ブラガンカから西へ向かって30分山の中の一本道を行くと村も家も見えない林の中にセポ・ヴェルデのキャンプサイトがあった。
サイトの中一面の桜の花が満開で、小さなテラスのキャンプサイトに10台くらいのキャンパーが泊まった。
桜並木を行くわがキャンパー。
キャンピングサイトのオフィスには2人の若い男性がいて二人とも立派な英語を話す。私が日本人だと判ると、君はこのキャンプサイトで2人目の日本人だ。2-3週間前若い日本人の男性が自転車旅行をしていて一晩このサイトで泊まったという。たぶんテントを持ってきていたのだろう。彼は大阪から来たと言ってたが、君は日本のどこから来たのかと聞くから ”金沢だけど知らないだろうが、北朝鮮がミサイルを落としている日本海側だ。” と言ったら ”オ~恐ろしいところから来たんだねー”
オフィスの壁にかかっていたお面が面白くて写真を撮らせてくれと言ったらわざわざ外のタイルの床へ持って行ってくれた。これらのお面はこの地域のお祭りに使われるものだといい、オフィスのヴィデオでお祭りの様子を見せてくれた。
翌朝その祭りの名前や時期を聞こうとオフィスにいったけれど閉まっていて聞きそびれていまだに後悔している。
晴天の夕方8時近くに夕日が沈んだ。
今夜は満開の桜の木の下でキャンプする。
こんな小さなキャンプサイトながらトイレシャワーの設備は良く、きれいで暖房が通っていた。