林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

野菜炒め

2013-11-07 | 遠い雲

子どもの頃の大ご馳走は母が作る野菜炒めだった。

野菜は、噛むとベキベキ音がするじゃがいもに、玉葱、人参くらいしか入っていなかったと思う。
カレー粉をタップリふりかけて、出来上がりはまっ黄々色だった。
それにブルドックソースをかけて主菜にした。因みに副菜は、沢庵か梅干くらいに、時々胡瓜もみ。

あれから60年余。
じじぃは時々、母が作った野菜炒めに挑戦する。

といっても、ピーマンや舞茸やベーコンを加え、チューブ入りおろしにんにくも使う。
塩は母よりずっと少ないかもしれない。

手間隙かけて出来上がった野菜炒め。
煎り胡麻をかけ、ソースはかけずに食してみる。
 

                 ........ あんまり美味くないんですね、これが。

何が足りないんだろう。いや、むしろ多過ぎるのかも。

あの頃、近所の小食堂の子が持ってくる、ジャムもバターも付けない食パン1枚だけも美味かった。
有名ホテルや百貨店の「誤表示」に憤慨する人々。見栄張っちゃって、おバカ丸出し。

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2 コメント

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Unknown (alice)
2013-11-07 23:31:24
あぁ 美味しそう♪
数十年前、祖母が作ってくれた じゃがいもの入った野菜炒めととても似ています。

誤表示… 味の違いはわからなくても 嘘はいただけないですね。
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おふくろの味 (森生)
2013-11-08 20:30:39
aliceさま
おふくろの味っていうんでしょうかね 日本の文化遺産です
あれを再現すれば ブランド食材のこだわり料理より 喜ばれる と思います
いや やっぱり無理かな?
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