うさちゃん、何羽、倶楽部に仲間入り?
柱の傷はおととしの5月5日の背比べ、と子どもは成長する。
しかし、市議さんたちは4年経っても成長しない。
和気藹々の仲良し倶楽部。
何事も、市職員にまんまと乗せられっぱなし。
やっと、「日高市市議会議員候補者選挙公報」が配られた。
「この選挙公報は候補者から提出された原稿をそのまま写真にとり、縮小して印刷したものです」、ならばさっさと出さぬか選挙管理委員会。
投票日は22日。こんな細かいもの全部読めるかい。
それにしても進歩が無い。
候補者21人中、男19人。漢字の普通の名前を持ちながら、にやけたタレントみたいに平仮名で名を名乗る。郷ひろみだって歳とった最近は、遠慮して出てこないんだよ。
企画書は1行。公報は10行くらいにしてくれないか、先生方。
書いてあることは大同小異。気恥ずかしくなる乙女チックさ。
それで、世の中の何もかもを解決してくれそうだ。
「夢、広がる/人にやさしい日高/届けます女性の願い/市政に活力/夢、実現/
安心安全の街/夢と活力/この街好きだから/(以上1頁のみ以下略)」。
みなさん歯の浮くような立派なことを言ってるのに、市政は旧態以前(誤字にあらず)。
福祉も教育も安心も環境も、実現するには健全な財政が前提。
21人中、財政に一寸でも触れた人は、団地住まいのお兄さん1人だけだ。
月初に「広報ひだか」が配られた。
「元気な日高を実現するため」の平成19年度予算がスタートした、とある。
素晴らしい予算で、何の問題も無い、ようだ。財政は順風満帆である、ようだ。
多額のはずの人件費はどこに含まれているのか、毎年隠している。
うっかり問い合わせをしたら、職員大勢夜討ち朝駆けで押しかけて来るので、しないことにしている。
ここで、朝日新聞に載った(4/16朝刊)小西砂千夫関西学院大教授(財政学)のお話を転載します。
「財政の暴走」監視を
夕張の教訓から、議員の仕事は「地域の声を役所に届ける」だけではなく「財政の暴走を監視する」であることが明確になった。
首長選では住民の良識を引出し、住民を納得させる説明ができる候補者を選びたい。
財政情報の公開を公約に掲げる候補は多いが、情報の公開はやがて義務化される。
掲げるなら住民により分かりやすい形を示すべきだ。
財政再建には痛みが必ず伴うが、住民は納得できれば耐える。
サービスが低下するから怒るのではなく、納得できないから怒るのだ。
日高市には財政が暴走するような事業を企画できる人物はいないようだ。
ただ、ジリ貧衰弱死はあるね。
また、財政情報の公開を迫る議員なぞ、一人もいやしない。
更に、他市とサービス水準を比較して、ここをこうやろう、なぞと言う候補者もいない。
22日の投票率はどうなるか?
低い方がいいに決まっているのだ。
そもそも、今度の市議選では何人選ぶのか?
分からん。