唐突ですが、以前から気になっていることを書きます。
なにぶん、想像を交えて書いてるので、実情を知ってる方がいて
「それ間違ってるよ」というのがあればご指摘下さい。
で、その「気になっていること」なのですが、俗に言う
「冒険家」という人たちは、ヨットで単独太平洋横断したり
南極を歩いてみたりエベレストに登ってみたりするわけですが
彼らはその費用を「寄付」という形で賄っているわけですよね、確か。
少なくとも、自分で事業を興して稼いだ金でそういう
冒険したりしてる人っていないですよね、確か・・・。
ホリエモンが宇宙へ行く、ってのはありますけど(爆)。
で、そういう冒険家たちは寄付金を募るため、いろんな企業に
アピールしに行くわけですよね。「エベレスト登頂の模様を
あなたの会社のビデオカメラで全部撮影してきますよ。
その映像をあなたの会社のCMとかで使えば良いじゃないですか。
だからそのビデオカメラを僕に下さい。あとついでに費用も
幾らか下さい。」とか「あなたのTV局で、僕の南極旅行を
ドキュメント番組として流せば良いじゃないですか。
南極ですよ!ペンギンとか映しとけば、きっと視聴率
取れまっせ。だから渡航費用を出して下さい」とか
「あなたの会社のインスタント麺を食料として寄付して下さい。
TVに映ったら“美味しかった!”と宣伝しますから。
あと費用もついでに下さい。」とか・・・。
で、よくよく考えてみたら、そういう論理もなんだか
乱暴な気がするわけですよ。企業の方から「ウチの商品を
宣伝して下さい。その対価としてお金を差し上げます」と
擦り寄るんならまぁ普通ですが、逆に「宣伝してやるから
金よこせ」って言うのも、何だか勝手な理論というか、
ジャイアンっぽいというか(笑)「別にそんなことして
いただかなくて結構です」ってのが企業側にもあるでしょうし、
言葉は悪いですが、ある種の「たかり」みたいな感じが
するんですよね・・・。
まぁ、そういうのをキレイに言えば「スポンサー募集」
ってことなんでしょうし、スポーツとか、そういうことで
成立している世界もあるわけで、まぁそれ自体が良い/悪い
ってことでもないんですが。でも何かスッキリしないというか・・・。
もっとも、そういうふうに「何で私らがアンタに金をやらにゃ
いかんのよ?!」と思ってる人を説得して「資金提供して
やろうか」というところまで持っていく会話技術というか
営業能力というか、そういうスキルがある人ほど資金を
集められて冒険ができて、結果として誰もなしえなかった
ことをなし得る、ってなことにつながる、ってことなのかも
知れませんが。
そういう意味でも、「スポンサー募集」行為それ自体は
非難されるべきことではないんでしょうが、でも、何となく
「○○してあげるから○○をくれ」という物言いが、
何となく恩着せがましいというか、あつかましいというか、
そういう風に感じられてしまうわけですよ。
で、傍から見てるとそういう風に思えたりもするんですが
逆に、自分が何かをしようと思って、でも、自己資金が
ないから、何とか他から資金を集めようとする側に立つと、
今度は僕も多分同じことをすると思うんですよね。
例えば、僕も「GUITAR 9」とかの速弾きマニア向けCDを
売ってるショップに対して、「良いCDはレビューして
日本の速弾きマニアに宣伝してあげるから、これから
毎月僕にサンプルCDを送って下さい」とか売り込めば
もう毎月CD買わなくて済むのかしら、と思ったりしたことも
正直ありますし(爆)。「ジャンプの宣伝してあげるから
毎週ジャンプを送ってくれ」と集英社へ言ってみたり
「エルメスって値段は高くても質は最高だよね~と
吹聴して回るからエルメスのコートをくれ」と
エルメス店員に言ってみたりとか・・・。まぁ、
僕がそんなこと言っても、まず間違いなく追い返される
だけでしょうが(爆)
・・・と、そういうこと、思っても言えない僕は、どう転んでも
冒険家にはなれないでしょうけどね (^-^;
なにぶん、想像を交えて書いてるので、実情を知ってる方がいて
「それ間違ってるよ」というのがあればご指摘下さい。
で、その「気になっていること」なのですが、俗に言う
「冒険家」という人たちは、ヨットで単独太平洋横断したり
南極を歩いてみたりエベレストに登ってみたりするわけですが
彼らはその費用を「寄付」という形で賄っているわけですよね、確か。
少なくとも、自分で事業を興して稼いだ金でそういう
冒険したりしてる人っていないですよね、確か・・・。
ホリエモンが宇宙へ行く、ってのはありますけど(爆)。
で、そういう冒険家たちは寄付金を募るため、いろんな企業に
アピールしに行くわけですよね。「エベレスト登頂の模様を
あなたの会社のビデオカメラで全部撮影してきますよ。
その映像をあなたの会社のCMとかで使えば良いじゃないですか。
だからそのビデオカメラを僕に下さい。あとついでに費用も
幾らか下さい。」とか「あなたのTV局で、僕の南極旅行を
ドキュメント番組として流せば良いじゃないですか。
南極ですよ!ペンギンとか映しとけば、きっと視聴率
取れまっせ。だから渡航費用を出して下さい」とか
「あなたの会社のインスタント麺を食料として寄付して下さい。
TVに映ったら“美味しかった!”と宣伝しますから。
あと費用もついでに下さい。」とか・・・。
で、よくよく考えてみたら、そういう論理もなんだか
乱暴な気がするわけですよ。企業の方から「ウチの商品を
宣伝して下さい。その対価としてお金を差し上げます」と
擦り寄るんならまぁ普通ですが、逆に「宣伝してやるから
金よこせ」って言うのも、何だか勝手な理論というか、
ジャイアンっぽいというか(笑)「別にそんなことして
いただかなくて結構です」ってのが企業側にもあるでしょうし、
言葉は悪いですが、ある種の「たかり」みたいな感じが
するんですよね・・・。
まぁ、そういうのをキレイに言えば「スポンサー募集」
ってことなんでしょうし、スポーツとか、そういうことで
成立している世界もあるわけで、まぁそれ自体が良い/悪い
ってことでもないんですが。でも何かスッキリしないというか・・・。
もっとも、そういうふうに「何で私らがアンタに金をやらにゃ
いかんのよ?!」と思ってる人を説得して「資金提供して
やろうか」というところまで持っていく会話技術というか
営業能力というか、そういうスキルがある人ほど資金を
集められて冒険ができて、結果として誰もなしえなかった
ことをなし得る、ってなことにつながる、ってことなのかも
知れませんが。
そういう意味でも、「スポンサー募集」行為それ自体は
非難されるべきことではないんでしょうが、でも、何となく
「○○してあげるから○○をくれ」という物言いが、
何となく恩着せがましいというか、あつかましいというか、
そういう風に感じられてしまうわけですよ。
で、傍から見てるとそういう風に思えたりもするんですが
逆に、自分が何かをしようと思って、でも、自己資金が
ないから、何とか他から資金を集めようとする側に立つと、
今度は僕も多分同じことをすると思うんですよね。
例えば、僕も「GUITAR 9」とかの速弾きマニア向けCDを
売ってるショップに対して、「良いCDはレビューして
日本の速弾きマニアに宣伝してあげるから、これから
毎月僕にサンプルCDを送って下さい」とか売り込めば
もう毎月CD買わなくて済むのかしら、と思ったりしたことも
正直ありますし(爆)。「ジャンプの宣伝してあげるから
毎週ジャンプを送ってくれ」と集英社へ言ってみたり
「エルメスって値段は高くても質は最高だよね~と
吹聴して回るからエルメスのコートをくれ」と
エルメス店員に言ってみたりとか・・・。まぁ、
僕がそんなこと言っても、まず間違いなく追い返される
だけでしょうが(爆)
・・・と、そういうこと、思っても言えない僕は、どう転んでも
冒険家にはなれないでしょうけどね (^-^;
俳優のユアン・マクレガーがバイクでユーラシア大陸横断に
挑戦するから、KTMというバイクメーカーにバイクを貸せ
と言ったらしいです。
すると・・・断られたらしいです(笑)
オマエ金持っとろーもん!買えよ!ってなこと
でしょうか?
有名人だから良いっちゅーもんでも無さそうです。
まぁね、やっぱり、こういう論法って
基本的に「虫の良い話」に聞こえちゃう
んでしょうね。(^-^;