怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ちょいと意地悪な考えを抱いてしまった日本の物資

2018年10月20日 | ドイツ在住難民・移民
頂き物の小説。

14から16ページの長さの短編小説集で、最後の一ページは一行しかない。
その一行がそれまでのストーリーを覆す驚きの終わり方なんだ。
さすが人気作家。人々を文章で魅了するって、素晴らしいよな。
小学校2年のとき、作家を目指した私。成長するにしたがって自分の作文のへたくそさに気づいてしまった。
人気作家たちは自分の文章がへたくそ、なんて子供の頃から思わなかっただろうなぁ。自己主張が強くなければやっていけない仕事とも予想できる。

この本の内容の詳細には「実際はこんなことありえない」「今の女性が『わ』を文末につけて話すなんてちょいと変」などと考えてしまうのだけれど、所詮フィクションの世界だ。読者が重箱の隅を突くのはよろしくない。終わりのあっと言わせるところに楽しみを感じるのがこの本の楽しみ方。

本の添えられていた小さな贈り物。

ベーコン柄付箋だ。
ドイツ在住者の贈り物に結構いいかもしれない。
相性の悪いイスラム教徒の背中にちょいと貼り付けてやりたい・・・もちろん、仲良しムスリムにはそんなことはしない。
アフガニスタン人Sさんなど、熊のぬいぐるみを「これは豚でしょう?」と私に尋ねるくらいだから、ベーコン付箋などいったい何なのだか、さっぱりわからないだろう。
意味がわからないということは、この付箋は彼らにとって全く不浄ではないわけで、しかもこれはただの紙なのだから、本当に不浄ではない。
だから、これでイスラム教徒を苛めることはできないな。
まったく、本格的な多民族国家にいると、思考がこんな風になっていくものだ。






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