きのう朝の朝日新聞に「有権者に告ぐ 投票用紙で武装し、蜂起せよ」という面白い檄文が掲載された。
寄稿した人は森巣博氏で、以前は博打打ち稼業、現在豪州在住の作家、の由。
朝日新聞読者である中産階級の眉を顰めさせるかもしれないが(と森巣さんは書いている)、中3階級(中学3年生程度の知識の持ち主、と森巣さんは定義している)の森生には、分り易く、軽妙洒脱、かつ過激なので要点を下に記録しますね。
現在日本では15~24歳の若者の5人に1人が学校にも行かず、就職もしていない。
ある世代で20%超の人間が切り捨てられているのは「自己責任」ではなく、制度が破綻しているのだ。
しかも彼らは先行世代が残し、増やしている国と地方の多重債務を背負わされている。
働き盛り世代は賃下げ、ボーナスカットの嵐に見舞われ(国家公務員は違うけどね)、常に首切り恐怖に怯え、退職金もアテにできない。
「新自由主義経済原則=受益者負担」の所為で公共料金は上がり続け、社会保険支払額も増加した(天引健康保険税・介護保険税のべらぼうな高さよ)。
国際人権規約で決めてある「高等教育無償化条項」を実行していない国は最貧国マダカスカルと日本だけ(ははん、それで民主党が高校授業料無償化を言い出したのか)。
総人口の約20%を占める65歳以上、なかんずく75歳以上の「後期高齢者」は「国庫負担が大きい」との理由で、国から実質上「末期高齢者」と邪魔者扱いされ、死ぬのを待たれている。年寄りをバカにしくさって(これで、世界一の長寿国家、とはね)。
よろしい。そっちがその気なら、こっちもやっちゃるよ。(そうだっ)。
日本国内の自殺は年間3万人を超えている。専門家の計算では自殺1人につき10人の未遂者がおり、これまで殆どの場合「世間に迷惑をかけない」自殺方法を選んできた。しかしそれがいつまで続くか?
人は希望が無ければ自殺かテロを選ぶ。
秋葉原通行人無差別殺傷、社保庁元長官指名殺人、大阪パチンコ店放火殺傷、と日本国内のテロは多様化した。きっとこれからも.......。
蜂起には武器が必要だ。
武器は農業用肥料(オクラホマ連邦政府ビル崩壊)、カッターナイフ(世界貿易センタービル航空機突っ込み)、ガソリンスタンドで買える透明の液体......、と誰もが手に入れられる。
し、し、し、しかしちょっと待って下さい。
民主主義の強みは殺傷力のある武器ではなく、投票用紙という武器で制度の変革できることだ。また、政策に最も影響を受ける人たちが最も強い発言権を持てることだ。
すなわち人々は投票用紙でもって制度を変革できるのだ。(野党もシッカリせいっ)。
投票用紙で武装して、蜂起する日が近付いてきた。
若者たちは暴走族よろしく、
天上天下造反有理 厭離穢土南無阿弥陀仏
働き盛りは、
連帯を求めて孤立を恐れず 別個に起って共に撃つ
そして高嶺者はそれに加えて、
失うものは入れ歯しかないっ
と。
以上は中3階級の森男が、具合の悪い入歯で咀嚼したものです。(括弧内黒文字は森生賛同の掛け声ですが)。
しかも200行を超える長文を大幅に圧縮したので、読みマチガイが多いだろう。お暇なら是非、原文をお読み下さいね。
あ、大切なとこを落としてた。追加します。
こんな政治リーダーしか持てないのは、私たち一人ひとりの責任だ。
また太郎総理は、な、な、な、なんとカトリックだったので、
アーメン そうめん 冷やそうめん
と。
注・冷や素麺の消費期限は8月30日です。
近頃、goo ブログの調子が悪い。パソコンにウィルス侵入かも。
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