月に1度通う「埼玉医大毛呂山病院」の口腔外科は、今月も簡単お座なりの診察だった。
孫のように若い先生はじじぃの言い分をよく聞いてくれるけど、歯茎から滲み出る苦い汁は、医学書には載っていない余程の珍病らしく、
レントゲン写真でも、見たところも、別に問題ありませんけどねぇ......。
とツムラの「小柴胡湯・顆粒」を105回分処方してくれた。
森生には大問題にも拘わらず、この漢方薬は1か月服用したのに全然効果なしだが、あと一か月続けることにした。
まぁ、加齢の所為にしないだけでもましな若先生である。
診察・会計・院外薬局を済ませると後の用事は何も無い。次のバスは1時間後だ。
外は朝からの冷たい粉糠雨が降り続き、じっとしていると寒くなる。ちょうどいい機会だから広い病院内を探検することにした。
外来患者が利用できる施設は丘の途中の別棟にあるマック以外は、地下道で行けるから傘が要らないのだ。
■本部棟カフェテリア
殺風景。まだ行ったことはないが、まるで拘置所内受刑者食堂だ。利用者の殆どはよれよれのじじばば。
係りのお母さんは親切。カレーライスは何故か味噌汁付で550円。ちょっとカレー粉と味噌を入れ過ぎかなぁ。低血圧向きである。
■何というビルにあるのかがよく分からない売店群
喫茶室・駄菓子屋・酒以外なんでもある飲料店・医学書が充実している書店・身の回りの消耗品店・おむつ屋・郵便局などがある。
蟹歩きしないと通り抜けられない狭さだが、少なくとも我が買物難民団地のスーパーよりも品揃えは充実している。
喫茶室のカウンターにあるスパゲティの写真は美味そうだったので次の受診日に試食しよう。
■このほか丘の途中にある別のビルには「マクドナルド」がある。
ここは天気が良い日に何度か利用しているが、御多分に漏れずいつもがらがら。
味は全国共通で、照り焼きハンバーガセットを贔屓にしている。
良い点は外が見えること。視界は広く、坂道を颯爽と登り降りする医学生たちを植木越しに見物できる。
以上、マックを除きおよそ1時間で歩き終えた。
更に坂の上の方のビルには、洒落たレストランや売店があるらしいが、どうも広過ぎて全体の配置図が飲み込めません。
探検する価値はありそうなので、ちゃんと事前に研究し、天候に恵まれた受診日に再挑戦するつもりです。
病院の各棟は傾斜地に建っており、上り下りが多くハイキングと同じ効果がある。疲れたら会計と給水器がある待合室で休憩すればいい。
仮に急病で倒れてもここは総合巨大病院だから、救急車に乗せられて病院をたらい回しされず、直ちに救急措置をしてくれるはずです。
今日の結論は散歩やハイキングなら、同じ系列の「国際医療センター」の方が全てに勝っておりますね。
食堂と避暑避寒だけなら、わが団地にある、設備と景色が良く日替わり定食630円の「武蔵台病院」もお勧めです。
空撮写真は「埼玉医科大学病院」と「ウェルフェア」さまのHPからお借りしました。
なお駐車場は写真とは大違いで、常時ほぼ満車状態です。
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