怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

帰省は命がけ

2016年07月08日 | カテゴリー分けするのに飽き
先日断食が終わって、ここ数日はイスラム教のお祝いが続いているらしい。
道行く頭巾の女性たちはすっきりとした表情に見える。
いつもの集まりにアフガニスタン人女性はお菓子を持ってきた。

市販のお祝い用のものだそう。左の皿のものは甘さが抑え気味でまるで日本人向けと思った。

アフガニスタンでは40ユーロ(5000円くらい)するという服。
お母さんが送ってくれたそうな。このお祝いの日に着るためにだろうな。

荒っぽい縫製の服だけれど、華やかさに満ちている。
私が着たら、全然映えないだろうな。

もう一人のアフガニスタン人は今月下旬から9年ぶりに実家に帰省するのだそう。
その里帰りは文字通り、命がけ。
先日も、彼女の実家の近くでバスが爆破され、親族が怪我をしたのだとか。
無事に戻ってきてね。


幼児の観察

2016年07月08日 | カテゴリー分けするのに飽き
幼稚園や小学校では同じクラスに年齢の違う子供が入り混じっているのだろうか。
身体の大きさがかなり違うので、私はそう予想している。
 
日本に戻って、幼稚園の子供たちの集団の姿を見てびっくりした。
制服で揃っているのはもちろん、体格までまるで同じくらいできれいに揃っているように感じたのだ。
考えてみると、成人用の服や靴もこちらの方がサイズが豊富に揃っている印象がある。
欧州人は幼児の頃から体格のばらつきが大きいのだろうか?
そんな統計があるかな?

ドイツ人が日本人の体型を表現するのに「華奢」という言葉を使うのを何度か聞いた。
先日は「日本人の70パーセントは華奢ね」と言われた。
70パーセントはほとんど同じサイズ、と理解しても遠くないだろうと予想。
いや、実際、服を買うときはサイズを結構選ぶしね。
妄想かな。



欲しい服

2016年07月07日 | カテゴリー分けするのに飽き
だるさ続行中だけれど、前から約束していた集まりに出席するのは義務だと感じて参加した。
 
だんだん眠くなって大変だった。
知人も来ていた。きっとしつこい勧誘にお付き合いで参加したのだろうな。
すてきなワンピースを着ていたので撮影させてもらった。

お嬢さんがミュンヘンで買ってきてくれたそうな。

一目で高級そうな生地とわかる。娘さん、よく稼いでいるのだろうか。
稼げるように子供を育て上げた彼女を褒め称えなければならない。
子育ても稼ぐこともできない私は自己評価低くなりがちだ。

こちらも出席者の一人。服はH&Mとかそのレベルの中級品だが、体格や姿勢の良さで大変美しく見える。

脚がちょいと残念かな、とも思えるけれど、許しちゃおう。




ちょいとだるくて・・・

2016年07月06日 | カテゴリー分けするのに飽き

ドイツ人の知人宅。仏像はかなり普通に売られている。

その帰り道。誰もいない公園。
こうした子供のための公園はあまり流行らないのか?時間帯が悪かったのか。
私が一人で遊んだぞ。結構おもしろい。

ぐるぐる回るのはだめだな。吐きそうになる。

ドイツ語はドイツ人に

2016年07月06日 | カテゴリー分けするのに飽き

カフェにて、ドイツ人K子さんが日本人N子さんにドイツ語教えているところ。
 
N子さんは私に教わるつもりだったのだけれど、私は急遽K子さんを呼び出してその役目を代行させた。
N子さんはここの大学に通っている。授業は英語なのでドイツ語力は必要ない。だが、ドイツ語の授業はある。
ただいま初歩の終わり過程だ。日本に戻ったらドイツ語検定受験予定。
 
私は二人のために巻き寿司を作って持ってきた。どこか日陰のある公園ででも食べようと思っていたのに、K子さんは「カフェで食べましょう」と提案した。N子さんと私は何も言わずに同意したけれど「そんなのいいのかい?」と思っていた。
本当に、誰も何も気にせず、私たちは寿司と、注文したコーヒーを口にしながら会話を楽しんだ。
実際のところ、あまり勧められる行動ではないのは確かだろう。
でも、異質な行動にすぐさま反応する環境と比較すると、ここの緩さは精神衛生にとても良い。
「もうすぐ現実に戻らなくっちゃ」
と帰国に期待と緊張をしているN子さん。
この自由な雰囲気を味わいに、またいらっしゃい。



虫害にも慣れる

2016年07月05日 | カテゴリー分けするのに飽き
義父が一人で台所で作業をしていた。
 
さくらんぼのウジムシ除去作業だ。これについては過去に何度も書いているのでもう、飽きちゃった。
過去記事の一つはこちら。 無農薬=うじ虫入り 2009年7月5日に書いたものだ。ああ、結構長くここに住んでいるものだなぁ~
この虫取り作業は爪の中までさくらんぼの赤い色で染まるので、義母と私は避けているんだ。

今年も豊作、さくらんぼ。
樹木からもいでそのまま食べる旨さ。かなりの確率で虫が入っているけれど、生で食べるときは全然気にならない。
冷凍保存やジャムなどにしたとき、白くてくねくねしたものが出てくると、やはり気持ち悪いかもしれないぞ。
お義父さん、ごくろうさま。

わたしの小松菜を義母はひどくジャマに感じたらしく、一気に収穫。全部スープにした。
これまた、虫害で穴だらけ。
虫食い食材ばかりの田舎生活。

店は汚くて大丈夫

2016年07月05日 | カテゴリー分けするのに飽き

夫の服はとても古いものばかりだ。
外出時などはそばにいてちょっと困ったな、と感じることさえある。
本人は全然気にしていないのかと思ったら、気にしていたようだ。新しいジーンズを買いに一緒に出かけた。
タックがついているだぶだぶした綿のパンツ、一体いつのだろう。腿のところが洗濯しても落ちない汚れで侘しさを醸しだしていた。
「新しいの買ったら、そのズボン、捨てようね」と言う私に
「ダメです」と答えたものだから驚いた。
さすが、義母の子!
さて、中級品の並ぶ衣類店でセール品を物色して試着。

誰もいなかった。

これはいい撮影機会だと思い、店内の汚れを撮った。

衣類はホコリを出すから頻繁な清掃が必要なのだろう。決して従業員の怠惰のせいではない、とか思ってみるのだけれど。
日本の中級衣類店でこんな光景を見たことはない。

誰もいなかったのに、だんだん客が試着を始めた。
彼らのほとんどがドイツ語以外の言語を話していた。そうか、外国人が汚すのか、とか思うのは偏見が過ぎる!
これらのホコリや落ちているゴミはどうにもこうにも店の管理の悪さのせいだろう。
・・・というか、みんな全然気にならないのだろうな。売る人も買う人たちも。のんびりとした欧州の生活だ。

何店かまわって試着を繰り返し、やっと決まった。

今風の細身パンツだ。月末のバーベキューパーティにはこれのどちらかを着ていく予定。


嬉しいしょうゆ

2016年07月05日 | カテゴリー分けするのに飽き

友人が知人にもらったという醤油。
その日本人男性は欧州キッコーマンに勤務しているそうな。そういう人物からもらった、ということでなんだかとっても価値があるような気がして喜んでいる私。
キッコーマン醤油は普通にここのスーパーで売られているので、全然珍しいものではない。

ただ、これはグルテンフリーなので、少々特別な様子。

ちゃんとハラルマークが付いている。
欧州に多いイスラム教徒を意識しての配慮だろう。醤油にはアルコールが添加されていることも多いし。

手持ちの醤油が残っているので、まだこの品の味を確かめていない。
帰省すると、あきらかに日本の醤油とここの醤油のレベルの違いを認識する。欧州キッコーマン醤油には期待をしているぞ。
ただ、高すぎるキッコーマンなので、買うことができない私さ!


リスのカリカリ

2016年07月04日 | カテゴリー分けするのに飽き
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スーパーで見つけたこのシリアル。もちろん、パッケージに魅せられて買ってしまった。

裏面には切り取るとはがき大のカードになるおまけ付き。
日本で育った日本人にはあまり可愛いとも思えないリスかな、うほほ。

中身を見てびっくり。まるで、猫のカリカリじゃあないか!
これで(どういうわけか)いっぺんに機嫌を良くした私だ。

このまま食べていると、なんだかリスになった気分になるのだもの。
ちなみに、値段は750グラム入りで約250円だ。日本ではコストコで売られそうな印象の大きさだ。
食品が東京近辺より安いのがここの生活の救われる部分かな。

義母は「温めた牛乳や、コーヒーに入れて食べるとおいしい」と言った。
うーん。私としては、冷たい牛乳なんだけれどな。
だから私にはシリアルは夏場だけの食べ物なんだ。




ピクニックの季節

2016年07月04日 | カテゴリー分けするのに飽き
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日曜日の午後、いつもの仲間が集まっておしゃべりを楽しんだ。
街が主催した催し物の大きなピクニックシート。

不要布を縫い合わせたらしい。なかなかいい企画だと思った。

お茶やケーキなどを持ち寄って、おしゃべりを楽しむんだ。いつもの仲間、だけれど来たのは定年退職した年代の人ばかりだったので、ほんのちょっとだけ退屈だったのも正直な感想。

余った食べ物は持ってきた人が持ち帰る。
集まった場所が外だったら理解できるけれど、訪問先に持っていった食べ物が余ったときも、持ってきた人が持ち帰る習慣がある。
初めのうちはなんとなくせこい印象だったけれど、やはり、慣れなんだよな。
物事を正しいとか間違っているとか簡単に判断しちゃあいけない外国生活。





パスタしか食べない夫

2016年07月03日 | カテゴリー分けするのに飽き
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本日の昼食。

ウチは鍋がそのまま食卓に上がる。すべての料理を大皿などに移して食卓に置く家庭はあるのだろうか。
その労力は並大抵ではない。褒めちゃおう。

野菜の煮物。仕上げは生クリーム。来た頃は驚いたものだ。

鶏肉ときのこの煮物。

サラダ。きゅうりばかり。

じゃがいも。義両親の主食。

パスタ。夫の主食。夫はいつもパスタしか食べない。
米は嫌い、じゃがいもは太るから、らしい。私にはもっと太れというくせに、ガリガリの自分は太りたくないなんて・・・

夫の皿。

私の皿。1合の白米に大さじ1杯くらいの黒米を混ぜて炊いたもの。おいしい。






見せブラ

2016年07月03日 | カテゴリー分けするのに飽き
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夏には普通に見られる見せブラ光景。
 ←クリックで拡大
でも、大抵、そのブラは見せるための品ではないような印象なんだ。

彼女のこれだって、フツーの品をそのまま見せているような。
いや、はみ出ちゃっていることさえ、気付かないで着けているような気もする。

南米で語学学校行っていたときの記憶だ。
5,6名のクラスで、二人を除くほか全員が日本人。
一人はドイツ人女性だった。
そのときも、彼女のブラは見せブラ状態だった。普通のブラの。
日本人男性は、がっかりしたように言った。
「ドイツ人って、あんな風なのだろうか」
つまり、普通のブラがはみ出ているのを全然気にせずにいられる感覚を嘆いていたんだ。
私は、その頃から「たぶん、欧州人はそんなこと全然気にしないテキトーな人種なのだろう」と気付いていたものだ。
だから、ここに住むことになっても、そんなに特別に感じない見せブラのはずなのだが、どういうわけかやはり、気になってしまう。
うん、修行が足りない。
テキト-人生万歳、を忘れないようにしなくては。







白鳥の恐喝

2016年07月02日 | カテゴリー分けするのに飽き
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午前中に在外選挙を済ませた後、少々街中をぶらつき・・・
 
同行した在独日本人仲間E子さんと協議の結果、南に位置する湖を散策することにした。

駅の目の前に広がる湖に感動。
 
さすがヨーロッパ、視覚的に美しくまとめる能力は東洋人より優れている。

泳いでいる人をうらやましく目にしながら、私たちは脚だけ水に浸していた。

小魚を指差して「これ、佃煮にしたら旨そうだね」などとロマンチックでない話をした。
観光客の食べ物目当てに寄ってくる鳥たち。
 
白鳥は、遠くから見る限りでは優雅で美しいものだ。2000年に欧州を訪れたとき、初めて間近に白鳥を見て感動したのだけれど、同時に恐ろしい動物であることも知った。
前知識が有るにもかかわらず、また、少々感動してしまった。が!!

写真写りはおとなしくて優美そう。でも、現場では少々パニックだった。
こいつ、犬のように唸っていたのだものっ
「おい!メシっ。何も持っていないのかよ!」と言っているようだった。
隣に座っていた女性たちも後ずさりしていたので、私だけの感覚ではない。

おののいている後ろで、通りがかった子供が「そいつ、噛むんだよ!噛むんだよ!」と叫んでいた。
大きくて頑丈そうなくちばしだ。
あれで、突かれただけでもかなり痛いだろう。
ウィキペディアに「翼で殴って昏倒させた人間の頭を上から水中に抑え付けて殺害してしまった例」があると出ていた。
本当に恐ろしいトリだぞっ。
白鳥と言えば「白鳥の湖」。あの魅力的な曲を作ったあの人はこの鳥の凶暴性を知らなかったのだろうか。
そういえば「白鳥」と名付けられている城もドイツにあるじゃあないか!遠めに見たその鳥の印象だけで名付けられているのだろうな。

さて、家に戻って、義母にこの経験を話した。
義母は昔の思い出話をしてくれた。
義母の義母はニワトリを飼っていた。そのうちの一羽は人を攻撃する癖があって困っていたのだそう。
ある日、また飛び掛って太ももを蹴られたので、そのニワトリの脚を持ってブンブンと振り回したのだそう。
その後、ニワトリは義母の義母に近づくことをしなくなったのだとか。

では、それを応用して湖の白鳥にやってみたらよろしい、と思った。
このコブハクチョウはかなりでかい。重そうだ。大きい欧州人男性なら振り回せるだろうか。
そんなことを公衆の面前でしようものなら、すぐさま通報され、動物虐待の罪に問われることだろう。
観光客たちは、おとなしく、白鳥の恐喝に従うのみ、である。



在外選挙のススメ

2016年07月02日 | 日本
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日本人仲間と第24回参議院選挙に行ってきた。
2008年こちらに移住当初、在留届を提出しようとミュンヘン領事館を探したのだけれど、見つけることができずに断念した記憶がある。
日本とドイツの街の構造、建物や看板の違いで、慣れないと探し当てることが難しいと思ったものだ。
私の後に続く人が少しでも減るよう(同行したE子さんの許可を取って)領事館入り口を撮影公開。

スマートフォンを持つのが普通の現在だ。地図さえ必要ないかも?

選挙期間中はちゃんとこんな案内表示もあった。
「何度も繰り返し使っているみたいね」
と、E子さんが感心していた。

在外選挙制度ができて、すでに20年くらいになるだろうか?
始まって数年間、マレーシアの日本大使館に勤務していた友人は「たくさん日本人が住んでいるのにほとんど来ないのよね」と嘆いていたのを思い出す。
現在はどうなのだろうか。
私は欠かさず投票している。
外国に住む日本人が、諸外国からの人々より在住・永住許可が早くおりること、日本の運転免許証の翻訳を提出するだけで現地の免許を取得できる、など(ドイツでの経験だが)は日本の国力が影響していることをはっきりと認識するものだ。
ドイツ人に「日本車は素晴らしい」と褒められたりするのも、国の経済力にかかっているのだろう。
日本が没落しないよう、外国から注意深く見守る行動の一つとして、選挙機会を逃さないようにしている。



日本でイスラム頭巾販売

2016年07月01日 | カテゴリー分けするのに飽き
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半年ほど前に撮影した私のイスラム風頭巾姿を公開しようと、昨夜写真を用意しておいた。
次の朝、何気に開いたユニクロ日本サイトのセールを見てびっくり。
イスラム風頭巾を販売している!


グローバル化の影響なのか。日本を観光するイスラム教徒が多いせいなのか。日本にイスラム教を布教したいのか。
いや、頭巾という新たな流行で消費をあおるの狙い?
確かに、冬場の頭巾はとても暖かい。

右の女性にやってもらった左が私。
イスラム頭巾はいろいろなやり方があるようで、その地域の流行、個人の好みでそれぞれ違う。
私のこの姿は、首から下が貧弱なところを強調してしまうので、似合わないと思う。
かなり暖かいので、具合が良く感じた!
夏場は頭皮を守ったり日焼けを避けるのにいいと思う。
イスラム教徒だけに頭巾をさせるのはもったいない、ということで、異教徒にも頭巾を普及させることに、全然否定しない。