怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

だんだん壊れていく義母?

2017年10月19日 | カテゴリー分けするのに飽き
忙しいときのために用意してある冷凍ピザ。
義母は4枚入りを全部出してきて「今日は三人でこれを全部食べるのよ」と意気込んでいた。
それは無理なんじゃあないのぉ、と思うのだが、私が反対したところで全然聞き入れないのは当然だから口に出さなかった。
一人一枚、300グラム。日本人成人女子がこれを一気に全部食べられるか疑問だ。胃が相当大きくなった私にも難しいときがある。
夫がいない平日昼だ。四枚目は三人で分けて食べる、という計画らしい。
地下室の冷凍庫は夏の庭の収穫物で一杯なんだ。少し手もスペースを作るためにまず、永らく保存されていたこのピザを始末したいらしい。
4枚目は、それだけだったら平べったいから冷凍庫のすみ、あるいは上部に保存できそうなものだが。
まあ、とにかく、私がとやかく言ったところで何も聞き入れないだろうから黙っていた。それしかない。

義父は「残したら夜に食べる」と主張していた。
義母はすかさず反論。「冷えたら不味い」と。
冷たいピザもできたてと違った旨さがあるのだけどなぁ・・・と、反論してみたい。私が来てから手に入れた電子レンジで温める、って手もあるのに、とにかく一気にピザをみんなの胃に収めさせたくて仕方がない義母。
無理だって!

案の定、4枚目はまったく手が付けられず残された。手前の残りは私が食べられなかった分。

義母も義父も300グラムのあの一枚を完食した。食糧を無駄にしない恐ろしい胃袋の後期高齢者。

そういえば、いただいたコメントに調理した料理を冷蔵庫で保存しなくていいのか、という内容のものがあった記憶がある。
単純に比較すると、ここの気候は日本の関東以西と比較すると低温低湿だ。
実家では冷蔵庫保存必須だったものが、ここでは常温保存が可能である。冬季などは、食糧小部屋が冷蔵庫並みに低温になることがある。バターなどは保存は冷蔵庫だが使う分は常温で置いてある。
義母のやり方での冷蔵、冷凍保存の方法を私は観察して学んでいる。
在独日本人仲間にいただいた手作り味噌を常温保存しておいたらカビが生えてしまった。手作り味噌は冷蔵必須。これは義母に学べなかった!

嫌な気分で終了した昼食。
だが、その後すぐに気分を変えてくれるものが届いた。
日本の仲間のワカヲさんからの贈り物。ぎゃー、これは面白い!

週末に仲間と小さな集まりをやるので、その時にみんなに見せたら面白がるだろう。
こうした小さいシール、私は大好きだ。

ところで、これらの品々、ワカヲさんが発送してから2ヶ月ほどかかっている。

一度目はあて先が不完全で、彼女の元に戻ってしまったんだ。
その戻った封筒の写真が届いたので公開。うん、ちゃんとドイツまで来たことがわかる。
下の真ん中緑のシールがその証拠だ。
ああ、近くまで一度来たのにねぇ~。
二度も空の旅をしたこのシールたち(文庫本2冊も!)大事に使うことにするっ

ああ、昼のピザが胃を苦しめているぅ~
食べすぎで病気になること必須だなっ