くらげのごとく…

好きなことを考えてふわふわ漂ってるような
時間が心地良かったりする。
たとえ時間の無駄遣いだったとしても…。

も・し・も シェイクスピアがいなか~ったら…テケテンテン♪

2005年09月25日 | 藤原竜也
この歌がぐるぐると頭の中から離れませんっ!
『天保十二年のシェイクスピア』、2回目の観劇です。(贅沢な幸せ~)

今日はしっかり竜也くんに注目!
♪あまきもの、処女の唇 いとあまき。♪
と、すんごい、歌でご登場!
ダンスはアドリブ?ってことはないのだろうけど、振りがますますヒートアップしてる。歌、上手くなったよ。毎日、歌ってるんだもんね。声、伸びやか~に出てる。高音で歌う時はアイドルっぽい。スマップの草くんみたい。

待ってました!さらし姿。よく見ると、背中に細い線。マイクつけてるの??
いや、蜷川さん、マイクは使わないって言ってたし。あれは何?気になるなあ。
のりのりで歌いすぎたのか、次の亡霊との掛け合いでは声、枯れ気味だった。

きじるしになっちゃった王次。胸をはだけてふらふら登場。呆けてうすら笑いの表情がかわいい。女形の所作は尾上菊之助くんにアドバイスされたんだって。竜也くんは菊之助くんのお母上とも姉上とも共演してるんじゃなかったっけ。縁があるんだね。

問題性の連続。「問題だ…」の歌は難しい歌。滑舌勝負の歌らしい。踊りはユーモラスで楽しいのだけど、歌は後半、後ろの男衆にかなり助けられてるよな。
ハムレットの第4独白集大成は独壇場。しっかり落ちも落としてくれました。

王次とお光が相思相愛になるように呪文をかけられる場面。台詞のからみはないのだけど、白石さんと一緒のシーン。竜也くんにとっては恩人とも言える白石さん。こうやってまた同じ舞台に立てるのは嬉しいだろうね。このシーンは竜也くんと涼子ちゃんの人形振りがとてもきれいだった。

策略どおりお光に恋しちゃう王次。ますますはじけます。花平一家へ殴りこみのシーン。殺陣がかっこいい。笑顔で派手ににズバズバ切りまくります。竜也くんってホントに動き方に切れがあるんだよね。軽やかなの。見ているほうも気持ちがいいくらいのスピード感。運動神経、いいんだろうな。

お光とのデュエットは…、篠原さんのソロでもいいんじゃない?(失礼) 二人の声質が合わないかなあ。竜也くんのキーが低すぎちゃうからデュエットに聞こえない。ここは恋してる王次のニコニコ顔と腕のタトゥーと脚線美に注目~!

2幕明け、他愛も無い行き違いで王次落命!もっと生きていてよ~!で、王次の刺され方が変った。蜷川さん最後に見せ場にしてくれたのかな。

今日は昼夜2公演。さぞかし皆さん、お疲れだと思いきや、疲れると余計テンションが上がるのが人間でして、なんか全体的にテンパッてた。唐沢くんも白石さんも夏木さんものりのり~。唐沢くんもかなりはじけてきた。最後、鏡の前でぶっとぶところなんか、身軽に転がりまくる。運動神経の良さでは竜也くんに負けません。以前、ミュージカルを見た時はあまり舞台栄えしない人だなあなんて思ってしまったけど、今回の三世次は存在感あって貫禄です。がんばれ、同世代!

ひとつ気なったのが王次の衣装。黒い着流しがなんかよれよれしてて汚れてた。何故?一応、紋太一家の跡取りなんだから、きれいなの着せてやって~。

ロビーでいのうえひさしさんらしき人を目撃。よく観に来るのかしら。私のお隣の席の方々も年配者で作家さん?らしき人達。雑談の内容が玄人ぽかった。専門家出没率も高い舞台だなあ。

高いチケット代を払ってつきあってくれた友達も満足してくれました。4時間はさすがに長くて、多少おしりが痛くなるんだけど、内容てんこもりでなおかつわかりやすいから初見でも、シェイクスピアをあまり知らなくても、十分、楽しめます。竜也くんについての感想は「意外と背高いんだねぇ。」と一言。やっぱ、竜也くんは背が低いって思われてるんだわ。「10月にまた行くんだあ」と言うと、半ば、呆れ顔されてしまった(笑)。

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