Reiko's Travel by Camping Car

2004年4月に退職して以来亭主と二人ヨーロッパの国々をキャンピングカーで旅行している、英国在住40年の主婦です。

再びポルトガルへーファーロビーチ( Faro Beach)

2018-03-30 10:26:25 | 旅行

 まるでイギリスの真夏日のような3月末、11時半の電車でファーロへ行った。電車は2時間に1本しかない。

以前からファーロのビーチは素晴らしいところだと聞いていたから、一度行ってみたいと思っていた。駅前からバス停に行って聞いたところまだ30分も待たなければならない。

 

 

ファーロのビーチは空港の後ろにあるのを地図で確かめてあった。駅の後ろに鉄道と平行に走っている歩道を歩くと高いウオータタワーが見えてくる。ほらあそこの近くだよと亭主に騙されビーチまで歩くことになった。

 

途中のフリーキャンプサイトの花壇にラヴェンダーが咲き始めた。

 

 

以前はどんな落書きにも拒否反応を示したものだが、こんな素敵な落書きにはその才能に感心してしまう。

 

 

道端のオレンジの木に実が実っているのに、花が咲いていた。オレンジの花はとっても良い香りがする。

 

 

一時間ほど歩いたらファーロ空港の前に着いた。そこからビーチは空港の滑走路の2辺を行くことになるとは思ってもみなかった。

 

 

空港へのメインロードのラウンドアバウトにこんな面白い群像がたっている。すべての人たちが空を見上げている。宇宙船とかが飛んでくるのを見上げているのかしら。

 

 

道路を挟んで空港に着陸する目印。夜は電気がコウコウとついて着陸地点を示すのだ。

 

 

 

 

空港はずれから西に2マイル四方ほどの湿地帯はアルガーヴ一体の自然公園になっていて、道路際にたくさんの車が駐車していた。私たちもその道を真っ直ぐ歩く。遠くにフラミンゴの群れが3つ見え、手前の群れは全部片足で立ったまま頭を体に突っ込んで昼寝の真っ最中。

 

 

 

道の最終地点にはバードウォッチング用の2階建ての小屋がある。この時は引き潮のためどんな小さい鳥一羽も見えなかった。これより先は高級ゴルフコースになっている。

帰りの真っ直ぐな道の遠いこと。

 

 

 

 

ファーロビーチはメインランドと平行に細長く伸びている砂地の島で、中にはキャンプサイトもホテルも一般の住居もあるがこの長い橋で結ばれている。

海岸の砂浜はあまり広くなく、特にここでなければというほどでもない。

こんな細長い平らな島は高波が来たら一変で消えてしまいそう。そんなときが無いよう祈るしかない。

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再びポルトガルへーパルム・サンディ(Palm Sunday)

2018-03-29 22:59:39 | 旅行

 

今年のイースター(復活祭)は4月1日その一週間前の日曜日はパルム・サンデーと呼ばれる。カトリックが主宗教のポルトガルでは、このパルムサンディからイースターまでの一連の行事が重要になる。

 

聖体の行列は Eglise de L'Ordre Tiers De Nossa Senhora Do Carmo (カルモの聖女教会)から始まる。この教会はクリスマス時に娘夫婦が借りたお屋敷から非常に近いところにあるが、いまだこのパルムサンディ以外に開いていたことがない。

夕方5時から行列が始まるとのことで4時半過ぎに行ってみると教会の周囲は大変な人だかり、そんなに多くの人だかりでもあまり人声のしない静かな雰囲気。

 

教会の前には枯れたラヴェンダーの枝が敷き詰められている。このフレンチラヴェンダーは花盛りの時にもあまり香りはしないが、人々が枯れた枝の上を歩き回ると素敵な香りがあたりに漂った。

 

 

まずはこの楽団が先頭を切って出て行ったが、ほとんど音がしない。パルムサンデーはイエスキリストが貼り付けの刑にされて亡くなったのを悼む行事で、信者にとっては決して楽しい日ではない。

 

 

 

傷だらけのキリスト像などが素晴らしい生花に囲まれて次々に担ぎだされる。

 

最後の像はサンタマリア像でポルトガルやスペインではマリア信仰が非常に篤い。

 

 

 

聖体とともにほとんどの人たちは後に従って行ってしまった。まだ開いている教会の中へ入ってみると金襴のデコレーションにマリア像の天井画、すべてがきらびやかで素晴らしい。

 

 

 

教会内を一回りして写真を写し、行列の後を追った。 最後尾はまだ200メーターほどしか行っていない。後尾の音楽隊は静かな悲しそうな音楽を奏でている。

わき道からビショップスクエアーに行ってみるとキリスト像はこのあたりで止まっていた。

 

ローマ橋の上も枯れたラヴェンダーの枝が敷き詰められ、やっと先頭の楽団がやってきた。

 

 

 

 

信者にとっては彼らのすべての罪を背負って死刑になったキリストを悼む日。楽しかろうはずがなく、なんとも静かな行列だった。

この十字架を背負っていくキリスト像を見て、ずっと前に見たベンハーを思い出した。一昨年久しぶりにDVDでベンハーの映画を見て、あの映画が刑場へひかれていくキリストを描いているのを初めて知った。

 

 

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再びポルトガルへーカステロ・マリムからカセラへ

2018-03-29 13:28:28 | 旅行

 

やっと大西洋からの低気圧が去りここアルガーヴも例年の3月らしくなってきた。

あと数週間で帰国しなければならないと思うと一日の晴れ間も見逃せない。

この日は電車でカステロ・マリムの駅まで行き、2月時とは反対に海岸を歩いてタヴィラへ向かう。もちろんタヴィラまで歩いてこられないから、一駅手前のカセラ(Cacela)まで歩く。電車ではこの駅間は6分、しかし駅は内陸にあり、駅から海岸までは2-3Kmはある。

 

 

道端や野原はワイルド・カモマイルの花や黄色のブルームで彩られている。まさしく春爛漫。

 

 

棕櫚の葉が面白い影を作っている。

 

 

工事現場らしいところにできた人工のピラミッドのよう。これが一体何なのか判らずじまい。

 

 この肉厚の葉をもつプラントはポルトガルならこそ、寒冷地では葉が凍ってしまうから野生では助からない。海岸に群がって花が咲いていた。

 

 

黒人女性のモデルを使っての撮影隊が海岸に群れていたが、たった一人のモデルにこの多くに人たち。

 

 

 

久しぶりの太陽のもと、海も凪いで風も気持ちよく、多くの人たちが散歩している。

 

夏の観光客用のいすが山積で、面白いパターンを作っているレストラン。

 

 

砂山の上に長く伸びているプロムナード。途中で出会ったドイツ人またはオランダ人のカップルにカセラまでの海岸道を聞いたところ、途中の川で通行止めだという。

諦めて国道近くまで行き、自転車道を見つけた。地図を持たない私たち、いつも行き当たりばったりでそれでも何とかなる。

 

 

自転車道の横に設置されたテーブルとベンチ、ここで持っていったサンドイッチを食べ、コーヒーを飲んで一息。おなかを空かせた猫の親子がえさをねだる。

 

 

海岸近くの砂地はこの白いブルーム(エニシダ)の最適地らしく一面に白く花が咲いている。

 

 

 

門の上の面白い鉢植え、これならだれでも作れそう。アイディアが素晴らしい。

 

 

お屋敷の前庭のオレンジの木下。こんなにたくさんのオレンジが落ちていて、もったいない。

 

 

 

素敵なお城を摸したホテル、その名もカステロ こんな田舎町で一体どんな人たちが泊まるのだろうか? 高級ホテルなら洗濯ものを前庭に干すことはないだろう。

 

今年の3月は温かくなかったから、サイト近くの枇杷の実はまだ熟れていないがカセラの駅近くのスクエアーではもう食べごろ。残念ながら私の背丈では届かない。

亭主が3個だけ取ってくれた。

 

カセラの駅のタイルはとってもきれいで新しく、壁にタイルを盗んでも写真が公開されるから盗人は起訴される。と書いてある。

こんな壁に貼ってあるタイルが盗まれるとは驚き。無人駅だからだろうか?ポルトガルの昨今は貧富の差が激しい。

 

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再びポルトガルへー悪天候継続

2018-03-28 17:46:07 | 旅行

 

2月末から降り出した雨は、3週間毎日降ったり止んだり、その間嵐が3回もやってきて、大西洋に面した海岸線は高さ9メーターもの高波で崖が削り取られて大被害をもたらしている。

南部の海岸線では竜巻が2本襲ってジプシーの掘立小屋が吹き飛ばされ、100人もの人たちがホームレスになったという。今まで干ばつで心配していた貯水池は満々と水を貯め、国民感情としては ’神様もう十分です。’

 

 

タヴィラの我がキャンプサイトでは、雨で喜んでいたのは向かいのフランス人・ハッピーウィスラーだけ。激しい雨の中で口笛を吹きながらキャンパーの屋根を磨いている変な人。

 

 

 

真夏の警察官用のテント地には天幕が張り巡らされていて、直射日光を防いでいる。この天幕も直射日光にさらされていると2-3年で弱くなってしまい、おまけに3週間ほとんど毎日強風にあおられてボロボロに破れ垂れ下がってしまった。見るも無惨!!!

 

 

 

2月末からキャンプサイトの体操仲間がどんどん帰国していき、今では5人になってしまった。

隣のフランス人もその一人。彼らはこの地に滞在中は小型車をレンタルしていて、オルガニック農家へオレンジを買いに行っていた。彼らの帰国二日前に初めて10㎏で5ユーロのオレンジを買ってきてもらった。このオレンジが皮は薄くて果汁が豊富、スーパーのオレンジなど目ではない。

3週間のうちただ1日だけ雨の降らなかった日に、サイトから北の山へ行った。例年なら3月に入ると山中花盛りのはずが、今年は寒くてほとんど咲いていない。

咲き出したばかりのラヴェンダーを摘んで二日後に帰国する友達へのプレゼント。

 

 

この3か月ほど隣同士で生活したフランス人の愛犬。雨の日も嵐の日にもこの犬と真っ黒のパグを連れて散歩に行っていた。子豚のようにコロコロ太って人懐こい。

 

 

 

 

 

 

NHKのテレビでオリーヴの葉のお茶が体に良いことを知り、インターネットでその効用を確かめた。それで、サイトの隣の広大なオリーヴ畑へ葉を摘みに行った。3月のこの時期にはオリーヴの枝は剪定されて来季の収穫のため手入れされるはず、ところがこのオリーヴ畑はまだ手入れされていない。

葉を袋いっぱいに摘んで足元を見てやっと気が付いた。草むらのあちこちにランの花が咲いている。翌日カメラをもって歩き回り、4種の花を見つけた。どれも高さ10センチ前後、花の色も黄色以外は目立たず、よほど注意してみなければ踏みつけてしまいそうになる。

今年は遅い春が確実に近づいてきた。

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再びポルトガルへーフーパーの求愛

2018-03-24 23:16:59 | 旅行

 

3月のはじめ、キャンパーからやや近い草むらにフーパーが3羽いるのを見つけた。

早速カメラをもっていったところ、3角関係はうまく話し合いがついたのか、2羽だけになっていた。

今まで一羽づつしか見たことがなかったから、比べようがなかった。今回2羽が一緒にいるとオスはくちばしが長い。すぐ彼はマッチョ君と名付けた。

メスはマッチョ君と比べるとくちばしは短く、口の横に白い斑点が見える。時々頭のとさか?か冠が立って、マッチョ君に ’いかが、私って素敵でしょ” と見せびらかしている感じ。

 

マッチョ君は草むらの土をつつきまわして食べ物を探しているらしい。 虫かミミズか掘り当てると急いでメスのところへ走って行って、彼女に口移しで食べさせている。

 

これはまさしくマッチョ君の求婚であり、彼女がえさをもらうことで、結婚の承諾を得たのだ。

マッチョ君は何度も何度も広範囲を歩き回ってえさを探し回り、せっせと彼女に口移し。

彼女の方は時々土をつついたりしているが、明らかに彼のプレゼントを待っている。

 

マッチョ君がえさをくわえてやってくると、彼女は雛がやるように大きな口をあけて ” 早く、早く ” と急き立てていた。

私の方、30分以上も写真を撮ったりビデオに収めたりでもう十分と帰ってきた。

さてそれから1週間後、キャンパーの近くに2羽が現れ、木の下の草むらを歩き回っている。

マッチョ君の方は忙しそうに足早であちこちつつきまわるが、決して彼女に口移しのえさをやらない。それでも彼女の方は新妻らしく嬉しそうにマッチョ君の後を追いかけまわしていた。

これって釣った魚にえさはやらないという昔の日本男性によく似ていると思わない?

 

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再びポルトガルへー悪天候。

2018-03-02 11:08:04 | 旅行

つい3日前まで毎日晴天が続いて、キャンプサイトの片隅のオレンジとオリーヴの木々が茂る運動場で、ラジオ体操をしていた。

 

3日前から急激な天候不順、強風と絶え間ないにわか雨がやってくる。朝夕お構いなしの雨でこんなに雨が降り続いた年はポルトガルで越冬してきた過去9年間で初めて。雨が降っても風が吹いてもラジオ体操をやめない6,7人はビニールの天幕が張ってある砂場(テント用)で体操とストレッチ、それにおしゃべりで楽しんでいる。

この3日間体操に来ないマイクはどうしたのだろうと話題になったら、彼からメールが来て、彼の運動靴の底が破れて水が漏るようになった。新しい靴を買わなければいけないが雨がひどくて・・・と言ってきた。思わず笑ってしまった。

ストーム・エマと名付けられたこの嵐はヨーロッパ各地で雪を降らし、英国では交通マヒや停電などを招いている。

昨夜BBCのテレビで1963年の大寒波の様子を1時間にわたって放送していた。この時は12月26日に降った雪が溶けぬ間に豪雪と寒波に襲われた英国全土は、2か月間寒波が去らず、孤立してしまった町村にはヘリコプターでの食料移送と急患の移送を行った。

この時はテームズ川が凍り北海の海辺も氷で覆われ、小鳥や海鳥がえさを探せなくて何万羽も死んだそうだ。この時オランダもすごい寒波でオランダには山がないから雪こそ積もらないがすべてが凍ってしまったと、オランダ人のヤン夫妻が話してくれた。

この1963年は私が福井の日赤病院で看護学校へ入った年、福井の山奥の村では積雪7メータになり雪の重みで農家が何軒か押しつぶされた。そんな中で3,4歳の男児が3日後に救出されたというニュースが有った。

ヨーロッパと日本では北半球の反対側になるけれどもこの年は北半球がほとんど寒波に襲われたのかもしれない。地球は狭いとつくづく感じながらテレビを見ていた。

 

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再びポルトガルへー古物市とフリーキャンピング

2018-03-01 15:16:03 | 旅行

 

 

先週の土曜日、魚市場へショッピングに行った。久しぶりに行ったので、毎週土曜日にマーケットの周囲で古物市、骨董市が開かれるのを忘れていた。

 

 

殆どは地面に置いてあるだけのガラクタが多い。最近テレビではこんなガラクタから何万ポンドもする宝物が見つかったりして、そんなものを見ると亭主が、’お前はどうしてあんな宝物を探してこないのだ’ という。

 

太陽があたってキラキラしているクリスタルのディカンターがあまりにきれいだったから写真を写したら、 ’10ユーロ払え” と出店のおじさんが言った。

写真写すのに?と聞いたら笑ってジョーダンだよ。 アーほんとにここがアラブの国でなくて良かった。

 

 

こんな物に興味のある人には面白いかもしれない。そしてこの辺りでスペインのきれいなタイルを売っている店で、値段を聞いたら一枚50セントだという。

すっかり舞い上がって20枚欲しいと言ったら、床に広げてあった8枚だけが無傷であとは全部どこかが欠けているという。どうしても欲しくて8枚だけ買った。

’帰国したらテーブルトップにするのだ´とキャンプサイトの友達に見せたら ’だれが作るの?’ と聞くから ’もちろんポールが’ ”彼は作るのを知っているの?” ”いやまだ知らない“ そこでみんなで大笑い。

 

こんなどこかのお屋敷から盗んできたような素晴らしい椅子や

 

スパニッシュダンサーの着るきれいなドレスも売られている。

写真の手前に見える切り石はどこかの遺跡から盗んできたのかもしれない。

 

古いオリーヴ油を入れる壺はヨーロッパのお屋敷やレストランの装飾に人気がある。

もう14年も前、初めてポルトガルへキャンプに来た時、キャンパーの隣に住み着いていたオランダ人は、農家を回って古い壺を買い集め、ヴァンに積んでオランダへ持ち帰り、売るのを生業にしていた。こんな仕事もあるのかとつくづく感心したものだ。

 

テレビなとで投機の対象になるアフリカの木彫りの面、私にもう少し骨とう品を見る目が有ったなら・・・と考えてしまう。

初めて見るような面白い容器や、道具を見て歩くのも楽しい。

マーケットのコーナーは強い春の日差しの下、コーヒーを飲んでくつろいでいる人たちが多かった。

 

 

古本屋、レコードの屋台。

 

 

 

魚市場や骨董市の周りに無数のキャンパーが駐車している。彼らはここで無料のキャンピングをしている。この駐車場は電気も水もないが、魚市場にトイレの設備だけはある。キャンパーにはトイレもシャワーも台所もついているから、こんな場所で停車、キャンプしていれば安く生活できるだろう。でも水の補給やトイレを捨てる場所などどうするのだろうと不思議でならない。

 

キャンプサイトから一番近い踏切の真横に小さな小屋がありおじいさんと犬2匹が生活している。

水や電気はあるのだろうか? 入り口は狭そうだが石造りの奥行きはありそうな小屋だから、楽に生活しているのかもしれない。

ショッピングモールの近くに、小さなドイツのヴァンが駐車してもう10年近くになる。

小さなドイツ人のおじいさんがこのヴァンで生活している。最近汚れた服を着たまま早歩きかジョギングのつもりで道端をよたよた来るのを3回も見かけた。10年も生きているところを見ると、年金をもらって食料が買えるのだろう。自由な生活をしているのかもしれないが、やっぱり精神異常に見える。

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