怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

すでに昔々の戦没者のための新しい慰霊碑

2018年10月21日 | 歴史
ときどき通る道に何やら新しい物体が現れた。

ひどく錆びているような印象だけれど、古くはない。
何だろう、って刻まれた文章の一番上だけを読んだ。(全部読む気がない・・・って・・・)
戦没者追悼碑だった。もちろん、ドイツ国内で一番新しい戦争は日本と同じなので、すでに70年以上前のできごとだ。
これが建てられている周辺に空爆があったようで、大勢の人々が亡くなった事に対する慰霊だ。
最後に「これがこの街の最後の戦争でありますように」ってあるのが複雑な心境にさせる。
まあ、この場合、世界各国の平和というよりここのこの地だけを考えてそう表現したのだから理解してあげなくてはならないかな。
何年か前だったか、この街で生まれ育った若者がアフガニスタンに派遣され死亡し、その葬儀か何かで首相がやってきた、という記憶がある。

さて、日本人の私。
この碑の隅々を観察。

やっぱ、テキトーな造りだよな。コンクリートの土台がまっすぐでなかったのか、碑が曲がって作られたのか?

ところどころに鉄板を入れているのは隙間ができてしまい、強度を保てないのでとりあえずそうしました、って素人はあきれてしまうのだけれど、合っているかな?
見た目に全然美しくない。日本の物だったら、もっと上手にやるだろうなぁ、としげしげ眺めて撮影した。




コメントを投稿