怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ナイフ

2008年08月16日 | 食べ物
義母のナイフを紹介。
他の家庭のことはまだ知らないのだが、この家はこぉんなちっちゃい包丁を使っている。
まな板も、包丁サイズに合わせ、ちっちゃい。



左から、皮むき用、果物用、右2本はいろいろ・・・
右から2本目など、なんだかまっすぐではない。
ここでは食材を手に持って、切り分けたりするので(最初は怖かった)、必ずしも包丁がまっすぐである必要がないようだ。
日本で、切った野菜が皮でつながっていたりすると「料理下手」の烙印が押されるが、義母はお構い無しのようで、わたしにそれを言ったことない。




これらのナイフを研ぐには、下の写真の砥石(と、呼んでいいのだろうか?)を使う。
その、研ぐ様子、なんともいえず独特で、私など、すぐに真似できそうもない。



これは食卓用のナイフ。
驚くことに、これらのナイフも、研いでしまうのだ。
りんごをむいたり切ったりすることができる。
食文化の違いを見せ付けられてしまう。
東洋の料理は、すべて調理が終わって、食卓に並ぶのだが、こちらでは調理半ばで終了するらしい。
口に入るよう切り分けるのは、食べる人の作業になる、というわけ。
大昔は、肉塊を手づかみで引き裂いて食べたのだろうか?
ナイフを食卓で使うことによって、効率的に食べることができるようになったのでは・・・

西洋料理のマナーの本に「ナイフを口に持っていく食べ方はいけない」と、昔読んだことがある。
当然だ、口を怪我する可能性があるから!




さて、これは昨日のケーキ。
自家製プラム~(と、思う・・・義母は早口で言うので今のところはっきりしない)
街中のパン屋でも、このケーキが並ぶ。果実の収穫にあわせて、ケーキの種類が変わるのがドイツ、みたい。



昨日、8月15日は祝日で、バイエルン州はお休み。
お?ここでも終戦記念日?と思いきや、カレンダーを見るとなにやら宗教的な関係らしい。

街中で、ときどき第二次世界大戦の犠牲者を悼む碑を見つけることができる。
あの戦争については、例の独裁者が有名で、私などこの国でも犠牲者があったことが発想になかったものだ。
平和なドイツなので、わたしはこうして大手を振って(いやそんなに振ってないけど・・・)住んでいられるわけ。
ありがたく思わなくては・・・
いや、日本のほうが便利な生活で、いいのだけどぉ~










4 コメント

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8月15日は・・・ (ひろふみ)
2008-08-24 14:50:30
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E6%AF%8D%E3%81%AE%E8%A2%AB%E6%98%87%E5%A4%A9
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ひろふみさま、 (どいつりす)
2008-08-24 17:45:40
そうそう、カレンダーをみると、
「Mariä Himmelfahrt」とあります。
りす訳で、マリア、天国行きぃ~です。
ここでもそれにちなんだ行事をやっているのかどうかわかりません~
教会内だけかも。
うちはいつものとおり過ごしていました。
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ドイツの祝日 (ひろふみ)
2008-08-24 22:38:09
州によって違うみたいですね。
しかも宗教関係の祝日が多い気が・・・
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ひろふみさま、 (どいつりす)
2008-08-24 22:52:53
ほとんどが宗教関連の祝祭日です。
ドイツは意外に宗教を大事にしています。
信仰などこれっぽっちもない夫も教会税(月額40ユーロ)を払っています。
まあ、勝手にやってください、としか言いようがないのですが・・・


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