林 住 記

寝言 うわごと のようなもの

武装蜂起せよ

2009-07-24 | 先輩のお言葉

 

きのう朝の朝日新聞に「有権者に告ぐ 投票用紙で武装し、蜂起せよ」という面白い檄文が掲載された。
寄稿した人は森巣博氏で、以前は博打打ち稼業、現在豪州在住の作家、の由。

朝日新聞読者である中産階級の眉を顰めさせるかもしれないが(と森巣さんは書いている)、中3階級(中学3年生程度の知識の持ち主、と森巣さんは定義している)の森生には、分り易く、軽妙洒脱、かつ過激なので要点を下に記録しますね。

現在日本では15~24歳の若者の5人に1人が学校にも行かず、就職もしていない。
ある世代で20%超の人間が切り捨てられているのは「自己責任」ではなく、制度が破綻しているのだ。
しかも彼らは先行世代が残し、増やしている国と地方の多重債務を背負わされている。

働き盛り世代は賃下げ、ボーナスカットの嵐に見舞われ(国家公務員は違うけどね、常に首切り恐怖に怯え、退職金もアテにできない。

「新自由主義経済原則=受益者負担」の所為で公共料金は上がり続け、社会保険支払額も増加した(天引健康保険税・介護保険税のべらぼうな高さよ)

国際人権規約で決めてある「高等教育無償化条項」を実行していない国は最貧国マダカスカルと日本だけ(ははん、それで民主党が高校授業料無償化を言い出したのか)

総人口の約20%を占める65歳以上、なかんずく75歳以上の「後期高齢者」は「国庫負担が大きい」との理由で、国から実質上「末期高齢者」と邪魔者扱いされ、死ぬのを待たれている。年寄りをバカにしくさって(これで、世界一の長寿国家、とはね)

よろしい。そっちがその気なら、こっちもやっちゃるよ。(そうだっ)。

日本国内の自殺は年間3万人を超えている。専門家の計算では自殺1人につき10人の未遂者がおり、これまで殆どの場合「世間に迷惑をかけない」自殺方法を選んできた。しかしそれがいつまで続くか?

人は希望が無ければ自殺かテロを選ぶ。
秋葉原通行人無差別殺傷、社保庁元長官指名殺人、大阪パチンコ店放火殺傷、と日本国内のテロは多様化した。きっとこれからも.......。

蜂起には武器が必要だ。
武器は農業用肥料(オクラホマ連邦政府ビル崩壊)、カッターナイフ(世界貿易センタービル航空機突っ込み)、ガソリンスタンドで買える透明の液体......、と誰もが手に入れられる。

し、し、し、しかしちょっと待って下さい。
民主主義の強みは殺傷力のある武器ではなく、投票用紙という武器で制度の変革できることだ。また、政策に最も影響を受ける人たちが最も強い発言権を持てることだ。
すなわち人々は投票用紙でもって制度を変革できるのだ。
(野党もシッカリせいっ)。

投票用紙で武装して、蜂起する日が近付いてきた。
若者たちは暴走族よろしく、

   天上天下造反有理 厭離穢土南無阿弥陀仏

働き盛りは、

   連帯を求めて孤立を恐れず 別個に起って共に撃つ

そして高嶺者はそれに加えて、

   失うものは入れ歯しかないっ

と。

以上は中3階級の森男が、具合の悪い入歯で咀嚼したものです。(括弧内黒文字は森生賛同の掛け声ですが)。
しかも200行を超える長文を大幅に圧縮したので、読みマチガイが多いだろう。お暇なら是非、原文をお読み下さいね。

あ、大切なとこを落としてた。追加します。

    こんな政治リーダーしか持てないのは、私たち一人ひとりの責任だ。

また太郎総理は、な、な、な、なんとカトリックだったので、

    アーメン そうめん 冷やそうめん

と。
      

                 注・冷や素麺の消費期限は8月30日です。
                 近頃、goo ブログの調子が悪い。パソコンにウィルス侵入かも。



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