怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ドイツバイエルン家庭料理 その①

2011年01月18日 | ドイツバイエルン家庭料理
ドイツの家庭料理を紹介するために、このカテゴリーを作った。
義母の料理が中心になるので、私のこの記事が典型的なドイツ料理とされてしまうと困るのだが。
どこの国でも、育った環境などで食事の好みが変わってくるものだ。
義母は南ドイツのこの地で生まれ育って、他の地域をほとんど知らない。
その彼女の料理の紹介がほとんどとなる予定なので(たまに他人の食卓が入る予定)その点を注意して読んでもらえるとありがたい。


これはパスタ数種を茹でて、ヨーグルトの一種とあえてオーブンで焼き、ジャムやコンポート、シナモンシュガーを添えて食べるもの。
名前を聞いたが、失念。(もう一度聴けって??、はいはい、なにしろ、怠惰なもので、わたし)



これは小麦粉・卵・ヨーグルトの一種(上と同様の食材)などを混ぜて加熱したもの。確か「ダンプフヌーデルン」と言ったか?(ちゃんと調べろよって?? はいはい、失礼しました、調べてからブログにしようと思うと、軽く数ヶ月過ぎるもので)
右の写真は私の皿である。これにもジャムやコンポートを添えるのだが、私は拒否。
過去の記事を検索したらでてきた。正しくは「クヴァルクノッカル」(Quarknockerl)「苦しい昼食、まだあるぞ」もご覧ください。




これはドイツファンの人たちには(あるいはオーストリアも含むか?)知られていると思われるアプフェルシュトゥルーデルだ。
要するに、英語でアップルパイなのだけど。
この生地を作るのは非常に手間がかかる。何度も作っている現場を見ているが、決して義母はわたしにやらせようとしない。
教えたくないか、教えるのが面倒なのかのどちらかだろう。
ロティチャナイの作り方に似ているものがあると思う。
(最近、わたしはロティチャナイに凝っていてね~。近所のアジア食材店で冷凍物を見つけて狂喜しているところ。あとは、カヤが揃えば!!)

さて、以上、三種の食卓のメニューは「おやつ」ではなく、ちゃんとした昼食のメニューである。
ドイツは伝統的に、昼食が正餐になる。
それぞれの家庭によっても違うが、夕食はパンにハム・チーズを添えただけの加熱をしない料理、をいただくのが一般的な様子だ。

ちゃんとした食事が、菓子の様なメニューである我が家、これはウチだけの現象で無い様子で、
その証拠に入院などして、病院の食事をすると、日本人を初めとするアジア人は泣くのである。
「牛乳で煮たご飯にジャムを添えて食べさせられた」・・・と。

あはは~
義母料理で鍛えられている私は、入院しても泣かないぞ~