お城のある高台の正反対側、キャンプサイトからは見えないところに2つの高い塔を持つ牢獄並びに防衛防御の役割を持つ塔がある。
塔の内部一室にこの塔の模型があり当時は立派な防衛設備だったことが分かる。
15世紀ジャンヌダルクを保護加勢したかどで捕獲投獄されたJohn oF Alencon's ( 14089-1476) は1456年から5年の年月をこの牢獄で過ごし、1461年にシャルル7世によって解放された。
高い塔の上から見下ろすロッシェの新市街。こうしてみると割合小さな町であることがよくわかる。
東に目をやれば教会の尖塔が良く見える。
地下牢への回り階段。
この塔の真下には手で掘った広い地下道が数キロにわたって伸びている。頭上に巨大な石の塔があると思うと、狭所恐怖症はないつもりだがあまり気持ちの良いものでなく、急いで地下道を駆け上がった。
中世の庭は花盛りで、暗い地下から出てきて随分ホットした。
もう一方の7階建ての塔は当時の居室や寝室、ダイニングの広間だったりしたが、天井や床がすべて崩れ落ちたため、内部は空が見える筒状態になっている。
壁に沿って狭い石の階段がついていたり,安全柵があるが高所恐怖症の人には絶対おすすめできない。若いフランス人のカップルが恐怖のあまり下を見ないよう壁にぴったりくっついて歩いていた。
地下のキッチンか倉庫だったらしい。
ロッシェを統治していた貴族の絵、フランス語ばかりで名前は判らない。 日本の大名行列ほどではないが、当時の栄華がしのばれる。