上の写真、素敵でしょ?
ストリートスナップ写真の名人ソール・ライターの作品です。
ファッション写真で成功したが、スポンサーの指図の多さにうんざりし、隠遁。
窮乏の中、ニューヨークで、気儘に街角写真を極めた。
特徴はガラスの多用、ポイントカラー、3分の1構図(=3分の2余白)など。
赤い傘、雨や雪の何気ない街角風景を好んだ。
近年、その緩さ加減が、大評判になっている写真家だそうです。
詳しくはこちらをどうぞ。どんな作品かはこちらもどうぞ。
この写真家を、じじぃはNHKの日曜美術館で知りました。
例の脚長じぃさんが先週日曜朝「いま、やってるよぅ」と知らせてくれて、です。
昨夜、再々放送を始めからしっかり観ました。
大いに気に入り、そして興奮しましたよ。
そうだ! 目標はこれだっ!
と思いましたね。
1
ライターが再注目されたのは83歳。森生と同い年だ。チャンスはまだある。
2
でもね、カメラが濡れるので、雨の日は写真を撮らないの。
3
寒い日は指がかじかむので、家に引き籠る。
4
大都会ではないわが団地では、いい被写体に、なかなか巡り合わない。
5
望遠レンズは使うのが恥ずかしく、マクロレンズは持ってない。
6
等々言い訳が多いけれど、それらしきわが「作品」を記事の中に差し込みました。
如何でしょうか? いい線、行ってませんか?
なぬっ「厚かましい」ですって?
........... ごもっとも
7
210308
私はカメラはコンデジ、画角が広くないので、なかなか構図を決められません。
また、都会で不自然な撮影をしていたらストーカーや変質者と間違われて拘束されそうです。
ましてマスクにゴーグル、帽子に軍手姿だと、コロナがなかったら確実に変態扱いされちゃいます。
これからもステキな写真を撮ってください。
後をつけて行ったら,確かに怪しまれますね。
でも,ソール・ライターのように
「当たり前」をちょっと疑いはずしてみる
これは森生さまがお得意なのでは?
五味太郎氏なども同じ方向・・・かな
これが考え始めるとけっこう難かしい。
何気ない・・・ウ~ム・・・力をぬいて・・・邪気なく・・・
流れるが如く・・・摂理に従って・・・趣くがままに・・・
最近 幼児でも カメラを向けると 避ける時代です
廃屋が好きなので 撮っていたら その家のご主人に見咎められ 怒られたこともあります
今回は パソコンの中の 満杯の写真から選び出し 加工を重ねた写真です
知り合いの 腕のいい人からは 邪道 と批判されました
▼金鷲亭さま
五味太郎 大好きです
色が鮮やかで 確かにずらしてます
卓上暦を10年分くらい保管しているので 挿絵に使うつもりです
ソール・ライターの姿勢 勉強になりました
▼小肥りさま
何をお悩みでしょうか
先輩のお写真は 十分に楽しめますよ
それに ご城下は 被写体が豊富です 羨ましいです
お膝元に 引っ越したいです
ずいぶん前から森生さんのブログを見ていました。
初めてのコメントです。
ソールライターの番組での最後の翻訳家の文章を読まれましたか。
「・・・・・・・・
けれどソールライターの写真は写真家のメッセージ、イデオロギー、自己主張の匂いがいっさいしません。
・・・・・・・・・・・・
(最後)
ところで映画の中のソールのくっくっという温かい笑い方が誰かに似ているなぁとずっと思っていたんですが、あるときそれが文学の素晴らしさを教えてくれた中学校の先生の笑い方だと気がつきました。」
ソールライターのドキュメント映画の字幕の翻訳をした翻訳家、柴田元幸さんの文章。
ここでソールライター、柴田元幸 という素晴らしいふたりの人を知りました。
長くなりました。
いらっしゃいませ
ご指摘の文章は読んでいませんが 放送で同様のお言葉は聞いており なるほどなぁ と思いました
番組に出演した写真評論家飯沢耕太郎氏と俳優須藤漣氏の解説も 行き届いていて しっかり覚えております
前回 途中から観た時 いい内容だったので 今回の再々放送は 録画しました
また観るつもりです