わが日高市は、市内で収穫する栗を「高麗川マロン」と名付けて特産品にしている。
市の東、旧高麗川村や旧高萩村の栗は知らないが、西部、旧高麗村つまり高麗本郷の栗は不作のようだ。
森生は高麗本郷の栗林がどこにあるか、全部覚えている。
今年も、道に落ちた栗なら遠慮なく頂こう、と全部を巡り歩いたが、落ち栗も、まだ枝についている栗も、去年より小さく、艶がなく、拾う気がしなかったし、いい栗を写すのに苦労した。
西武高麗駅に近い畑や民家の庭先でささやかに売る栗は、それなりの品質である。
早朝収穫し、いい実を選抜し布巾で磨き上げたものだろう。
愛情と計算を込めた栗だから、スーパーと同じ値段じゃないか、などと安易にヒハンしないで下さいね。
巾着田商店街でも、例年どおり栗を売っているはずだ。
高麗川・高萩地区の栗だろうが、大量に売るほど収穫量があるのか。茨城産だった、という話も過去にある。
猿田(やえんだ)の県道沿いにある農協の巨大直売場の栗が地元産であることは間違いない(はずだ)。
ただ、森生の知る限りでは、少なくとも両地区の幹線道路沿いで栗林を見たことがない。
落ち栗がないか、と鵜の目鷹の目だったので見落としは無いはずだが......。
もっとも、探し回ったのは女影など市の東南地区であり、森戸新田など町名に「新田」が付く東北方面開墾地帯に広大な栗林があるのかもしれない。
ところで、栗は硬い生鮮食品です。
受粉直後のごく小さい実に蛾が卵を生み付け、収穫する時期に孵化して実の中で小さな芋虫になる。
農協が集荷する栗はガス燻蒸処理をし殆ど孵化しないそうだが、民家の庭先で売る栗には芋虫が発生する。
持ち帰ったら眺めてないで、直ぐ茹でて下さいね。
卵と一緒に食うことになるけれど、むしろ栄養があるのだ。
と気にしないこと。
包丁の写真は、売り子のおじいさんが鬼皮を剥き、おばあさんが渋皮煮の準備しているところです。
渋皮煮は、凄く時間と砂糖を使います。今年はここで買うことにしました。
ちょっと段取りが違うようですが。
クリックすると、この記事の下に、渋皮煮の作り方が現われます▼
100919
生まれた年のことを考えました
森生は タヌキ年生まれ だったのでした
こういうのをウイットというのか、
ひねりとでもいうのか。
この調子でもっと楽しませてくださいね。
あっ! 思い出した
そうそう 里芋の秋でした
なにしろ 生まれた頃に聞いた歌ですから
これでは 森生のほうが先におさらばです
その節は 曼珠沙華線香 3本でいいですから 手向けて下さいませ
高麗の里では 里芋も旱魃と高温で葉っぱが焼けて 不作でした
「里の秋」
作詞 斉藤信夫 作曲 海沼實
you tubeで聞いてね。
「背戸」は裏木戸 「戦地」は太平洋戦争
明日は墓参りに参ります。
http://www.youtube.com/watch?v=iQvZtAUrugo
森生はこの歌 聞いたことありません ほんとです
背戸って リュックサックのことですか
戦地って アフガニスタンのことですか
明日は敬老の日
少しでも若く見せようと努力する「小肥りじいさん」
お神輿だってすっ飛ばしてしまうせっかち
努力賞として 曼珠沙華線香を二束 差し上げます
チ~ン ご先祖さまのお墓参りにどうぞ
お背戸で木の実の 落ちる夜は
ああ 母さんと ただふたり
栗の実 煮てます 囲炉裏傍
この歌が戦地にいる父を気遣う意味を持ってるとは知らなかった」なあ。