ROCK O' MOTIVE blog

Co-heyによるギター話、CDレビュー、その他雑記・雑感等

Monster Cable Studio Pro 1000

2008-11-29 10:41:30 | アクセサリ
先日のElixirシールド購入の際、実はもう一本、このMonster Cable SP1000
(Studio Pro 1000)も一緒に買いました。

このSP1000、Monster Cableの最高峰ということで、普通に楽器店店頭で買うと
約3mで15,000円チョイするんで、今までとても手が出なかったんですが、
サウンドハウスで買うと9,000円弱だということを発見してしまい、
こりゃ、Elixirと一緒に買っても、通常のSP1000 1本分の値段だな、と(笑)。
最初は「5,000円以内で衝動買い!」のはずだったんですが、この安さに
「1本分の値段で2本買える!」と、衝動買いの枠が広がってしまいました(爆)

・・・というわけで、こちらも使用感をレビューしてみます。

ギターは例のオーダーギター、アンプはVHTで、アンプ直です。

これはもう、一音出しただけで、音が明らかに違うのが判りました。
カナレに比べて、高音~低音まで、全体的に音がドーン!と
前に出てきます。

高音部分がクリアになりつつ、低音も出てくるし(っていうかむしろ
出過ぎるぐらい?)、ズクズクとリフを弾くと非常に気持ち良いですし、
それでいて中音域も出てるので音にコシがあります。

シールドは音を伝えるだけで増幅するわけではないので「音が太くなる」
というのは正確な表現ではないのでしょうが、ならば「高音から低音まで
減衰せずにきっちり音が伝わっている」ってことなんでしょうかね。

先日の、友人:和さん宅訪問の際、和さん所有のMonster "ROCK"とも
比較してみました。

ElixirからROCKに変えただけで、高音・低音がズン!と前に出てきて、
思わずメタル系のリフを弾きたくなるような・・・というか、実際
弾いて気持ち良くなりました(笑)さすが「ROCK」ですね。
「ROCK」でも、Monsterと他のシールドの違いは充分体感できると
思いました。

で、そこから更にSP1000に変えると、微妙なレベルですが、更に一段階
音が太くなったような、「弦のゲージを上げた」かのような効果が
感じられました。
まぁ、一応、ROCKとSP1000にも、値段相応の(?)違いはあるな、と。
「高い金出したのにROCKと違いがなかったらガッカリだな」と
心配してたんですが、ホッとしました(爆)

SP1000からElixirに戻すと、Elixirもそれ自体は良いシールドだなとは
思うんですが、何かショボい音に聞こえてしまう・・・というぐらい
やはりSP1000の音は「クリア、且つ太い」という印象ですね。

難点は、ケーブルそのものが太くて硬いので、シールドの抜け落ち防止で
よくやるような「ストラップを通してギター本体のジャックに挿す」ことが
難しい、ということでしょうか。
ケーブル自体も重量があるので、ステージでの使用には向いていないかな?
と思いました。
ステージ上で動き回ってると重量で抜けちゃう可能性があるかな、と。

逆に、自宅やスタジオで使うには非常に良いシールドかな、とは思います。
「Studio Pro」という名前や値段に負けない効果はありますね。
エフェクター並みの値段ですが、エフェクター並みの効果もあるかな、と。

Monster Cableを使ってる人は、ネット上などで良く「Monster信者」という
表現とかで「Monsterこそが最高と信じてるアホ」みたいに揶揄されたり
してるのを見かけたりしますが、でも、確かに「信者」を生むのも分かるわ、
と実感しました。だって明らかに音が変わるんだもんなー。

勿論、演奏するジャンルや音の好みとかによってはMonsterが合わない人、
合わないセッティングもあると思いますし、最終的には個人の嗜好の問題
でしょうが、でも、上記のような効果を考えると、ロック系の音楽には
勿論向いていると思いますし、他のジャンルでも充分使えると思います。

シールド一つでこれだけ音が変わるってホントに面白いですね。
何だかますますシールド研究にハマりそうな今日この頃です。(^-^;
コメント (2)
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