マコモダケは美味かった。
飯能市は特産品に育てるつもりだそうだ。
料理法は極めて簡単。適宜、適宜の連発だった。すなわち.........
マコモダケを短冊に切り、フライパンにサラダ油適宜をひき、大蒜を適宜加えて炒める。
味は塩胡椒を適宜。それに醤油を適宜加えてもよろし、とか。
お好みで豚肉や季節の野菜を適宜加えると、更に美味しくなる、とか。
お好みを加えない段階で、一皿食ったら、美味ぁ~い。
食物繊維が一杯の美味さだった。
もう二皿お代わりをして、都合三皿食った。情けないほど小さい皿だったのだ。
マコモダケって、どんな茸?って聞いたら、ありゃ!
何、これ?だった。
マコモダケは茸ではなく葦や葦(ヨシ)と同類の水辺の植物だ。良し悪しではなく稲科、田舎じゃないイネカだった。
成長すると背丈より高くなる。食用菌に犯されて根本が膨らんでしまったマトモじゃない部分だ。
保存中、その食用菌が繁殖すると黒くなり、平安時代、お歯黒の塗料にしたそうだ。
マコモの漢字は、あの「♪利根の川風マコモに受けて.....」の真菰かな?
中華料理でよく使われてる由だが、実は漢字が無い。コッソリ使うのだろう、あの国のことだもんね。
食感は筍に近いので「まこも竹」にしたい。
特産品にするために、飯能市職員のおじおばがスーパーで実演販売をしていた。
日曜というのに感心感心。
隣で可愛いお嬢さんがキムチ鍋の素を売っていた。試食したら負けずに美味かった。
で、キムチを買った。500円だった。
試食は何にでも口を出す。実際買うのは、......そりゃ決まってるでしょ。
写真は茨城県の石屋さん(!?)の「夢石」のHPからお借りしています。調理方法もたくさん載っています。
食後は、楊枝専門店「さるや」さんの楊枝が必要です。
080929