長岡京エイリアン

日記に…なるかしらん

全国城めぐり宣言 第17回(たぶんそのくらい) 「備中国 鬼ノ城」……じゃなくて、「備中国 経山城」!

2013年03月28日 23時17分00秒 | 全国城めぐり宣言
 はいは~い、どうもこんばんは~。そうだいでございます。みなさま、今日も一日お疲れさまでした!
 いやはや、もう月末なんですよ! 早いですねぇ~、時のたつのが。桜ももう満開でございます。

 あの~、今月もやあぁ~っぱり忙しいんですけど、なにが忙しいって、仕事のあいまを縫って観に行きたいと考えてる演劇の公演がむっちゃくちゃ集中しちゃってんの!
 だいたい私の場合、ペースとしては2ヶ月に1本くらいの割合でお芝居を観るのが普通の感じなんですが、いったい何が原因なのか、前回に紹介した℃-ute中島早貴さん主演の『さくらの花束 さくらん少女』からカウントすると、ひぃ、ふぅ、みぃ……あらら、たった1週間のあいだに「5本」お芝居を観る予定がつまっちゃってんのよねぇ~!! これ、お仕事の都合でどうしても観にいけなくて2本断念した上での5本なんですよ。
 別に春先に演劇が盛んになる、っつうこともないはずなんですが……まァ、そういう時期はそういう時期として、素直にそのムチャクチャぶりを楽しみますか! 仕事、お芝居、仕事、仕事、お芝居……あ~楽しい。


 さてさてそんなわけですので、できればこの『長岡京エイリアン』で逐一取りあげていきたい話題が満載の月末なんでありますが、そこはちゃんと、順番どおりにあまさず扱いたいのが私の貧乏性なところなんであります。だって、いちいちお金も使ってるんだからよう。
 ということなので、今年の1月のように仕事の忙しさにかまけて体験記のまとめを滞らせることのなるべくないように! ちゃっちゃと3月の岡山行のお城探訪&演劇鑑賞のつれづれをつづってしまうことにいたしましょうや! いや、備中高松城とダンス公演のことは、またリアルタイムがヒマになった時に本腰入れて取り組みますです、ハイ。あ、でも、記憶の鮮度が……


 前回に触れましたとおり、今月24日の日曜日、日中に池袋の劇場「シアターグリーン」で『さくらん少女』を観終えた私は、夕方ごろに JR東京駅に向かい、夜9時のバス出発を待って駅前の「喫茶室ルノアール」で1~2時間ほどボンヤリしました。
 いや~、実は私、ひとりでそういう喫茶店に入って時間をつぶすのって、所在がないやら店員さんの視線が気になるやらであんまり得意ではないのですが、その点ルノアールは実に居心地がいいですねぇ、やっぱ! 広い店内を見まわしても、私と同じくボンヤリしている人もいれば読書をしている人もいるし、なんの遠慮もなく長話を楽しんだり、数人でパソコンを囲みスカイプ通信(……っていうんですか? アレ)でなにかの打ち合わせをしている若者たちもいるといったあんばい。あ~気楽でいいやコリャ。なんだか深夜バスに乗る気が失せてきたぞ~。
 考えてみれば、電車に乗って千葉からはるばる池袋まで行って、本物に初めて出会うアイドルさんのお芝居を約2時間楽しんだっていう時点で、十二分に家に帰ってその日をシメていいレベルのイベントだったんですよね。それがこれから、深夜バスで0泊3日の旅なのよ。しかも、その内容たるや……

 いや、いや、もう身体はバス駐車場の近くにあるし、なんてったって安くはないバス代をもう払っちゃってるんですよ! そして、行く先の岡山では素晴らしい時間が待っている……はず! ここはもう、雄々しくバスに乗り込んで明日のためにさっさと寝る以外に選択肢はないのであります。出発、しゅっぱつ~!!

 ところが……バスの中ではあんまり眠れなかった。
 別にバスの設備がどうこうってことはなかったんですが、やっぱり深夜の高速バスって、「お隣さん」が大事なのよねェ~!
 ……消灯時間にパソコンいじるなって、出発のときに運転手さんが言ってただろうが……あっ、やっと閉じたと思ったら、スリープだかシャットダウンだかなんだかわかんない表示の点滅ランプが異常にまぶしく感じる!!
 挙句の果てには、私のかけ毛布までひったくって寝ようとする始末! 貴様、俺の皮下脂肪の少なさをナメんなよ!? まぁ、車内はむしろ暑かったからいいけど!
 ところが、お隣さんはやがて、本当の自分のかけ毛布が自分のおしりの下にあったことに気づき、手にしたかけ毛布を、ラブレターを渡しかねている乙女のようにもじもじさせます。え、わたし? わたしは完全に見ないフリで無視ですよ! ちゃんと一声、「すみません。」って言って返せよ!
 そしたらこやつ、なんにも言わないで私のかけ毛布を小さくたたんで、自分と私とのあいだに「そっ。」と置いてやんの! そのあとは完全しらんぷり!!
 小さい!! なんといじらしい小心者ヤローなんだ!! もう充分おもしろかったから怒らねーけど、そんなかけ毛布もういらねぇよ、バカヤロー☆
 よっぽど、その後生大事にかかえているパソコンを、開くほうとは反対側に「パキッ♡ 」と折ってやりたくなりましたが、ここは一期一会の縁なのだからと冷静になることにいたしまして、「タチの悪いウィルスにひっかかれ、タチの悪いウィルスにひっかかれ……」と一心不乱に祈りながら目をつむることにいたしました。せいぜい、そのせせっこましい人生をチビチビ送っていきやがれ!

 とまぁ、そんなわけでいつにない疲労度で目的地の岡山駅前に到着したのですが、去年の3月と同じく、春先とはいえ早朝6時の岡山はやっぱり極寒。さすがに前回の1月にくらべればいくらかマシとはいえ、私がその日着ていたジャケットだけではちょっと物足りない気温となっていました。
 でも! 去年の経験を引っぱりだすのならば、岡山はお昼近くになってからの陽気の勢いがハンパないんですよね~! ジャケットさえもいらないくらいの暑さだったんですから。

 っつうことで、まずは多少の寒さをガマンしながら岡山駅に入って、前回の備中高松城探訪でもお世話になった「吉備線」に乗り込むことにしました。今回も、その押しボタン式開閉ドアの味わいはそのままでしたね~。車両も、あれはきびだんごを意識しているんでしょうか、全体が「朱」か「白」か「桃」のどれかに彩色されている車両が交互に連結しているのは、いかにもシンプルですがいつ見てもかわいらしいですね。

 今回、私がお城探訪のために向かった目的駅は、岡山駅から吉備線に乗って40分ほど、前回お世話になった備中高松駅を過ぎて、そのひとつ先の足守(あしもり)駅もさらに過ぎた7駅目の「服部駅」でした。岡山市街地から北西に16キロほど行った、総社市(そうじゃし)の東の玄関に位置し、もちのろんで、無人駅。

 服部駅を出ると、そこには前回の備中高松駅や足守駅とさほど違いのない、というか、さらに農地化した風景が広がっていました。広々とした田んぼ、向こうにそびえる山々、そこを一直線に貫く高架式の岡山自動車道。ほんとに、見れば見るほど私の実家にそっくり! また、春先なので全体的に色彩が茶色っぽいのが「ザ・寂寥」って感じで最高ですねぇ。それに、その日が月曜日だったのが関係してるのかどうかわかんないんですが、午前中は見渡すかぎり外に人がいないいない! 車はたまに通り過ぎるんですが、しばらくのあいだは誰ともすれちがわなかったですね。う~ん、一人旅ムードは満点。

 さて、服部駅から北を向くと、農地をこえた数キロ先には東西に際限なく山々がならんでいるのですが、今回私の行く山はどこかな、っと……

 あ、すぐに見つかった。

 眼前の山地は全体的に深い緑一色に染まっているわけなのですが、たったひとつ、服部駅から見ればほぼ真正面に位置する山の頂上付近だけが、なにやら人工的にそう作られたかのような「黄土色」になっているのです。
 削られたのか? いや、違う。あれは……城の城壁だ!!

 5~6キロは離れている地点からでもすぐに識別できるあの巨大な山城、その名は……「鬼ノ城(きのじょう)」!!
 気がつけば、鬼ノ城の上空に広がるのは灰色の曇天。なにやら雲行きも怪しくなってきたような……雰囲気がおどろおどしい!
 そして、鬼ノ城へ通じる道のところどころには、私の来訪を、まるで哀れな生贄が自分の運命を知らずに迷い込んで来るかのようにいまや遅しと待ち受けていた、鬼の眷属ともみまごう不吉な鳥たちの愉悦にむせぶ叫び声が!


チュン、チュン。


 すずめか!! そこはカラスにしとけやァア!
 すずめなんて、何年ぶりに見ましたかね……『ハロモニ。劇場』の「高橋愛チュン」以来じゃないかな。千葉の市街地ではほんとに見られないんですよねぇ。心が和むよね。

 鬼ノ城は岡山県も力を入れてアピールする観光地のひとつになっているようで、駅としては最も近い距離にある服部駅の出口にも、鬼ノ城など、近隣の名所名跡への道筋を丁寧に紹介する大きな案内板が設置されていました。

 それによると、「鬼ノ城まで5.5km 」。う~ん……最寄り駅?

 まぁともかく、そのくらいはまったく想定内の歩行距離であります。服部駅に降り立ったのが午前7時30分で、岡山に来た主要な目的であるお芝居が岡山市で上演されるのは夜19時! も~半日近く余裕があるんですからね~。
 しかも、私も典型的な30すぎの運動オンチ男とはいえ、5~10キロくらいの距離は日々の生活でしょっちゅう折を見ては歩いているんであります。まぁ、その大半は「道に迷ったから」なんですけど……それはそれとして、5.5キロなんて日常茶飯事なんですよ!

 だが、しかし。私はこの時点で、ある重大なポイントを見落としていた……いや、それはもしかしたら、そのことを考えるのがあまりにも恐ろしかったために、自分でもまったく意識していないうちに「見ないことにしていた」のかも知れない。


それは……鬼ノ城は山の城。そう、山の道には「角度がある」のだ!!


 やっぱり……山なのよね~。
 服部駅から北に歩いて2キロほど行くと、そこには広大な敷地と豊富な自然資源を利用した「砂川公園」というレジャー施設があります。散策のほかにもキャンプやバーベキューなどができる楽しそうな場所なのですが、ちょうどそのあたりが、山頂に鬼ノ城をいただく「鬼城山(きのじょうざん)」のふもとに位置しています。そのため、公園に入ったあたりからゆるやか~に坂道が続いていくようになり、砂川公園の目玉でもある自然の河川「砂川」を利用したウォータースライダー場を横目に見ながら公園の北端を出ると……

 もう、右も左も山、山、山。そして、右手の鬼城山に続く道は、さっそく傾斜角30°はあろうかという、「坂道ですが、なにか?」状態。
 「鬼ノ城・駐車場まで3.5km 」。坂の入り口にはこんな無情な表示板が。
 まぁ、ほんとに傾斜が30°あるのかどうかはわかりませんが、感覚としては私の地元にある蔵王スキー場のゲレンデに近い「壁感」がありましたよね。

 ここで私は痛感しました。登山の準備なんてロクにしてこなかったけど、ひとつだけ念のために、軽くて丈夫な「作業用安全ブーツ」を履いてきて本当に良かった……県外に旅行に行くからといって、しゃれっ気を出して重い靴とかを選んでたら、おそらく夜19時開演のお芝居の会場に私の姿はなかったでしょう。南無八幡大菩薩!

 「駐車場まで」とあるように、鬼ノ城は山頂付近の城域まで車で登ることができるアスファルトの道があるのですが、さっそく入り口には「大型車は乗り入れられません」という表示がかがげられております。そして、当然のごとくの一本道。ところどころに対向車が待機するスペースがもうけられています。
 だもんで、入り口から未舗装の山道というわけではないのでそういう意味では大変ではないはずなのですが、アスファルトだって坂は坂!!

 も~、基本的に態勢はマイコージャクソンの『スムース・クリミナル』のアレみたいなななめっぷりですよ。うしろで何が爆発してるんだって話ですよ。


「がんばらなっくっちゃ~あ、がんばらなっくっちゃ~。がんばらなくっちゃぁあ~……」


 いくらなんでもリアルタイム世代ではないのにもかかわらず、私の脳内には無限ループで『ピンポンパン体操』のフレーズが!! もちろん、歌唱しているのは久住小春さんのやつです。

 もう、頭を上げて山々を見渡す余裕が、なくなるなくなる! 見る見るうちに目に入るのは、地面の灰色だけになっていくという、このわかりやすい過酷さ。それでもがんばってぐぐっと顔を上げてみたとて、真正面にはやっぱり灰色の坂がドーンと、山肌で見切れるまでず~っと!!

 あぁ~、もう、かえ……るわけにはいかんっ!! ここまで来たからには必ずや山頂まで……

 もはや「千葉からはるばる来ただけのものはなんとしても全部見尽くしちゃる!!」という貧乏人の意地のみがメインエンジンという状態なのですが、とにかく急がずに1歩1歩を短めに、しかし確実に前に進める作業のみに集中して、遥かなる坂を登りつめていくこととなりました。
 遥かなるったってオメー、たかだか3.5km よ! 終わりはちゃんとあるんだから……え、まだ500メートルしか登ってないの? あと3キロか……

 空はかろうじてまだ泣き出してはいないのですが、依然として余談を許さない曇天。気温もさほど上がっていないのに、勝手に私の体温だけがうなぎのぼりになっているせいでジャケットさえもがいらない汗だく状態におちいっております。

 しまった……服部駅から砂川公園までは震えるくらいの寒さだったので、ほうぼうに置いてあった自動販売機には何の関心も示さずにスルーしていたのですが、山道に入って熱くなり水分に渇望しだしたとたんに周囲は自販機なんかあるわけナッシングな環境に!!
 そうだった、事前に調べておいたところ、ガイド文はしきりに「山道から山頂にかけては自販機がいっさいないので水分の確保に注意しておくこと!」という警告を発していました。ついさっきまでいらないと思ってたんだけどよぉ~、やっぱ人間に水は必要なんだな~これが!!

 だ~が、しかし! こういうときもあろうかと、私のカバンの中にはなんと、私にしては奇跡的な準備のよさで、岡山出発の前日に知り合いの方からおすそ分けでいただいた「おミカンさま」が4つも格納されていたのだァアア!!

 はわわ~、ありがたやありがたや……「蜜あふるる柑の木の実」と書いて「蜜柑(ミカン)」と読む! っていうか、「甘い木の蜜」なんだぜ、蜜柑って!! スゲくね!?
 まだ何の苦労も知らなかった幼いころ。私は日本昔話の『わらしべ長者』で、のどが渇いて困っていた旅のお姫様が主人公からミカンをもらって喜ぶというくだりを読むたびに、「だっせー、お姫様なんだからノドかわいたらフツーにポカリとかアクエリアス飲めよ! ミカンは食い物なんだよ!」などというアホンダラなツッコミをしていました。認めたくないものです。

 ミカンがなかったらどうなっていたことやら……ともかく、人の縁というものは思いもかけないところで自らを助けるものであります。これからもがんばって生きていこう!

 さて、そんなこんなで私が初期型のアシモのような歩みで坂を登っていると、視界にはたまに谷川や水害防止のための小規模なダムが見え隠れし、道ばたにはそれ以上に高い頻度で、足元に番号の刻み込まれた意味ありげなお地蔵さまの石像が並んでいます。最終的にちゃんといくつあったのかは確認しなかったのですが、3.5km の山道に少なくとも「23基」はお地蔵さまが並んでいましたね。だいたい150メートルに1地蔵ということですか。
 番号がふられている以上、おそらく山道での自分の現在位置を確かめるというきわめて実用的な意味合いがもっとも強いのでしょうが、ひとつ残らずしっかりと赤いべべが着せられていて、にこやかに笑っているもの、ちょっとイラッときているもの、顔が削れてなくなっているもの、どうしてそうなったのかはまるでわからないのですが首と胴体とでバカッと2つに割れた形跡のあるものなど……やっぱりこの鬼城山には、これほどの地蔵チームを必要としなければ鎮められない「何か」が今なお存在しているとしか思えない気分になってきます。って言ったって、あたしゃ鬼よりも熊のほうがよっぽど怖いっすけどね! つい先月の豆まきで鬼、やったし!!

 いっぽう、車道では15分に1台の割合で車が通っていくのですが、こちらも私と同じように「ヴヴヴいぃ~んん……」といううなり声をあげながら、けっこうキツそうな1速状態でえっちらおっちら坂を登っていくミニバンやワゴンがほとんどです。

 そのうちの1台が私の隣でスピードを落としたのでふと顔を上げると、そこにはいかにも人のよさそうなおじさんの笑顔が。
 「山登り? 今日はこれから天気が良くなるけぇね、頂上は最高よぉ~! がんばりんさい~。」

 そう快活に語っておじさんの車は去っていったのですが、いちおう空元気で「ハイ、がんばります!」と答えはしたものの、私のノドには「乗っけてくれ!」という叫びがかなりギリギリまで出かかっていました。
 おじさんのワゴン車には明るい色づかいで「総社市 新生活交通 雪舟くん」という文字がペイントされていました。どうやら、山奥に住む方々の生活の足として機能している公共交通機関のようですね。おじさんも、がんばりんさいよ~。ちなみに、「雪舟くん」というネーミングの由来は室町時代の水墨画僧・雪舟等楊(せっしゅう とうよう 1420~1506年)が岡山県総社市の出身だったからのようです。

 そしてなんとえらいもんで、おじさんから「天気が良くなる」と聞いた瞬間に空模様は青空がチラホラと見えるようになってきました。さらに坂道のハードさにはっきりした変化はないものの、ハッと気がつけばかたわらには「鬼ノ城・駐車場まで1km 」という表示板が!

 きたきたきた~! もう、あと100メートルを10回、10回ぃい~!!

 も~、早くもここまでの時点で本格的山登り感がとんでもないことに。ちゃっちゃと鬼ノ城を探訪して、ちゃっちゃと下山しちゃおう、こうなったら! あとは岡山市の市街地で、何時間でもお芝居の時間まで休んでればいいんだから。

 そういった超及び腰気分で鬼ノ城までのラストスパートに気合いを入れた私だったのですが、「残り1キロ」の看板を通り越してしばらくすると、すぐにまた次の表示板が見えてきました。

 なんだ、ありゃ? 妙に間隔が短いけど、何が書いてあるんだろう。
 なにげなく目に入れて通り過ぎようとした私だったのですが、そこに示された驚愕の情報に直面して、私は凍りついてしまいました。


「← 経山城 / 鬼ノ城 →」


 !!?? 経山城!? なにそれ、「きょうざん」? 「つねやま」? どっちでもいいけど、鬼ノ城だけじゃねぇの!? 他にあるの、城!?


 これには参りました……鬼ノ城だけをちゃちゃっと、というふうには簡単にいかない事態が早くも出来!
 城だと……そういわれたら、行かずにはいられねぇじゃねぇかァ!! そこに城があるのならば、たとえ時間がいくらかかろうと、この両の脚がムチャクチャになろうと探訪するのが私の業病なのだ。

 よし、それならまず鬼ノ城はおいといて、行ってやろうじゃねぇか、その「経山城」とやらに!


 思わぬ伏兵の登場に私の城好き魂は大いに火がつき、同時に両足はドン引きするのでありました。

 っつうことで、次回は「経山城探訪」からの、いけたら「鬼ノ城探訪」まで!!
 も~なんか、「このペースでいつになったら完成するのか」とか、そんなのもうどうでも……
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