怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

人間関係は会話から

2016年07月18日 | カテゴリー分けするのに飽き

友人夫婦と街中で会う約束をした。
彼らは先週ドイツでも公開された人気ゲームに夢中だった。いや、彼らだけでなく、周囲を歩く人々も見な、携帯電話を操作しながら歩いていた。

時には、操作する者同士が挨拶をしていた。連帯感が生まれてますます夢中になっている様子。
私はほとんど興味が無い。(っていうか、私の携帯電話、そのゲームできないものね)
ゲームに夢中な二人と、黙って歩く私。
だんだん私は不機嫌になってきた。
ここで言うべきだろうか、と迷った。
「いつもゆっくり話すことができなくて、やっと機会ができたのだから、それ止めて、話そうよ」
と、静かに冷静に言えばいいのだ。
ところが、言い出しにくかった。
あんなに夢中なのに、そんなことを言ったら失礼なのではないか、とも感じたんだ。
妙な三人の街歩きだった。
ときどき二人は立ち止まるものだから、歩きにくいことこの上ない。
ああ、もう、こいつらと外で会うのは遠慮しようか・・・・
いや、次回は、次回に会うときはちゃんと、言おう。これはメールで伝えたらダメなんだ。
ちゃんと、相手の顔を見て、私の気持ちを伝えなければならない。
「私と一緒のときは、ゲームをしないでね。あなたと話したいのだから」
と、この一文。
さあ、その次回が楽しみになってきたぞ。



うらやましいまっすぐな脚

2016年07月17日 | カテゴリー分けするのに飽き

在住外国人たちによる様々なお国料理、物資が集まったお祭り。
ちょいと親しくしているエチオピア人M子さんが今年は出店。街中でエチオピアコーヒー店をやっているW子さんは別の場所で出店。
 
あちらの方法で淹れてくれたのは、難民で在独一年のエリトリア人19歳S子さん。

出されてから注文したのをちょいと後悔。カップがひどく汚れていたんだ。
以前も、こんな経験があった。エチオピアとその周辺国の人たちはあまり気にしないのかな?
残すのも無作法なので、飲んだ・・・今のところ体調に変化は無い。
外食をあまり好まないのはこうした理由もちょいとある。

まっすぐな脚のアフリカ人たち。


舞台や路上で披露される各国の舞踊。
毎年見ていると、さすがに飽きてくる。今年はほとんど撮影する気になれなかった。















遅刻厳禁・お持ち帰り注意

2016年07月17日 | カテゴリー分けするのに飽き

小さいお別れパーティをした。
六人ほど集まった。わたしとはすでに親しくしているけれど、他の人たちは初対面、というメンバーだった。

そのうちの一人は、いつも遅刻してくるドイツ人E子さんだった。
わたしと場所を提供してくれたW子さんは、E子さんとすでに長い付き合いなので遅れてくることを当然と思っていた。
また、私は彼女がこうした集まりのときは勝手にテーブルの食べ物を堂々袋に入れて持って帰るのを知っているので、その分余計に食べ物を用意することを当然と思っていた。

さて、約束の時間12時少々前にはE子さんを除き、みんな集まった。
おいしく食べ終わり、談笑しているところにE子さんがやって来た。
私は台所に取り分けておいた巻き寿司を皿に並べ、彼女の席に置いた。その後、デザートの用意や片づけで、少々席を外していたりした。

その数日後。
出席した一人のA子さんに会った。
「あの、E子さんはとても無作法な人で、仲良くできません」とA子さんの話が始まった。
ああっ、恐れていたことが、現実に・・・と、私は青くなった。
「まず、遅刻してくるなんて、とんでもないです!」
私はドイツ人のE子さんが普通にいつも遅れてくるので、ドイツではそういう行為も許されると思っていたのに、やっぱり、ダメなのね、と確認できた。
「主催者に尋ねもしないでテーブルの料理を持ち帰るなんて!」
ああっ、現場を見ていなかったけれど、欲しかったら私が包んでやったのに、遅かったか!!
「スカートをバタバタさせて、パンツ(下着の)見えてましたよ!」
確かに、暑い日だった。パンツを見せてまでスカートの下に風を送りたくなる気持ちもわかる。
E子さんのパンツを私は毎年夏に見ているので、慣れっこになってしまっていた。

E子さんの行為に慣らされすぎた結果、それが一般的には無作法であることさえわからなくなってしまった私。
(ただし、自分ではやらないが)
このパーティのおかげで、一般的な感覚を取り戻すことに成功・・・

実際、E子さんの無作法さにはどうしたらいいものか長いこと悩んでいたんだ、私。
これからも親しく付き合うためには、上手にE子さんに忠告してやることが課題だ。









パラグアイ料理

2016年07月16日 | カテゴリー分けするのに飽き

パラグアイで一般家庭の一室に食事付きで数ヶ月住んでいたときの食事。

肉団子。上の皿はサラダ。混ざっていないのはどういうわけだったのか。パンが添えられた。
主食はパン。ナイフとフォーク・スプーンを使って食べる。中南米は欧州の生活スタイルが一般的。
右の皿の白いものは米飯だ。この家庭(パラグアイ人)では米をチーズと一緒に煮ることが多かった。
牛乳と一緒に煮て甘くして食べるよりハードルは低い。黄色いものは玉子焼き。塩味のみ。

右の皿の白いのと茶色いのが混ざったものは代表的なパラグアイ料理らしいが、名前と詳細を忘れた。
その右はサラダ。その上にあるのはまだ帰宅していない人のために皿でふたをしてある。
こういう場合はラップフィルムを使うのが普通と思っていた常識を覆すものだった。以来、私は家庭で保存する食品には極力ラップを使わないようにしている。
もしかして、欧州もそうなのではないかと私は当時からいろいろな想像をしていた。
約10年後、ここを訪れて義母がラップをほとんど使わないのを見て、想像が当たっていたのを喜んだ。
右は鶏一羽をオーブンで焼いたもの。あちらでは肉食が非常に盛んで、またおいしかった。
現在の住まいと同じ大きさのオーブンが普通の家庭には普通に設置されていた。

チーズ入り飯と前日の残りおかずに卵を入れて温めたもの。
上の皿に載っているのはパスタフローラと呼ばれるクッキーのようなケーキ。ああ、なんだか、食べたくなってきた。イタリア人移民が伝えたらしいから、もしかして、ちょいとここから出かければ食べられるのかしら?

バーベキューは南米人も大好き。
真っ黒に見える肉。付け合せは炊いたご飯にマヨネーズを混ぜたものとパン。

南米生活体験は欧州生活への準備段階だった、とも今なら思える。
「パラグアイとドイツは似ています」と夫に言って、彼が気を悪くしたのを思い出す。

追記。
そういえば、この家庭料理を食べていた期間にコレステロール値が上がったようで、健康診断時に医師から警告された覚えがある。
やはり、似ているぞ、この国々・・・!?




欧州のイスラム化

2016年07月15日 | カテゴリー分けするのに飽き


新たに知り合ったアフガニスタン人難民三人と連絡先を交わした。一緒にドイツ語を勉強しよう、という計画だった。
約束した前日にもう一度確認のためにメッセージを送ったところ「大丈夫」との返信。
ところが、その数時間後、「予定があった、ダメだ」と書いてきた。
何度か難民たちとこうした経験があったので、私は即行連絡を断った。
次の日の予定をきちんと把握できない人々と交流するのはとても大変なんだ。彼らも、数年もするとドイツ風の比較的日本人に近い時間の観念になってくるので、期待はできる。しかし、そこに至るまで付き合うのは困難だ。
すでに感覚がこちら風になっている難民ならOK.

さて、数日前、その連絡を断った彼からこんな画像が届いた。
←クリックで拡大。
イスラム教のお祈り時刻表だと思われる。間違えて私に送ってしまったのだろうな。
熱心なイスラム教徒が増えてきているドイツだ。
先日は道端でお祈りをしている頭巾女性を見かけた。
欧州のイスラム化は必須だろうなぁ。一神教同士の争いは数世紀にもわたって繰り広げられているのだから、今更恐れる必要はない!?
なんとなく人事のように書けるのは、母国の事情でないからかもしれない。
住んでいるのはここなのだから、もう少し危機感を持ったほうがいいのかしら、こだわりのある無宗教である私も?




地下室に浸水

2016年07月15日 | カテゴリー分けするのに飽き

朝、地下室に洗濯物を置きに行くと、床が妙な風に汚れていた。

なんだろう。これは一大事と感じ、すぐに朝食を摂っている義両親に伝えた。

「ああ、水があふれてきたのだろう」と、義父は食事を中断して見に行った。
雨音に全然気がつかなかった。一晩中激しい雨が降っていたのだそう。
雨水は、地下室の外側の入り口から入ってきたらしい。入り口手前に排水溝があるのだけれど、どういうわけか処理しきれなかった様子。
この洗濯室に置かれている道具類はすべて数センチから数十センチの台に置かれているので、水に濡れることは無かった。浸水を予想してそのように設置しているのだろうな。
私がここに住んでから、水が屋内に入るようなことが無かったので、ちょいとショックだった。

同時に、家屋の手入れに対する恐怖感が更に増大。
集合住宅は楽だろうなぁ・・・ますます憧れちゃう。

地下室を備えた一般住宅が売り出されているのを帰省時に見た。
降水量は激しくドイツより多い関東周辺だ。きっと、地下室浸水対策はしっかりなされているのだろうな。
カビはどうしても生えちゃうかも。湿度の違いは冬でも歴然としているもの。














排出待ちきれず

2016年07月15日 | カテゴリー分けするのに飽き
長い間、この草の塊がどのように作られるか知りたかった。

やっと撮影機会があった。ウチの二階、北側の窓からの光景だ。


なかなか次の動きをしないこのトラクターの撮影を止めたところで・・・


後ろからぽろりと、草塊を排出した!

一緒に見ていた夫が「あ、フンした!」と言った。
私もそう思ったので、笑ってしまった。
つくづく、排出の一瞬を動画で撮影できなくて残念だ。














いよいよ私は食事制限

2016年07月13日 | カテゴリー分けするのに飽き
私の血液検査の結果、コレステロール値が高いとわかった。
医師はパンフレットを渡して、食事に気をつけるように言った。
「日本人の食生活は、コレステロール値を上げるようなものではないはずなのにねぇ」と言ったので、自分の生活環境を説明してやったぞ。
「義両親と同居で、ほぼドイツ食です」と。
「日本人にはドイツの食事はあわないことが良くわかった」と医師。
渡されたパンフレットのお勧め食は、要約すると「砂糖抜きの低脂肪」だ。

義母は「ウチは肉も脂肪もほとんど摂らないのにねぇ」と言った。
うっそー、と叫びたいのを我慢の私。

週末のケーキふたきれ義務を廃止して欲しい。
最近らくらく三切れ食べられるようになったのは、コレステロール急上昇を手伝ったに違いない。

僅かながら義母は私に協力する態度を見せた。
彼女が私に買ってくるヨーグルトは脂肪分3.5パーセントだった。義母は乳糖不耐性なので、乳糖抜きヨーグルトも買ってこなくてはならない。先週は買い置き分の3.5パーセント普通ヨーグルトと低脂肪ヨーグルトの三種類がそれぞれ3個づつ冷蔵庫を埋めていて大変な混雑振りだった。

「これからはりすは1.5パーセントのを食べなさい」ですって。

週末ケーキを月一度にするとか、そういう方向への発想には至らないかな、義母!




住宅が不足

2016年07月13日 | カテゴリー分けするのに飽き
春先に数ヶ月いなかっただけで、続々と新しい集合住宅が建設されていた。

半年ほど前まで、ここは空き地だったのに。

なに!?この丸太。これで支えている?

相変わらず、乱雑さばかり感じる日本人な私。

看板には「これを使います、あれは禁止です」と掲げられている。上半身裸の男性がたくさん働いているのだけれど?もちろん、手袋・ヘルメットなどをしていなかった。あ、休憩だったのか?忙しそうだったけれど。
暑い日が続いているもの。ますます暑くするような道具を積極的に身につけるのは非合理的。

もう、使えないようなゴミに見える物資もたくさんそのあたりに放置されている。

だいぶ前から、ドイツでは住宅を見つけるのが困難なことを聴いていた。
ここ数年で、難民という新たな人口増加があるのだから、さらに住まい探しが難しくなっているのは確実だ。
さあ、どんどん建てちゃえ!!







もっと食べろよっ

2016年07月12日 | 何カテゴリーにしようかぁ
スーパーに設置されている飲食コーナーでニンゲン観察。

電子辞書でカメラを隠して撮影。
いや、ぜったい、見えているって・・・あはは・・・

パン屋のパンを一個、飲み物だけ。
サラダと飲み物だけ。
そんな人たちばかりだ。義両親を観察する限り、ここでは日本人平均の1.5倍以上量を食べる傾向がある。
パン一個で大丈夫?
もしかして、節約のために少ししか買わないのかも、とも思われる。
あるいは昼食は少なめにして、家に戻ったらたくさん食べるのかな?
夫は基本、朝食を大量に食べて、昼は食べない生活を学生の頃からしていたらしい。今でも、気をつけないと、夫と出かけるときは、昼食抜きにさせられてしまう。

この後、訪問した家で見せられた箸。

うーん、使いにくそう。
でもね、彼女ら、箸をマスターしたいんですって。いつか、日本に旅行するために!



手洗いはいくらでもOK

2016年07月12日 | カテゴリー分けするのに飽き
何年か前にもブログ記事にした猫だ。
夏場はしばしば散歩しているようで、よく私と出くわす。
 
「よっ!りす!遊ぼうよ!」
「お前のズボン、汚してやるぅ~」
とご機嫌よくスリスリし始めた。

かがんで撫でようとしたら、もう、膝にまとわり付いて離れなかった。
おーい、洗濯したてのズボンが肉球スタンプだらけだぞー!

家に戻って、この惨状を義母に伝えると「すぐに洗っちゃいなさい」と彼女は言った。
普段、洗濯をなるべくしないことに厳しい彼女がこう言ったのだ。
いいチャンスだ。
手洗いに関しては、なぜか義母は寛容だ。
洗濯機を使うのは避けたい様子。
では、これからは手洗いに勤しむことにしよう。猫と遊ぶのを躊躇しなくていい、これからの人生だ、嬉しいな。





障子

2016年07月11日 | カテゴリー分けするのに飽き
ここでも畳や障子の需要があるようで、ときどきこんな品を見る。

障子のような屏風だ。破けているのを観察すると、ちゃんと紙でできているのがわかる。
実際に使用しているのを見たことがあるのは、医院だった。
衣類着脱スペースにこれを使っていたんだ。こちらに来て一年位のときに目撃したので、かなり感動した覚えがある。

写真のこの品はもらったものらしい。
縫い物コースでこれをもっと魅力的に飾るという課題になった。
このコース、退職後のドイツ人夫人ばかりがメンバーになってきているので、彼女らの感性に期待したい。

何気に日本アマゾンで検索したら、日本でも販売されていることを知った。
うーん、その国特有の面白い物資を探すのはなかなか難しくなっているこの頃。
あ、義母が呼んでいる!終わりにして行かなくっちゃ!

ラズベリー上できの今年

2016年07月10日 | カテゴリー分けするのに飽き

今年初めてのラズベリーの収穫。
摘んだ後、こうして新聞紙の上に数十分広げておく。
すると、付いていた虫が這い出てくるんだ。
「今年は虫の付着も少なくて、上できだわ」と義母は言った。

あとで、更にこの一粒づつを観察して虫を除去する作業がある。

初めての収穫は、たいていケーキになる。今日は私が外出するので、義母はケーキにするのを諦めていた。
その他は冷凍保存して、数ヵ月後に再びケーキになったり、ジャムやジュースの原料になる。

アリ駆除

2016年07月09日 | カテゴリー分けするのに飽き
ベランダにアリの巣穴を見つけた。
家の中にアリを見つけると神経質にその出所を探す義母だ。これは報告しなければならないと勇んだ私。
案の定、義母は他の仕事の手を止め、早速ベランダに向かった。
ちょうど、アリがその穴に入るとこをを目にして彼女はめらめらと燃えた。
「殺虫剤を取ってきます」

白いツブツブがその薬。
義母は撒きながら、その効能を語っていた。
アリがそれに触れてしばらくすると死んでしまうのだそう。薬剤の付着したアリが巣穴で他のアリと接触しても効果があるのだとか。

聴いているうちに恐ろしくなった。けっこう、このベランダに私は出るのだけれど。
注意しないと、履物にくっつけて屋内に入れちゃうぞ。
ヒトに全く害が無いとは全然思えない。

このバラから伝って上に上がってきて来ているのだそう。
んじゃ、バラ、切り倒したら??
と、思ってしまった。
余計な薬剤を使うより、健康的だと思う。毎年見事な花を咲かせているので、無理だろうなぁ。

銀行で鍛える

2016年07月09日 | カテゴリー分けするのに飽き
先週、バスの中で銀行のロゴが印刷されている布バッグを見て欲しくなった。
それを持っているおばさんに尋ねたところ、窓口で配布していると聞いた。
何度かその銀行のそばを通ったが、閉店していることばかりでなかなかチャンスが無かった。
また、タダで物を請求するそのあつかましさがまだ私には備わっていないので、開いていても勇気が出なかった。
さて、先日。
銀行は開いていた。あとはあつかましさだけだ。おばさん特有のそれをそろそろ身につけなければならない!
そう自分を鼓舞させて、銀行に入った。
何か用がある、という私の態度をすぐに見つけた職員が私に声をかけた。
「布バッグが欲しいです」
「私はこれから休憩なので、他の誰かに頼んでください」
だったら、お前が私に声をかけるなよ、と日本人だったら誰しも思うだろう!
カウンターでその品を頼んだ。
「まだあるか分かりませんが・・・あ、ありましたね」
と、出してきたのはこれ。

あれー?タブレット位の大きさのビニールケース。ファスナーつき。
ちょいと違うが、ま、いいか。おばさん根性ここで成長ストップ。
「こちらでお取引はありますか?」との質問に、堂々キャッシュカードを見せてやったさ!

後でよくみると、なんだかもう中古品。
「もうありません」
とつき返されるより、なんでもそこにあるものを客に渡したほうがいい、と判断したのか?
そうだとしたら、ドイツのサービスに対する態度も向上しつつある・・・
ま、次回はちゃんと持ち手のついた布バッグをもらえるようにしよう。