林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

暑い 熱い アツイ

2018-07-18 | 高麗便り

暑い暑いと言うから熱い。だけど本当に熱いからアツイ。

   

  ・言うまいと思えど今日の熱さかな
                 .........作者不詳だそうだから、この句は森生作です。

わが棲み処・猫額亭内も熱い。
ネタを拾いに、団地の下を流れる高麗川に行くことにした。
これって、不要不急の外出じゃなく緊急です。

およそ50m歩いただけで後悔した。
日射しは雨傘を突き刺し、道路の熱気は半ズボンの裾から股間に忍び入る。

国道の高麗橋に辿り着いたら、くらくらする。
救急搬送され、病院経由で帰館する恐れがあり、河原には下りずに引き返した。

限界団地は、人も車も蒸発していた。
眩しいゴーストタウンだった。

180718


暑中マラソン

2018-07-17 | 床屋放談

 d-newsから

東京都で一番暑いとされる練馬区は、35度だった。
気象庁の寒暖計は地上からの照り返しを防ぐために、百葉箱の中に設置してあるので、街なかの温度はもっと高い。

同時刻、某TV局のアナ君が皇居前広場で測ったら、案の定、手持ちの寒暖計は40度を示した。
アナ君の目的は、皇居を一周するマラソンランナーから取材するためである。

脳天気の一人は「これから皇居を3周する」と得意げにいう。
バカですね、あいつは。そんなクソ馬力があるなら「被災地へ駆けつけろ」と怒鳴ってやりたい。
その馬鹿に較べ、現場で汗を流すボランティアの方々の行為は尊い。

 全国社会福祉協議会サイトから。

森生は防塵マスクをし、ヘルメットを冠っただけで倒れそうだ。

好きなことを続けていた羽生・羽生君には国民栄誉賞をあげた。それはそれでいい。
だが、ボランティアは違う。

出来ることなら、できるようにして、ボランティアの方々に国民栄誉賞を差し上げてもらいたい。
団体にあげたノーベル賞の例もある。現場のパフォ-マンスで邪魔するヒマがあったら、涼しい官邸で考えろよ。

  水害の直後、東京オリンピックの聖火リレーの発表があった。
  時と場合を考えない、森喜朗河馬組織委員長による再三の愚かな行為である。

  いいオトナが、松明掲げて全国を巡るバカバカしい計画はさておき、リレーは暑いさ中に行う
  暑さ対策に、ン億円使うのか。止めろ止めろ。

  北名古屋お天気センターのサイトを最後まで読んだ。
  最近は、強制通風筒に入れた白金抵抗温度計で温度を測っているそうです。

  180717


団地で一箱古本市

2018-07-16 | 高麗便り

公民館で南陀楼綾繁さんによる「一箱古本市」の講演会があったのは3月始めだった。
何事にも反応が鈍いわが団地にしては珍しく、ショッピングセンターの跡地で一箱古本市が実現している。
それも今回が5回目だから大したものだ。

かたばみが萎れ、藪蚊が鳴りを潜める厳しい暑さの中、見に行った。

6月の前回に較べ、流石に人数はまばらだったが、出店者は2倍の6人。「どっこい書店」などがあり愉快だ。
出店者はどなたもじじぃに付き合ってくれて、久し振りに愉しかった。

本はもう買うまいと固い決心で家を出たけれど、ついつい本に手が出てしまう。
結局、本3冊と山口百恵ちゃんのCDを買い上げてしまった。

  

  本がそれぞれ100円で、CDは何と10円である。合計310円は教養娯楽費ではなく交際費に計上する。
  内容は面白そうでも、目が悪く、根気がなくなったので、多分読まないからね。

  

  余談ですが、東京大学の学生たちがが、わが限界団地の現状分析と提言を、壁新聞にして発表していた。
  ざっと読んだところ、たいへん立派な内容だった。次からは持ち帰れる資料にして頂きたい。自治会長にも読んでほしい。

  また古本市に便乗して、手作りの飾りや農産物の販売も行われており、こっちの方が盛んでした。
  日高都市ガスがガラガラポンをやっていて、抽選券を持たない森生にもやらせてくれ、即席出汁2袋を勝ち取りました

  なお、一箱古本市は毎月第3日曜日に開催されます。
  売り手・買い手として、断捨離じじばばの参加を促したいけれど、暑い盛りの8月・9月は止めた方がいいと思うよ。

   一箱古本市について、過去記事が2本あります。上の検索窓から探して下さいね。
  ふーっ。

   180716


カナカナカナ・・・

2018-07-15 | 高麗便り

明け方、寝床で蜩の初鳴きを聞いた。

  カナ・カナ・カナカナカナ・カナ・カナ

6時、今日も猛烈な暑さになる、と聞く。
この厳しい熱さの中、完全武装で被災地に応援に行く人々がいる。
それに較べて.........。

日が昇り、みんみん蝉の初鳴き。

もう直ぐ、熱い2階にいられなくなる。
さぁ今日はどうするカナ・カナカナカナ........

180715


変な天気・日本文化の粋

2018-07-14 | 重箱の隅

  

  歯医者から帰ってきた10時。開けっ放しにしておいた猫額亭の室内は31度、湿度71%。
  炎熱地獄の外より、家の中の方がほんの少し涼しい。

いつもは我慢して1時頃から使うエアコンを、今日は特別に10時に点けた。
なにしろ国営TVでは「熱中症注意」と画面外に大書している。関東各都市は軒並み35度36度以上だ。

こう熱いと、細かいことにもケチを付けたくなりますな。

国営TV「おはよう日本」の天気予報がヘンなのだ。
高麗の里だって局地なのに、雷予報が全く外れているのはともかく、天気予報の言い方がヘンだ。

  「出かける天気 帰る天気」・「今空天気(いまそらてんき)」

なのである。
毎回「麻原彰晃・本名松本智津夫」と読むヒマがあるなら、「出かける時の天気・帰る時の天気」と言え。
出かける時間は個人個人で違うし、帰る時間も違う、というモンダイは棚上げしてですが。

また、時間を正確に表すためと称し「宵の口」を「夜の始め」に言い換えたけれど、夜は何時から始まるのか。
時間を指定し「何時の天気」と言いたまえ。「いまそらてんき」は「いまの天気」で空は要らない。

もう一つ。
12日、フランスで「ジャポニスム2018」が開幕した。
国営TVのアナ氏は「日本文化のイキをフランスの人々に見てもらう」と原稿を読んだ。
森生は「ん?」と思った。

続けて開幕式の画面。
河野太郎外務大臣は、安倍晋三が読む予定だった式辞を、ハッキリ「日本文化のイキ」と棒読みした。
これは「日本文化の粋」、声を出して読むなら「スイ」なのではあるまいか。
スイとイキでは似ているようで別物である。

おそらく安倍が河野に代わったので、忖度役人が怠けて、フリガナを付けなかったのだろう。
河野が読み違えても、国営TVが忖度し、付き合う必要はない。

   日の丸・夏富士・波涛。意匠・色彩とも日本的で、いいマークです。

  以上、本日は土曜日。定休日ですが、何もすることがないので記事を更新しました。
  イキとスイの違いはご自分で調べてくださいね。

  180714


さらば しゃもじぃ

2018-07-13 | 林住期

しゃもじぃが死んでしまった。
一直線を突っ走った、しゃもじぃらしい最期だった。

50年前、1年半同じ職場だったが、その後別々の道に進み、全く没交渉だった。
10年前、巾着田の彼岸花見物に来たしゃもじぃに偶然会い、猫額亭に押しかけて来た。
以後5~6年だったか、隣の町から山を越え、猫額亭へ頻繁にやってきた。

しかし、泥靴で玄関に入る、葉書の送り主を誰何する、等々迷惑が多くなった。
森生が反発し、次第に足が遠のいていた。

今年の元旦に逢った時は、年下の森生より元気だった。

4月始めに音楽会の招待券をくれた時、身体中が痛いとこぼしていた。
5月始めに、数年前、腰の手術をした整形外科病院に検査入院した。
そして直ちに癌専門の大学病院に転院。

そこで胃癌が骨に転移していると診断され、酷く落ち込んだ声で電話を寄越した。
見舞に行こうとしていたら、緩和病棟に転院。

3週間前、森生は大学病院の眼科で1回目の精密検査をした。
いい機会なので、急坂を上り下りして、緩和病院へ見舞に行った。
その時は、検査直後の視界不良でよろよろしている森生よりも元気だった。
そして、さばさばとしている様子だった。

3週間後、再び眼科で造影剤検査を済ませ、緩和病棟に行ったら既にいなかった。
受付は詳しい状況を話してくれなかった。
余命半年と診断されていたので、一旦退院し身辺整理をするのかと思った。

翌日、念のため自宅に電話したら、初めて夫人が出て、通夜と葬式の準備中という。
急に意識が混濁し、3日前に亡くなったそうだ。

しゃもじぃの自宅は隣の町の丘の団地にある。
森生は、夜間の外出を控えている。葬式の時間は2本目の抜歯予定がある。
結局両方とも失礼した。

  哀悼は形式ではない、心でするものだ。

しゃもじぃは親友だったのだろうか。
ここ数年は互いに距離をおいていたけれど、時々ズケズケ言い合える仲だった。

世間に無関心なじぃさんが多い。
しかししゃもじぃは倒れるまで、地域活動や福祉活動に参加していた。
そちら方面を敬遠している森生にとって、貴重な存在だった。

やはりしゃもじぃは親友だったのである。

  さらばしゃもじぃ、また逢う日まで。

  180713


涼しい別荘

2018-07-12 | うわごと

  

  お年寄りは暑さに気付かない、と若いアナウンサーは言う。
  とんでもない誤解だ。森生じぃさんは毎日毎晩続く蒸し暑さに、もぅウンザリしている。

贔屓にしている清水ミチコさんは、森と湖の国・フィンランドへ出かける
愛読している「あれれこれれ」の筆者B-gさんは、息子さんたちの車で、たびたび軽井沢の別荘へ行く

森生も涼しい別荘に出かけたいけれど、別荘が無い。甲斐性が無かったからねぇ.......。
でも空想なら、今からでもで買えるぞ。

例えば長野県小諸にある、島崎藤村の恩師の山荘が好きだ▼(写真は比企の丘人さんのブログから拝借)

そして、長野県軽井沢にある建築家・吉村順三の別荘も欲しい▼

     

   ああ、別荘(掃除洗濯賄い付)が欲しいなぁ。
  例えば、こんな風呂がある▼(箱根塔ノ沢温泉福住楼大丸風呂)

  

  180712


顏も見たくない

2018-07-11 | 先輩のお言葉

朝日新聞の「悩みのるつぼ」に40代の男性の相談が載っていた。

  ある有力政治家に生理的拒否反応があり、彼がTVに写ると瞬時にTVを消し、新聞も読まない。
  問題は、こういう態度のため世間の情報に疎くなり、家族に呆れられている。
  これではいけないという自分もいて、悩んでいます。

回答者はあの奇抜な姿の美輪明宏氏▲

  そういう感情を持つのはあなただけではありません。でもあなたが嫌う政治家には、支持者がいるのも事実です。
  政治や社会、国際問題について「取るに足らない毒人間」のために、知識を深めるのを邪魔されるのは勿体ない。
  
自然界は毒だらけ。人間も同じで、毒人間が支持され権力を持つことは歴史上珍しくはありません。

  でも自分の国に影響を与える人のことは直視するべきです。
  報道をしっかり見聞きし分析をすれば「哀れな人」とさえ思えることもあるでしょう。

  あの政治家がまともで、ある程度の品位を持つている、という前提で考えるから腹が立つ。
  しかし報道をしっかり追えば、彼を突き放して見られるます。

  どんな政治家であれ、支持している国民に責任があることを忘れてはなりません。
  嘘やパフォーマンスを見逃さず、覚えておくためにも、冷静な視線で「毒人間」の生態を観察すべきでしょう。

うーむ、参ったね。これは大大大正論だと思う。
そこで森生もTVを直視した。

私邸から二日ぶりに官邸に出勤し、豪雨災害について、ぺらぺらとしゃべる彼の顏はむくんでいた。
大規模災害をもたらした豪雨の当日夜、彼は取り巻きの議員たちと飲み会を開いていた。

新聞TVに溢れる、見たくも聞きたくもない批判に接する時間が、彼には必要だ。

  森生はツイッターもファイスブックも使っておりません。
  しかし注目している鋭いブログがあります。「遊びをせんとや生まれけむ」です。

【付け足し】 
飲み会に参加した見たくない面々の写真です▼
コメントが沢山ありますのでこちらをご覧ください。

 

180711


だらける

2018-07-10 | 林住期

1週間ぶりの晴天になった。
猛暑復活である。

庭はジャングルになりかけている。

被災地は、暑さの中、頑張っている。冷やした室内でのほほんと過ごしていられようか。
と猛暑をものともせず庭に出た。

のは良かったが、暑い、暑過ぎる。
しかし予報どおり雲が発生し、遠くの方で雷鳴がする。
しめしめ、雷雨が来る、と思ったのに、また晴れてきた。

暑い。暑過ぎる。
1時過ぎ、ふらふらしてきたので作業は切り上げた。

シャワーを浴び、遅い昼飯を済ませ、ぼんやりしてたら、あらま! 夕飯だ。

夕飯を済ませ、ぼんやりしてたら、寝る時間になっていた。

 

などなど、ここまでは昨日のこと。
今、午前10時。居間の温度は29度、湿度77%。じじぃは既にへばっている。
さぁ、今日一日どうしようか。

180710


猛烈な雨のあとに

2018-07-09 | 床屋放談

これまでに経験したことがない猛烈な豪雨が、西日本各地に甚大な被害をもたらした。
最近の気候の激しさは凄まじく、年々、対応が難しくなってきている。

報道に接するたびに、日本人は危険な場所に住んでいるものだ、とつくずく思う。
崖下、急流沿い、扇状地、埋め立て地など、人が定住する適地ではなかった場所だ。

家を失った高齢者の先行きを考えると暗澹たる思いにとらわれる
もしも自分が同じような大きな災害に遇ったら........。

国土の強靭化とは、コンクリの堤防を嵩上げし、新しい排水路を造るだけではあるまい。

損壊した個々の住宅を、元の場所に立て直すのは無理ではないか。

安全な場所に強固な集合住宅を建て、家を失った人々に安価に提供する。
危険な場所にまで拡がり過ぎた町を、小さくまとめる。

今こそ防災と復旧方針の変更が必要ではあるまいか。

早くから、気象庁はよくやった。
消防団も行政も、警察も自衛隊も、大いに頑張っている。

一昨日、水害を伝えるTVを見ている時、千葉県沖を震源とする震度5弱の地震が発生した。
関東地方は今回の豪雨禍は免れたが、大きな災厄が近付いているようで不気味である。

現実から目を逸らし、サッカーに酔い、東京五輪に期待し、株価上昇を喜ぶ日本人である。
古臭い考え方だが、もっと酷い天罰が下りそうな気がしてならない。

亡くなられた方々のご冥福を祈ると共に、被害者の方々にお見舞い申し上げます。

180709


また降ってきた

2018-07-06 | 高麗便り

雨が降り出しそうなので、外出を控えていても雨は降らない。
どうもこの辺りは少雨地帯のようである。大気が不安定で大雨に警戒しろ、なんて嘘のようだ。

どんよりと垂れこめていた雨雲が薄くなって来た。雲の切れ間に真夏が見える。

それでは少し歩いて来るか、とコンビニを目指す。
......と、ポツリポツリと雨が降り始める。まるで雲に見張られているように。

朝、地震速報の時に流れるチャラーンという不気味な警報の後、男の声が団地に鳴り響いた。
猛烈な雨とか土砂災害警戒情報が盛んに放送されるので、聞き耳を立てたが、木魂になり内容が分からない。
市役所に問い合わせると、危機管理課が出て「今のはテスト放送です」だと。およよ。

また雨がしとしと降ってきた。暑さは大分和らいだが、床も机もべとべとである。
梅雨が戻ってきたようだ。

  

   180706


理系老人

2018-07-05 | 拍手

リケロウ(理系老人)を増やそうと呼びかけているリケバァ(理系おばぁさん・83歳)が藤沢市にいる。
名前は若宮正子さん▲ 美人ですね。

朝日新聞「ひと」欄(6月30日朝刊)で紹介しているので、記事を掻いつまんで転記します▼

  ITは若い世代のものという壁を、81歳の時に作ったゲームアプリ「ひな檀」で打ち破った。
  操作し易くし、説明文ではカタカナを避け、結果、1年余りで9万のダウンロード。世界を驚嘆させた。

  世界開発者会議に招かれ、米国アップル社社長から「あなたに刺激を受けている」と褒められた。

  高卒で大手銀行に就職。お茶汲みとコピー取りから出発、関連会社の副部長まで勤め上げた。
  退職後パソコンを習い始め、ネット接続に3月かかったが、現在は自宅で教えている。

  国連本部で「老人の社会参加にこそITが必要」と講演。独居老人の孤独を癒し、安否確認に役立つからだ。
  司会者から「年齢は壁ではなく、良い製品開発の鍵になる」と評価された。

  アプリは英語・中国語に続き韓国語やスペイン語訳も予定している。
  秋には中国でのイベントにも赴く。

    人生は60歳過ぎからが面白い。
    高齢化先進国の日本から「歳をとるのも悪くない」と伝えたい。

さて、ご同輩。あなたは今日、何をしますか?
特におじじたち。自分で自分の周りに壁を築いているおじじが多いようだ。

     若宮正子さんの写真は「健康になるためのブログ」さまからお借りしました。
     このブログ、面白そうです。

     180705


泣く落語家

2018-07-04 | 遠い雲

  

  桂歌丸師匠が亡くなった。

歌丸の訃報を聞き、赤い派手なシャツ姿で号泣する林家こん平師匠を見た。
リハビリのため、永らくご無沙汰している落語家だ。

  森生は50年も前、こん平のラジオ番組に出演したことがある。

  事前に番組裏方の詳細な取材があり、出演直前に、箇条書きした簡単な台本を渡された。
  台本に沿い番組は進行したが、一緒に出演した女子が森生のリクエスト曲を横取りする手違いがあった。
  だが、こん平の巧みな捌きで番組は成功したと思う。

  あの時の体験は、その後の仕事に3回も役に立った。

こん平師匠が泣くのを見て、森生も涙がこぼれた。

  

大喜利の司会者としての歌丸は、ややもすると常識を振り回すので、好きではなかった。
下ネタが多い小遊三や、ボケが売りの木久扇には座布団をあまり上げなかった。

歌丸は横浜で生まれ、横浜で成長した。
森生のふるさと鎌倉は横浜に近く、年齢差1歳なので同じ風景を見、同じような体験をしていたはずだ。
だが成し遂げたものは歌丸師匠の方が遥かに大きい。

歌丸師匠のご冥福を祈ります。

180704


虫の音にぞ

2018-07-03 | 高麗便り

  

あまりの暑さに、虫も息を潜めている。
ふーっ、毎日毎日、暑いなぁ。

・・夏来ぬと目にもギラギラ映りけり 虫の音にぞ命永らふ・・
                                .......猫額亭森生

バテております。きょうは、これにてご勘弁を.......。

180703


お城めぐり

2018-07-02 | 重箱の隅

 高取城

NHK総合30日夜の「日本最強の城」は面白かった。

  フォトジェニックな3城
    彦根城 松本城 丸亀城

  トリック満載の3城
    伊予松山城 高取城 三島市の山中城

  トレッキングに最高の3城
    備中松山城 高取城 七尾城

それでもって最強は「高取城」だった。
何故これらの城が最強なのか、映像と解説が上手く結びつき、納得できた。
また城好きの出演者の話も面白く、いい番組だった。

 伊予松山城

だがここで重箱の隅を穿れば、すなわち、日本の城が話題なのにカタカナが多いこと甚だしい。
フォトジェニック・トリック・トレッキングであり、スペシャルなのだ。
これ、どれもに適切な日本語がありますよね。

伊予松山城では「罠」でいいのに「トラップ」を語り手が連発した。原稿がそうなっていたんだろう。
国営放送は視聴料を税金のように取り立てながら、日本語を率先して壊している。

  サッカーの「大迫はんぱない」を言いふらしたが、「半端ではない」が正し、「川島それはない」はそれでいい。
  別の番組での「両親との話し合いの場を持った」は「両親と話し合った」でいいのではないか。
  国営放送には「放送用語委員会」があるらしいが、こんなことでいいんかい?

 名古屋城

あら捜しはさておき、名古屋市は名古屋城の天守閣を木造で再建する。豪華絢爛な本丸御殿は最近完成した。

国宝・名古屋城は空襲で消失し、戦後、コンクリートで再建したが、古くなり大地震で倒壊する恐れがあるそうだ。
詳細な設計図があるので、敢えて木造で再建し、名古屋市民の誇りにするのが狙いらしい。
建設費や維持費は、入場料収入で元が取れる目論見が妥当なら、誠に結構なこと。

ところがこの木造再建名古屋城に「エレベーターを設置しろ」という声がある。
障碍者福祉方面の人々です。
これには敵わない。

現代の3強は、障碍者福祉・個人情報・男女平等(......いやLSBTかな?)だからね。

富士山に登りたい。でもエスカレーターで登ろうとは思わない。
人にはできることとできないことがある。それでいいんではないだろうか。

  それでも名古屋市は、エレベーター無しでゆくらしい。
  森生
は名古屋市を応援します。

    しゃちほこ

  写真は上から、ニホンタビお城めぐりFAN和田フォトギャラリーwithnewsさまから。

  180702