フンダウのキャンプサイトは盆地の山側の急坂にあり盆地の反対の山は非常に遠い。その山の上が白くなっているのを亭主はあんな高い山頂に町があるよという。望遠を最大にしてみたら、白いのは雪だった。過去数年4月初めにスペインのピラニー山脈を通ってフランスへ行くが、、あそこも山にはいつも白銀が輝いている。ポルトガルの北部も冬は雪が降るのだもの山に雪があっても当然、でもポルトガルにもあんな高い山があったのだと驚いた。その高い山の頂に見える不思議な建物。
サイトに落ち着いてまだ午後の3時、日は高く気温も高くて近くを散歩してみようとサイトを出た。サイトへむかって急坂の道路を登ってきた曲がり角で猛スピードで降りてきた乗用車がキャンパーすれすれに通り抜けていった。こんな急坂であんなにスピードを出してほんとに危なかったと後になってぞ~としていた。この坂道のガードレールがあちこちひん曲がったり、ずたずたに壊れたり、皆スピード出しすぎの事故に違いない。
キャンプサイトの隣は尼僧院でうっそうとした木々と高い塀に囲まれて尼僧院は見えないが、山麓からマリア像が木の間に見える。
麓からキャンプサイトの横までコンベント・ガーデンがオープンしていて、帰りは恐ろしい道路脇を歩くよりはと入ってみた。この小さなブルーの花はたいしてきれいでもかわいくもないが、ポルトガル南部では見られない。
ポルトガル特産のクインス(カリン)の花これは秋のリンゴの実る時期、大きな黄色の実がなる。これで作るクインスのマーマレードは有名。
公園の中に真っ白な西洋ナシの花が満開だった。我が家の庭にもこの梨の木があるが、4月の初めに花が咲くかなーと考えてしまった。ポルトガルで一番輸出されるのが梨だとのことで、これもポルトガル中央部から北部あたりが多いらしい。
この公園は若い子たちの冒険の場で高い木から木へのつり橋や、綱渡りなどの設備が多く見られた。