林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

笑顔は良薬

2013-11-08 | 病院巡り

お医者さんは苦手である。お医者さんの前ではつい緊張してしまう。
ところが耳鼻咽喉科のお父さん先生は笑顔で。

   「どうですか、調子は」。

まだ緊張してる森生。突っかかるように、

   「全然、変わりませんね。喉の奥がイガイガして、時々激しく咳き込みます」。

先生、引き続き笑顔で、

   「そうですかね。初めて診た時に較べると、先週は大分良くなってましたよ」。

そして思いっきり鼻処置(鼻吸引・単純鼻出血及び鼻前庭の処置を含む)をした。
副鼻腔自然口開大処置や、パニマイシン注射液・リンデロン点鼻液・生理食塩水・ボスミンを鼻の穴から捻じ込んだ。
大した痛さではないが、恐怖で目を閉じてしまったので、会計で貰った「医療費明細」から適当に転記してます。

以上が終わると別室で、ネプライザーという装置を使い鼻と喉から霧のような気体を吸引し、やっと落ち着いた。
受付で勘定を済ませ、メイアクトMS錠100mgの処方箋をもらったら、あ~ら不思議。

   (そういえば少し良くなったかなぁ)。

だけどね。

朝食と夕食後、抗生物質(メイアクトMS錠)を1錠服用する。
寝る前には、アラミストという点鼻薬を鼻両穴奥に2回噴射する。
時々、サリベート・エアゾールという人工唾液を喉ちんこに向けて噴出させる。

これだけやって3週間、いや錠剤はまだ2週間かな? 実は何も改善されていないのね。
ま、2年も悩まされてたんだから仕方がないか。それに、治療力より老人力が上回ってるのかもな。

ネットで調べると、副鼻腔炎はなかなか治らないようだ。
また、副鼻腔炎からくる後鼻漏は、もっと治りにくいようだ。参ったなぁ........。

でも、お父さん先生の「来週はもっと良くなってますよ」という言葉が、いっときだけ鬱陶しい気分を楽にしてくれた。
プラシーボ効果を狙ったものなら、名医ですな。

お医者さんはいつも笑顔でいて欲しい。
そして「ああ、また始まった」なんて考えないで、じじぃの訴えに耳を傾けて欲しい。

                   

鼻処置、ネプライザー、副鼻腔自然口開大処置等の顔面工事は、医療費明細書から抜粋しましたが何のことやら......

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