大昔、中学生だった頃、冷房の無い映画館で「若草物語」を見た。
貧乏な中学生には夢のような素敵なアメリカだった。
美少女エリザベス・テイラーが出演していた。
末っ子のマーガレット・オブライアンが可愛かった。
ジューン・アリスンが頼もしかった。
大人になって、「若草物語」を見た。
父親が出征している侘しいが、暖かい家庭だった。
素晴らしい住宅が、その頃には大したことが無くなっていた。
アメリカにしてはつつましいな、と思った。
自分たちとあまり違わないな、と思った。
今朝の新聞に、プジョーの広告が出ていた。
車の広告らしくない、暖かい絵だった。
流石のプジョーである。
プジョーの広告で「若草物語」を思い出した。
今乗っている軽自動車を黄色のプジョーに変えよう。
と、見果てぬ夢。
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