亜鉛を補充したいので、時々、牡蠣を食う。
近所の饂飩屋のカキフライ定食が、税込み1000円と安くて美味いので、それを食う。
ただし、レモンが薄い輪切りのためへらへらし、レモン汁が絞れないことが不満である。
確かに小指以外の4本の指を使い、ぐにゅっとやれば絞れますよ。また、両手の指を使っても搾れる。
だけどそんなことをしたら、手を洗いに厠へ行かなければならないじゃありませんか。
それに輪切りでは両端にゆくほど輪が小さくなる。お客に出せるレモンは、まるまる1個の何%だろうか?
つまり、輪切りのレモンはお皿の飾りものにしかなってないのであります。
客の事情も、レモンの涙も、考えてない。
だからレモンは薄い輪切りでなく、上の写真のように、縦に包丁を入れて切り分け、搾り易くしていただきたい。
早昼に牡蠣フライ定食を食い、ひねもす、こんなことを考えていた。
行く春、暇だなぁ。
・ 牡蠣食えばひねもすのたりのたりかな ・
............ ((子規+蕪村)=伸坊)×森生
レモンの写真は「新感覚のおいしい味噌汁レシピ」さまから、
俳句は漱石句選「笑う漱石」から拝借しました。
150422