飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

敗因

2021年12月27日 06時35分55秒 | 人生論
物事を失敗したり、勝負事に負けたりする要因には3つある。
1つ目は、情報不足。
目標を成し遂げたいと考えるときに様々な情報を収集する。
この情報をもとに的確かつ効率的なロードマップを描く。
道の途中であっても、軌道修正のためには自分の置かれている立場や人間関係、社会情勢などの情報も不可欠となる。

2つ目は、慢心。
実はこれが一番怖い。
それは自分自身が慢心していることになかなか気づけないことが原因だ。
多くの人間は、道半ばで自分は慢心しているなんて思わない。
多くは、失敗したり、自分の大切なものを失って初めて自分の慢心に気づくのである。

3つ目は、思い込み。
自分はそんなことはないだろう。
相手はそんなことをしないだろう。
逆にこうなるだろうという一方的な思い込み。
これが命取りになる。
物事は多面的に客観的に分析する必要がある。
慢心があると主観的な考え方に陥り、狭い味方しかできなくなる。

令和3(2021)年もあと5日で終わる。
今年一年、自分に慢心することはなかった、今一度問いかけたい。

saitani