怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

アジア地域より娯楽の少ないここは何でもイベントになりうる。

2018年10月22日 | 歴史
地元バス会社の名称変更、鉄道網との連携などの事業拡大で市長の挨拶を交えた式典が街中の広場で開かれていた。

日本でも全くないわけではないだろうが、ここでは「そんなことぐらいで」と思うようなテーマに華々しく人々が集まったりする。
4,5年前、近所の中国人音楽家夫婦が自分の生徒たちの発表会を開いたときに私が手伝いに行った。
彼らは私に「ここって、娯楽が少ないから発表会も一族郎党でやってくるんだ」と私に解説したのが印象的だった。

街中を行く通りがかりの人々も立ち止まってしばらく式典を眺めていた。さすがに一族郎党でやってくる、なんて催し物ではなく、関係者とたまたま通りがかった人々によって盛り上がりを演じていた。

私は何か飲料とか小物とかの品を配らないのかな、ってしばらくその場で佇んでいた。
このバス会社はときどき無料布袋を配るんだ。
だが、何もなかった・・・
私も次の約束があるので、途中で切り上げてその場を去った。
もしかしたら、私がいなくなってから何か配られたかな、ってしばらく思考をぐるぐるめぐらせていたせこい私。


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