林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

盛りヘア

2009-06-05 | 重箱の隅

「まちかど情報室」(6月3日)によると、女性たちの間で「盛りヘア」という髪型が流行している、とか。結構結構っ。
男は眼鏡をかけると男前、女は髪を盛り上げるとそれなりに、と昔は言われていた。

今、男は眼鏡を外し眉を描き、いろんな髪型を楽しむ時代になった。
百花繚乱、百鬼夜行は結構だが、それは学生や水商売の世界。固い会社の勤め人には、自由な髪型はできない相談だろうね。

ところが国営放送の男アナの髪型がだらしない。特に土日朝7時が。
オチャラケ芸能専門局なら、もっと奇抜な髪型がいいが、彼は単なる寝癖ですね。
櫛を何本も買える給料を貰っているはずだ。上司は注意しておやり。

定年を迎えると上司もお客もいない。髪型なんか、もうどうでもいい。
好みを言ってられない気の毒なお方はヒゲを蓄え、ゆとりのある爺さまは長髪、丸坊主と勝手気儘になれる。
その所為か高嶺者には、手入れが要らない短髪が多いようだ。

自分も会社を辞めた夏、涼しくなるだろう、と思いスポーツ刈りにした。
が、短髪は陽射しが頭皮に直接当たり、脳味噌が沸騰してしまった。無毛の方々のご苦労はいかばかりか、と同情させられた。

現在、有難いことに、まだ髪型を楽しめる毛の余裕はある。
冬は頭の芯が冷えるから長髪、夏は頭を洗うのにラクなので短髪にしている。

噂によるとアデランスが業績不振。ハゲタカが手を出し、揺れているらしい。
日本人もやっと諸外国並みに、ハゲを恥ずかしく思わなくなり、高額なカツラを買わなくなったことが遠因ではないだろうか。

カツラはハゲ隠しではなく、いろんな髪型や髪色を楽しむ帽子の一種にすればいい。
麦藁帽子程度の安いカツラを色々冠って、飯能や池袋を歩いてみたいものだ。

   

二つの太鼓橋は盛りヘアグッズ「セレアップヘア」です。ご注文はアマゾネスさんへどうぞ。
こんなモノでは、100年経っても、サントリー美術館に収蔵されませんね。
髪の盛り上げ方は「盛りヘア」で、徹底的なご研究をどうぞ。
     



最新の画像もっと見る

コメントを投稿