市内の主要道路の全てを造って下さったのは、わが市選出、現在埼玉県会議長こやの先生である。
ご本人がしばしば新聞に折込むちらしで、そう仰っている(ようにとれる)。
一番新しい折込ちらし、「ドルフィンメール第9号」では、
高麗川(巾着田・横手地区)における水辺の再生事業費1億円の予算獲得
をして下さったことを教えてくれた。
流石、日高の田中角栄だ(と地元の名士連は賞賛している)。
この不景気に1億円を県税から支出させるとは、大した魂消た凄腕だ。
森生も、有り難う、と申し上げます。
予算が獲れたことは誠にお手柄なこと。
また、先生のお眼鏡に適う業者が潤うことは欣快の至りでありまする。
無い無いといわれているけれど、サイタマ県の財政は実は余裕たっぷり。これも結構結構。
ちらしによると、平成21年度は53,059000円が巾着田で使われている。細かいね。
しかし内訳はかなり大雑把で、
・土水路整備工事(田圃を埋め立て菜の花畑にしたところをまた穿り返し水路を作った)350万円
・ビオトープ整備工事(巾着田全体がビオトープなのにわざわざドブ池を造成した)453万円
・鹿台堰補修工事(灌漑用水堰としては殆ど使われておらずさほど痛んではいなかった)2,146万円
・水車小屋改修工事(古びていい味を醸してたがまっさらにした)199万円
・ドレミファ橋復元工事(本当は公衆便所下水管敷設が主の色々呼び名が異なる不思議な工事)1,700万円
等々で、市や県が現場に掲示した予算額よりかなり増えているが、これが本当の金額だろう。行政は縦割りにして、さりげなく、小さく見せるからね。
また、合計額が53,059,000円にならないのは、知らないよ。
そして、「予定額3,000万円」とあるのが、
・旧新井家住宅階段と遊歩道(高麗川に架かる天神橋下をくぐる川沿いの小道らしい)
である。以上( )内は森生の理解です。....... 曲解かな?。
平成22年度の水辺再生事業費は75,058,000円、と巨額。
と言うことは、あな恐ろしや、3,000万円を引いた残りの45,058,000円は横手渓谷工事に使うのかぇ?
横手渓谷とは、昨日「川遊び(清流)」でご報告した手付かずの美しい渓谷(渓谷は大袈裟)だ。
カンベンしてくれませんかねぇ、ごちゃごちゃ付け加えるのは。
横手渓谷は、両側歩道・花壇付きの不釣合いに大きな「祥雲橋」が既にある。
この上、何をしようとするんだろうか。
そもそも「水辺再生事業」とは「再生」であり、付け足しではないはずだ。
巾着田も「再生事業」というなら、この二十数年で取り付けた有象無象を全て取り払って下さい。
そうすれば、ご先祖が造り、営々と守り伝えてきた美しい巾着田の景観が甦り、これが本当の「再生」です。
そのための県税投入なら、歓迎します。
まぁ、都会好き、田舎嫌い、とにかく有名になりたい日高市民だ。北海道の方々に申し訳ないが、北海道の日高、と言われると、猛烈な屈辱を感じる市民である。
そして、乱立する看板のように、付け足すばかりで、取り払い、片付けることを知らない。
巾着田や横手渓谷に何かを更に付け加えるなら、せめて
・これ以上景観を破壊し、醜い構築物を設けない
・市税を必要とする維持管理経費が発生する構築物は造らない
.......... とすると、何も工事をする必要はない。
・失われた、懐かしい田舎の風景を再生する
............とすると、今のままでもう沢山。
ようにして下さい。
くれぐれも、皴々のお友だち同士で、あれこれ趣味の悪いものを付け加えないようにお願いします。
こやの先生は、各町内のお祭りで度々お見受けした。
ドルフィンのように精悍で、人を逸らさぬ魅力的な笑顔の持ち主だった。
落選中には、氏子の皆さんにお供物を奉納された心がけの良い先生だ。
オートバイに美しい夫人を乗せて疾走する、パソコン付きブルトーザーでもある(そうだ)。
こやの先生は県会議長に上り詰められたのだ。
次は県知事になるべく(市長かな)、これまで以上の見識と人脈を使い、筋のいい市内外の有識者を招聘し、歴史に残る見事な工事をお願いしますよ、先生。
さぁ、日高市民のみなさま、特に横手地区の方々。
畑を潰して大駐車場を新設し、市外から観光客を集め、雑踏する方がいいのでしょうか?
混雑する巾着田周辺住民から、迷惑していることを聞いて下さい。
感度のいい先生だ。ドルフィンメール9号をよ~く読んで、こやの先生にご意見ご感想を寄せましょうね。
なお、平成22年度日高市関連の埼玉県の事業一覧を、ドルフィンメールから転載します。
こやの先生の実力は大したものです。恐れ入りました。敬礼。
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