れみ嬢のチュッチュラGo!Go!!

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晴ちゃんも、約1カ月半ぶりに始動 !!

2022年03月28日 21時56分58秒 | 日記
晴ちゃんが昨日から、約1カ月半ぶりに剪定始動しますた




”ん 1カ月半ぶり ” “そう言えば、あまり晴ちゃんを見かけなかったな” “電話に出なかったな” って思っている方もいらっしゃるかもしれないけれど、
晴ちゃん、ちょっこし (2週間ほど)入院しとりますた。
と言っても、決してコロナウイルス感染ではなく
退院して1カ月以上経つけれど、ようやく剪定が出来る(とっても本格始動までは回復してませんが)状態まで回復ってところでしょうか。

まぁ、話せば長くなるんだけれど、
事の起こりはちょうど1年前。
2年に1度受けている人間ドッグで、
ここ数年、「要経過観察」の項目だった場所が昨年3月の人間ドッグの結果は「要精密検査」。
4月から、摘蕾やら定期防除と、 畑での仕事も忙しくなりはじめ、
そのままにしていたら、盆過ぎに “ちゃんと、精密検査受けました???” ってお手紙が来て、
慌てて、精密検査へ
結果、すぐに病院を紹介&予約を入れて頂き、翌週には岩手医科大学へ。
様々検査をした結果、医師から言われた事は
「本当に、症状ありませんか?
 まぁ、これは、薬を飲んで良くなるって事はありません。
 手術しないと治りませんが、今症状が出ていないので、早急の手術案件ではありません。
 いつ手術が必要になるかは、症状次第。来年かもしれないし、10年後かもしれない、それはわかりません。
 なもんで、毎年検査して、様子を見守ります」って。
でもね、そのまま様子見の放置状態で、病気の症状の1つに心筋梗塞や心不全なんかがあると
そんな症状が出てからじゃ遅いし、
なにより、勤め人ではなく、自営業の晴ちゃん、
入院手術となった場合、変わりにその仕事をやってくれる人がいるかどうかも問題の1つ
であれば、まだ義父母が元気で畑に出ているうちに、不安材料は取り除いておきたい。
それを、先生に伝えたところ、
「症状が出ておらず、手術が必要と判断されないものを手術するのは、医師としてお勧めできない」と。
でも、「どの程度の症状か、一応、検査してみますか」という事で、
10月下旬に、何日か通って更なる精密に検査したら、
「重症です」と、医師から一言。
で、「本当に、症状ないですか??」っと。
まぁ晴ちゃん的には自覚症状が無かったから、 って感じだったけれど
重症と言われれば、心穏やかではない。
そんな所に直接先生から、手術前の検査入院の日程の があり、
晴ちゃんもおいらも、2,3年以内に手術が出来ればと思っていたら、
何と、2月に入院&手術決行と相成った次第。
最後の手術前検査をした際の先生も、
「検査結果はかなり悪いけれど、自覚症状が無いんですよね。
 であれば、今回、手術しないという選択肢もありますが。
 まぁ、その場合、次に手術となった場合、今までの検査をもう一度やっていただく事になります。」と。
晴ちゃんもおいらも、思いがけず早い手術だったけれど、腹を決めたのに、
この期に及んで、ここでファイナルアンサー求める
しかも、また1からの検査になると、時間もお金もかかるから、もう、手術決行で、とファイナルアンサーしますた。

で、2月10日に入院。
その頃、岩手県でもコロナウイルス感染者が急増していた為
おいらも、感染や濃厚接触者にならないよう、事情を説明して定期的な出稼ぎをお休みしたり
かなり、気を使った生活をしとりますた。
でも、コロナウイルス感染者拡大の影響か、予定の手術日より1日遅い手術となり
2月15日、晴ちゃん、ハツにメスを入れますた。



晴ちゃんの病名は「僧帽弁閉鎖不全症」
僧房弁が完全に閉じないために(晴ちゃんの場合、弁の腱が切れていて閉じなかったよう)
左心室から大動脈だけに送られるはずの血液が左心房へ逆流し、
それでも、全身に血を送ろうと、心臓がかなり頑張って動いてたため
心臓が肥大しており、心筋も厚くなっていたらしい。

(出典:入門解剖図譜  おいらの学生時代の教科書ざます
(この矢印の弁が閉まらない為、左心房から左心室に流れ、全身に送り出される血液が、左心室から左心房へ逆流していたんざます)
なもんで、腱が切れていた弁の形を、逆流しないように形成し
人工弁輪(人工弁ではありません)を使って直すことで逆流を改善する弁形成術。
手術時間は、消毒や麻酔を含め5時間。
その間、頸部と足の付け根にカテーテルを通し
心臓の手術の間、心肺停止状態にして人工心肺を使用。
幸いにも、開胸(胸骨を切って、すっかり心臓が見える状態)手術ではなく、
MICS(ミックス)という小切開手術で、体を傷つけることの少ない心臓手術。
胸骨正中切開手術とは違って胸骨を切り開かず、胸の右側の肋骨の下を10センチ弱切り開き
胸の右横から僧帽弁にアプローチするので、
出血や痛みが少なく、手術後の回復も早く、傷跡も目立ちにくいってメリットがありまする
当然、入院期間も短縮。
喫煙等をしていると、開胸の術式となる事が多く、入院期間も1カ月程、日常生活を送れるよになるには2か月程かかるみたい。
晴ちゃんはと言うと、
手術翌日にはICUから一般病徴に移動したけれど、
おいら的には、様々な管がつながっている状態で、
これで一般病棟に移動って、大丈夫なのか心配ですた。
だって、首にも


そして胸からは未だ出血している血を、体液と共に外に出す管もつながれている状態。

それでも、一日一日回復していき、
術後11日目の26日(土)には退院。
退院した数日は、ホント、もっと入院していて欲しい位、
自分で起き上がったり、様々な動作が痛みで制限されていたし
掛け布団をかけると重さで傷口が痛いという事で、夜中ストーブをつけっぱなしでタオルケットだけで
でも、痛みで寝返りなんか当然出来ない為
何度も夜中に目を覚ます生活。
ここ10日程で、ようやく見た目にも変わりない(でも、未だ通常の生活は出来ません)生活様式となりますた。
で、昨日から、“ならし”で、剪定作業を開始した次第。
心臓を手術して、10日あまりで退院なんて、
素人のおいら的には考えられない早さだけれど、
点滴等の医療行為が終了したって事で、あとは で療養って事なんだね。
ちなみに、入院から手術して退院までの請求は、
保険など全くない100%の状態で約350万円
国民健康保険等、保険のありがたさを身に染みますた

御年97歳のおばあちゃんも、昨日から畑仕事始動




この一輪車を椅子に、休む姿も「いつもの光景」になるね。


おいらは、「働き者」と気持ちは真逆の所にいるので
おばあちゃんの爪のアカを何度煎じて飲んでも、“怠け者”を治す手術をしても
“なまけたい” 気持ちは治りそうもありません

コメント (2)
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