丘の上にある公園から下りて来る時のこと。
ガリガリーゴーガッタン ガリガリーゴーガッタン
と凄い音を立てながら、不思議なクルマが段差がある下り坂を一生懸命下りている。
坂道の終点近くで、キャタピラー付きのクルマに追い付いた。
運転している肥満青年は階段に差し掛かる度に、大波に乗ったように揺られてる。
青年は親切だった。クルマを停めて道を譲ってくれた。
いいなぁ、乗りたいなぁ。
と声をかけてみた。
青年は得意そうだった。写真をそばで撮らせてね、と頼んだらクルマの前方を開けてくれた。
WAO!!! 頑丈そうな歯が並んでいた。
いいなぁ、こんなに立派な歯ならイカの塩辛だって、南京豆だって、リンゴだって食えるぞ。
青年は坂の上の広場で、このクルマを操縦し草を刈ってきたそうだ。
坂を登るときラクチンでいいっすよ。
(だから太っちゃうんだよ)
買えば400万円以上するんで会社がレンタルしてます。
丘の上の広場は猪が凸凹にしたけど、ブルトーザとしても使えるのでへっちゃらすよ。
いいなぁ、欲しいなぁ。
こういう仕事がつくづく羨ましかった。
111106
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