出さないとダメだな、と推測。
で、近所(関東南部)には、アンプをリペアしてくれる
ショップで良さげなところがなかなか見当たらないなぁ、と。
一方、有名なアンプのリペアショップは地方にあるから
そうなると梱包とか発送とか面倒臭いよな、と思うと
どうにも腰が重くなり・・・。
あるいは、自分でパワー管をWebで買って自分で交換して
自分でバイアス調整とか出来ないのか?と思い、
Webで情報収集に明け暮れる日々・・・。
そんなこんなで1~2ヶ月があっさり経過してしまいました。
でもこのままじゃ時間ばっかりかかっている割に、
状況は一向に改善していない!これじゃイカン!と思い、
時間的にも精神的にも余裕が生まれる夏休みを利用して、
一念発起して、結局リペアに出すことにしました。
しかも、普通にイシバシ楽器に出すことに(爆)。
そしたら、イシバシ楽器から、ちゃんと輸入代理店(オカダ)に
取り次いでくれて、代理店で修理してくれました。
で、結論から言うと、真空管は全然問題が無くて、
単純にDriveチャンネルのVolumeポッドが死んでいたので
ポッドを交換しました、とのこと(苦笑)。
「え?!真空管が死んでたんじゃないんですか・・・?!」と訊くと
「いや、真空管は全然大丈夫です!」とのこと・・・。
(Volumeポッド以外にも、一部スイッチのガリ修理など、
全体的にオーバーホールしてくれました。)
あー、迂闊に自分でパワー管をWeb購入して、
自分なりに不慣れな交換とかしなくてホント良かったな、と。
だって、そんなことしても、結局ポッドが死んでたんだったら
状況は何ら変わってないわけで、却って高くついたな、と。
改めて良く考えると、僕、結構長いギター人生の中で、
アンプのことなんかほとんど考えて来なかったから
「お前がアンプの何を知ってるんだ?!」と訊かれても、
正直「何も知らん!」としか言えない素人レベルなわけで(恥)。
というわけで、何事も、知ったかぶりの素人判断は良くないな、
と思った次第でした、マル。
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