Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

月下美人が咲きました

2021-09-30 05:34:04 | 日記21

毎年7月ごろに2~3の花をつける月下美人が今年は全然つぼみもつかなかった。毎年温室に入れておくだけだが、リンゴの枝が温室の上を覆ってしまい日も当たらなくなった。夏の間は庭に出して太陽に充てるようにしていたが、今年の8月は雨が多くて寒かった。

9月の初めに朝日の入る居間の窓際に置いて、なるべくカーテンもしなかった。すると小さなつぼみがついて2週間ほどの間に急激に大きくなった。

この月曜日、親しい英国人の友達アンとその隣人の老婦人(多分90歳くらい)に 今週中に花が咲きそう。夜の9時くらいから咲くから見に来てください。と伝えておいた。

 

その翌日8時半ごろつぼみが開いてきた。こんなに遅くて来てくれるかしらと半ば躊躇して20分ほど見ていたが9時少し前電話すると すぐ行きます。との返事。

雨の中を友達のアンと彼女の隣人老婦人に彼女の同居している弟がやってきた。

 

10時までの1時間花は少しづつ開いてきて10時には完全に開花。この間中写真大会。

かの老婦人は 日本語で何というのか Get  ka  Be Jin 大喜びで何度も呼んでいた。友達のアンはテレビを見ているよりも面白いと大変ご機嫌。英語の直訳だとBeauty under the Moon。

10時過ぎ彼らが帰った後、スカイプでロンドンに居る日本人の友達を呼んで花を見せて上げ、次は日本の従姉を呼び出してスカイプで見せてあげた。なんて便利な世の中になったものだ。

 

8月ごろから咲きだしたルドベキア(ブラックアイ・スージー)は今が真っ盛り。

 

この春3月に買ってきて植えたベゴニアも芽が出はじめたのが6月で、やっと我が世の春と言わんばかりに咲き誇っている。

 

先週日曜日のカーブーツセールで買ったサルビア、一目ぼれで買ってしまった。小さな可憐な花が萩を連想させるがその名がHot Lips とセクシーな名前。数日前のテレビで今開催中のチェルシーフラワーショウではこのサルビアが人気があるとのこと。あらゆる色のサルビアの花が集まっていた。

 

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コロナワクチン3回目のお知らせ。

2021-09-27 18:57:57 | 日記21

先週初めNHSからコロナワクチン3回目の手紙が届いた。そこには2回目のワクチンを打って6か月経った人たちに連絡しているという。

すぐに載っていたインターネットのNHSのサイトを開けると、住んでいる郵便番号を入れなさいと書いてあり、次には住んでいるところから近い薬局が数軒リストに載っていた。

バスで便利な薬局を選んで日にちと時間の調整。10月5日午前10時半にそこでワクチンを受けることになり、私の携帯にテキストメッセージで確認書が届いた。

すると今日、携帯のテキストメッセージには過去2回ワクチンを受けたガイズホスピタルからワクチンのオファーが来た。残念、あと1週間早ければと思ったが先週のをキャンセルするつもりはない。

今朝親しい隣人の英国人に聞いてみると、もっと遠くの教会で打ってもらうそうだ。GP によってそれぞれ場所も日にちも違ってくる。

そのワクチンオファーの末尾に、インフルエンザの予防注射も申し込めと書いてあった。過去十数年、毎年この時期にはGP で予防注射を打ってもらっていた。NHS のサイトでもインフルエンザはまた違うセクションで、やっぱりあたり一面の薬局の電話番号やインターネットのアドレスがのっている。コロナのおかげでGP は極力患者を見たくないらしい。

一番近いスーパー内の薬局のサイトを開けたが、有料のところしかクリックできない。年金者や身障者子供以外の一般市民は14.99ポンドと有料なのだ。薬局でも私たちのようなNHS の無料の人達よりも、お金が入ってくるほうが良いのだろう。それでいつも処方箋を送ってもらうベッケンナムの薬局に電話して、10月21日午前10時20分に予約が取れた。

娘に電話して コロナワクチンもインフルエンザの予約もとれたことを伝えたら、彼女のインフルエンザ予約は10月初旬だという。やっぱり薬局は有料の人たちを優先しているのが判った。

 

もう一通NHS から届いた手紙が素晴らしい。

グレイルと言う癌研の治験のボランティアーの募集で、NHSやキングスカレッジ癌研ユニットと共同している。はじめキングスカレッジまで行かなければならないかと、1週間ほどほっておいてインターネットで調べたところ、近所のスーパーの駐車場で採血問診するとのことだったが、この1週間で満杯だった。

仕方なく近くのバス停からバスの終点車庫でやっている採血、問診の移動車に予約が取れた。10月12日午後5時、もう寒く暗いだろうな。

でも採血したサンプルはアメリカへ送られ、癌細胞が見つかればすぐ連絡が来るという。それからはNHSでどこの癌かをしらべるという。

このボランティアは今後3年にわたって毎年採血されるとのこと。

友達からはうらやましがられている。この年になるといったい何が起きるか判らない。

 

 

 

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とうとう緑内障と診断されました。

2021-09-24 20:12:43 | 日記21

今年4月初めに眼鏡をなくした。この遠近両用の眼鏡はもう10年ごろ前ロンドン市内のパリみきで作ったもの、その頃で700ポンド以上した。

どうしても見つからないので近くの英国メーカのチェーン店で作ることにした。4月15日に行ってまずは検眼、眼底検査からいろいろやってくれて、メガネは2個で442ポンド。

余りの安さに驚いてしまった。その時検査をしてくれた検眼士が どうもおかしい。一度NHS (国民健康サービス)の眼科で調べてもらいなさい。 と言ってGP(家庭医)あてに手紙を書いてくれた。

この時もロックダウンの真っ最中、もらった手紙をGPあてに郵送した。

それから1か月、どこからも無しのつぶて、とうとうしびれを切らしてドクターの診療所に電話した。

診療所の受付では受け取った手紙をファイルしてそのまま、NHSの眼科へ連絡してほしいと頼んだら、その後2週間ほどして手紙が届いた。

貴女の一番便利な眼鏡屋さんでもう一度検眼してください。 と長い眼鏡屋さんのリストが書いてあった。

我が家から電車に乗って終点の駅の中にある眼鏡屋さんに電話して、3週間後土曜日の朝8時に予約が取れた。7月10日その朝時間通りに行ったのに、その眼鏡屋さんはNHSとコンピューターがつながらなくて何をするか判らない。以前の眼鏡屋さんの手紙をコピーしてもう一度来てほしい。

7月20日やっとその眼鏡屋さんで検眼叶い、NHSではまだ持っていない新しい機械で検査するから25ポンド払いなさい。といわれた。

検眼の結果、やっぱりわからないのでNHS の眼科へ戻します。次はそこから連絡が来ます。

ロンドンのシティの北にイギリスでは一番有名な眼科専門のモーフィールド・アイ・ホスピタルがある。

そこの分院でクロイドンの南パーリーと言うところから、9月3日の予約のテキストメッセージが入った。パーリーなんて行ったことも無し、トラム、電車、歩きで予約より2時間近くも早く着いてしまった。コロナがあるから予約時間の10分以内に来院と書いてあるから病院近くのベンチで本を読みながら待った挙句・・・・受付ではどう間違ったか私の名前をハリエットHと呼ぶ。姓だけは間違いなく、送られてきたメッセージを見せたら、これはクロイドンの分院だという。

しばし呆然 !!!・・・・向こうが間違いに気づいてくれ、検査してくれたのは、過去2か所の眼鏡屋さんと一つも変わらない。

先週週末(9月18日)にその分院のドクターから手紙が来た。緑内障の初期だから、毎夜寝る前にこの点眼液を両目にさしなさい。手紙は私のGPあてで私にはコピーが送られてきた。月曜日午前中、GPに電話するも決して通じない。また受付でその手紙をファイルして見過ごされてはまずいのでこちらも必死、

やっと午後2時近く電話が通じて、ドクターの手紙が届いていることを確認し、ドクターに処方箋を薬局へ送ってほしいと依頼した。

 

 

上右の小さい点眼液が緑内障治療薬2.5ミリの薬2剤くれた。5か月以上も経ってやっと治療にこぎつけた。これが緊急の病気でなかったからいいけど、本当に気のもめること。それでも自分の健康を過信してはいけないとこの時肝に銘じた。自覚症状が無くても1年に1回くらいはどんな検査もしてもらうべきだ。

今度は続けて11月17日にパーリーのモーフィールド分院に来いとの手紙が届いた。

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コロナとカーブーツセール (Car Boot Sale)

2021-09-17 05:12:57 | 日記21

8月末スコットランドから帰ってきて、まず気づいたのが英国のコロナ感染者が世界第4位に上がったこと、ホリデーへ行くまでは4位にロシア、5位フランス、6位イギリスだったのになんとロシア、フランスを押しのけて世界4位とは何の名誉にもならない。おまけに死者はヨーロッパ 1位。

感染者は毎日3万人から4万人、政府は成人の89.4パーセントがワクチン1回、81.8パーセントがワクチン2回終わっているから、もう安心。死者の10パーセントはワクチンを打った人たちだが、残り90パーセントはワクチンを打っていない人達なのだそうな。

7月21日にロックダウンを全部解消し、マスクも人のたくさん集まる屋内だけしたほうがいいのじゃないのと言う具合だから、推して知るべし。首相官邸での国会議員の集まりにも誰もマスクなどしていない。スポークスマンの説明によれば、集まった人たちはお互い知っている人ばかりだから、いいの。科学者や医療関係者は怒り狂ってコロナは知人も他人も区別しない。・・・・本当にそうですよ。

実際スコットランドからの帰り道、高速道路のサービスステーションで、大型バスの若者の団体がドバーと入ってきた。誰一人マスクなどしていない。そしてバーガーショップの前にものすごい人だかり、みんな大きい男ばかりでまるで壁の様。その壁の隙間を縫ってトイレへ行くのだもの、ここで感染したらアウトだと思った。

屋外ではマスクはほとんどの人がしていない。

 

 

上の写真は先週末のクリスタルパレスのミュージックフェスティバルの混雑ぶり、ロックコンサートだから私達年寄りには全く縁のない音楽で、集まってくるのは若者ばかり。最近の感染者は若者が多いというのもうなずける。誰もマスクなどしていない。3蜜なんてとんでもない。

電車や地下鉄でもマスクをしているのは50パーセント、お店でマスクをしているのはほとんど年寄り(私を含む)・・・・くやしいいねぇ。

一向に感染者が減らないのに、だれも真剣に考えてない。

 

7月のロックダウン終了からすぐ、車で20分ほどの農場で毎2週間ごとに開催するカーブーツセールが始まった。日本で言うフリーマーケットみたいなもの。

 

 

 

 

 

始めの頃は売り手も買い手もマスクをしていたけれど、最近ではほとんどの人がしなくなった。青空の下または曇り空の下、冷たい風に吹かれて歩き回っているから、もういいのか。

 

先週の日曜日に上の写真の植木鉢を買った。見かけは木でできているように見えるが、陶器で木の皮が良くできている。中年の中国人のおじさんで英語が全然話せない。値段は手話で大小の値段を聞いて中サイズ1個3ポンドと言うので2個買ったら5ポンドにおまけしてくれ、その上手前の小さな鉢をくれた。ちょうど娘の鉢を植え替えようと持って帰ってたのにすぐ植え替えた。

 

 

 

もう何年も植え替えていないサボテンを植え替えてご機嫌。友達にスカイプやFacetime で見せてうらやましがらせている。あと2回でカーブーツセールは終わりになり来年までないから、また楽しみがなくなる。それにしてもこの冬またコロナのパンデミックが出たらまた来年はどうなる事やら。

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Holiday in Scotland-帰宅の途

2021-09-10 04:56:39 | 日記21

8月30日月曜日は英国の祭日で土曜日から3日間の休日。そのためホリデーで帰宅する人たちも多いとは覚悟していたけれど、ハイランドのコッテージから娘宅まで約600マイル(960KM)14時間もかかった。

今まで素晴らしい良い天気が続いていたのが、打って変わってこの日はどんより暗い雲が立ち込め、霧雨のような雨が降っていた。それもスコットランドからロンドンまでほとんど切れ目なく曇り空。

朝9時出発。娘たちはこのスコットランドの前2週間南の島ジャージーでホリデーを過ごしたから荷物も多い。パトリックの大きな電動自家用車が荷物でぎっしり、屋根には自転車2台を載せてこれだけで電気を相当消耗するという。

 

こんなはげ山はこれから当分見ることはないだろう。

イギリスには山がなくウエールズにある山が連合王国2番目に高い山、最高峰はスコットランドのベン・ネビスで1344メータと言うから日本の3,4千メータなどの山とは比べ物にならないが緯度の高い冬山は決して馬鹿にできないという。

 

南下すると山も森や林が多くなってくる。

 

 

まだ8月末なのに牧草地の刈り取りや麦の収穫が始まっていた。

 

車が多いから訳もないのにあちこちで渋滞する。ひどいところは1車線になったり2車線になったりが3-4回も続いてその度に渋滞が起こる。

 

パトリックの電気自動車はあちこちで充電しないと帰ってゆけない。昼食と夕食は高速道路のサービスステーションで1時間近く、食事中に充電ステーションで高速で充電できる。もちろんお金を払わないといけないが、ガソリン代より安いし、電気自動車には道路税がかからない。ロンドン市内では排気ガスを規制するために、高いコンジェスチョンチャージと言うのがかかるが、これも電気自動車では払わない。

 

このようなテスラの充電所が高速道路のあちこちのサービスステーションに設置されていて、インターネットで次々探して、トイレ休憩などでも2-30分充電していた。それでトータル7-8回も停まっていたから14時間もかかったけれど、高速を走っているときはオートメが効いてハンドルに手を載せているだけだという。

私達のキャンパーではロンドン市内を縦断することはできないが、パトリックは最短距離をと言って真っすぐ南へ降りてきた。

高速道路では娘も交代で運転していたが、メインはパトリック、それでもあまり疲れなかったと言っていた。そして翌日からは仕事。ご苦労様でした。とっても楽しいホリデーでした。

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Holiday in Scotland-ハイランド・フォーク 博物館

2021-09-09 05:57:39 | 日記21

明日は帰宅するから最後まで欲張って見に行ったのがハイランドにただ一つある民藝博物館。ここは広大な敷地にハイランドから集められた建築物がいたるところに散在している。入場料はなしで、チャリティの寄付によって運営されているとのことで娘が20ポンドを寄付したらとっても喜んでいた。

まずは入り口付近の田舎家、残念ながら外側を写さなかったが家の中を一回りできた。

 

 

 

100年前のこの家は比較的裕福な家庭だとみることができる。

 

 

当時の乗り物は馬にひかせた馬車だった。

 

燻製小屋、左下から火を入れて煙を小屋に送り魚や肉を燻製保存した。

上2枚は戦時中の配給の品々、戦後10年目にして配給制度が無くなった。それにしても英国の配給品の贅沢なこと、日本では20年近く主食のお米が配給品だった。

 

戦時中の一般農民の住居、暖炉はクッキングすろところでもある。それでも蓄音機もあって音楽を楽しんでいた。

外壁石造りの藁屋根の家は窓も小さく中はほとんど真っ暗、家の半分には馬などが飼われていた。

戦時中の教室、私たち田舎の学校と大して変わらない。

 

ハイランドでは有名なツイードを織る機織り機とスコットランド・クランの正装のキルト。

 

木工作業所、

 

 

これらの小屋の中は真っ暗で何も見えない。こんな中に人が住んでいたとは信じがたい。まるで石器時代みたい。

近くで女性が羊の毛から手作りの毛糸を作っていた。その近くに出来上がった毛糸の束を売っていたがとっても高い。もう10年も前ポールとスコットランドを旅した時は、手作りの毛糸を買ってジャケットを編んだが、もうそんな意欲も無くなった。

これらの毛は羊そのままの色で染色していない。戦時中英国女性は皆兵士のためにこのような毛糸でソックスを編んだそうだ。

 

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Holiday in Scotland-ハイランドカウ

2021-09-08 03:59:09 | 日記21

エイレイン湖で午前中を過ごした後、前日から予約していたハイランドカウを見に行った。

この農場は広大なもので農場の2人の女性が案内してくれる。

 

まずは生後2か月しか経っていない子牛、産後母牛が育児放棄したため、農場の一番近くで1頭だけ他から離されて、育てられている。まだおっぱいを飲ませてもらっている子牛でサイズも大きな犬くらい。ハイランドカウのミルクは濃すぎて人間の食用には適さないそうだ。

 

 

巨大な雄牛は立派な角をはやしていて何となくバッファローに似ているが性格はおとなしい。

 

 

この子牛は生後10か月、しっかり小さな角が生えてきている。母牛から離されていて離乳食のような穀類を食べていた。私たちが草をちぎって与えるとしっかりかみ砕いている。

 

人懐っこい子牛たちで、こうして触っても逃げない。こんな長い毛が顔を覆っているが蠅から目を保護しているためらしい。毛自身は見かけよりゴワゴワしている。

 

 

 

案内人の先導車の後ろに私達3台の車が連なり、広大な農場を行く。

柵に囲まれたたくさんの牛たち、年齢2-3歳と言う。そして雄、雌が分けられて飼育されているが、20頭ほどの雄の若ものたちは来週肉屋へ売られていくのだという。

 

 

 

 

ベジタリアンの娘は こんなかわいい動物を食べるなんて と嘆き、私やパトリックを暗に非難している。

 

 

 

農場の最奥に放たれた牝牛たちは、今妊娠中でそれも相当数が居た。私たちの姿を見て寄ってきた牝牛たちは、案内人が運んできた栄養のある穀類目当て、遠くの牛たちもゆっくり歩いてこちらへ向かってくる。

この農場には300頭以上のハイランドカウが飼われているという。

子牛は可愛くてペットにしたいけれど大きくなったら面倒見切れないだろうね。

 

 

最後に巨大な牛の角を見せてくださった。外側の角質と中のカルシウム?骨?が分かれて飛び出しかかった。けっこう重い角だった。

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Holiday in Scotland-エイレイン湖(Loch an Eilein)

2021-09-07 07:42:07 | 日記21

4日目の朝は予約してあるハイランドカウを見に行く前に、その近くのロシーマーチャスの林へ散歩に行った。

ここはイギリスでいうNational Trustのようなところで、3.5マイル(5.6KM)のエイレイン湖(Loch an Eilein)の周囲を散策できる。

 

 

 

スコットランドの湖はどこも水が透き通ってきれいで、それに毎日晴天が続いていたから空の青を写して気持ちよい。

実際コッテージの水道の水も軟水で電気やかんの中が買ったときそのままの様にピカピカしている。と言うのはロンドンの水は硬水でステンレスやガラスに落ちた水は白い水跡が残こる。電気やかんの中も1か月以内に真っ白のカルシウムがこびりつく。

スコットランドでウイスキーが作られたのも、おいしい水のおかげだと思う。

ここでは家族連れがカヌーやボードの上に立って櫂でこぐ(名前は知らない)水上スポーツを楽しんでいた。

 

湖の周囲は針葉樹の森で、キノコがあちこちに生えている。この上のキノコなんて食べられそうだが、自信のない私にはキノコ狩りは無理。

 

皆それぞれ右回りでも左回りでもいいから、あちこちでたくさんの散歩の人達に出会った。

森の下草にもヘザー(ヒース)の花が真っ盛り。

こんなにたくさんのキノコが生えているのに、知らないというのはとっても悔しい。

日本の杉の木もまっすぐに伸びるが、ここの針葉樹もほとんどよく似た種類に違いない。

 

2か所で湖に白いものが見え望遠でのぞいたら

真っ白な蓮の花だった。多分この辺りは浅瀬になっているに違いない。

いかにも毒ですよと宣伝しているような毒キノコ。

 

これなど食べられそうな、おいしそうなキノコじゃないかしら?

6歳の孫も3.5マイルを元気に歩きとおした。

 

 

 

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Holiday in Scotland-ネス湖からの帰り道

2021-09-07 02:52:32 | 日記21

ネス湖の最南端のFort Augustus(フォート・オーガスタス)から宿泊しているコッテージまでは細い山道を走った。スコットランドもこの地域ハイランドでは山がほとんど丸坊主、山ふもとには針葉樹の森林が広がるが、なだらかな山容は草やヘザー(ヒース)が覆っている。

 

 

もともとが寒い地域の上、標高も高いため岩山に木が生えることはない。

 

途中で見かけた小さな湖ターフ湖(Loch Tarff)は、水深が浅いらしく、何かを探している人たちを見かけた。

 

インバネス周辺とは全く違った山道で、写真の撮りがいがある。

山頂から見下ろした小さな湖、このあたりの景色は素晴らしい。

 

道端で群れ咲いているファイヤーウイード。

 

ヘザーの花が満開、このあたり牧草地にもならない荒野。

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Holiday in Scotland-ロックネス(ネス湖)

2021-09-06 01:53:58 | 日記21

スコットランドの3ヶ日目

 

ここは泊まっているコッテージ近くのLoch Garten (ガーテン湖)前日夕方この湖を通った時、遠くに2人が泳いでいた。

 

 

3日目の朝ガーテン湖は朝もやが立ち込めていた。

 

 

 

 

この日はハイランドの中心インバネスを通ってインバネスから南西37㎞のネス湖訪問。インバネスの町の真ん中を流れる川は、ネス湖からの水で川の名前もネスリバーとよぶ。

 

ハイランドでは真っ盛りのヘザーまたの名はヒースと呼ばれる。

 

 

もう終わり近くのファイアーウイード、花が終わると白い綿毛の種ができ、風で運ばれて繁殖する。寒さに強い野草でノルウエーの最北端の道端など、どこもかしこも激しいピンクになって咲き乱れていた。

ネス湖畔を南下すると細長い湖のちょうど真ん中位にある小さな村でトイレ休憩、村の駄菓子屋さんで娘は飴を何種類も買った。村の建物の煙突が面白い。

今年はスコットランドのほうが天気が良くて、この5泊のホリデー中も毎日良い天気が続いていたが、南のイングランドはずーと曇り空で寒い日々だった。

 

 

 

ネス湖の最南端 Fort Augustus  (フォート・オウガスタス)はネス湖に流れ込むRiver Oich(オイチ河)とすぐ横にカレドニアン運河が作られていて、船の上下にはLock(ロック)と呼ばれる水門を開けて船が進行できるようにする。このロックはトーマス・テルフォードと言うエンジニアによってつくられたと看板が出ていた。

ヨーロッパにはこのような運河やロックが多い。世界で一番有名なのがスエズ運河とパナマ運河で仕組みは全く同じ。

 

さてここでネス湖半周の遊覧船に乗ったが、ものすごい多くの観光客で(この週末は8月末の連休だった。)デッキには座れなくて、下のガラス張りの部屋から外を眺めるつまらないものだった。ネス湖が有名になったのは幻のロックネスモンスターだけど居るわけない。おまけにこんなに晴天の時にはそんな幻影も浮かばない。それでガラス窓に描かれたモンスターなるものを水をバックに写しなさいとの、なんとも子供だましのツアーだった。

動いていたものは岸辺でアヒルにエサをやって、手なずけていたカップルくらいだった。

船内でのアナウンスによれば、今年のスコットランドは干ばつで、過去3か月でほとんど雨が降っていないため、ネス湖の水位が2センチは下がっているという。

イギリスやオランダ・ドイツは全く反対で、8月中あちこちで洪水が起きていた。

それでフォート・オウガスタで一番印象に残ったのがこのしゃれた門だった。

船には一組の日本人家族も乗っていたけれど、もし日本からスコットランドに観光旅行に来る人があるならば、ロックネスの観光船だけはお金の無駄だと伝えてほしい。

 

 

 

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Holiday in Scotland-森のアドベンチャーパーク

2021-09-04 08:10:28 | 日記21

スコットランドの2日目

 

森の中と言ってもすべてが戸外と言うわけではなく、まず初めに行ったところが鮮やかな光で作られたバンブージアムと言う屋内で電光きらびやかなトンネルを通ったり光と遊んだり結構楽しんで一回りした。

イギリスでは7月からマスクは必帯ではなくなったが、スコットランドでは屋内は必ずマスクをしないと入れない。それでもスコットランドが今最高に感染者が増えているという。

 

こんな楽しいベンチがあった。入園者は必ず座って写真をとってもらっていた。

 

 

これも実物そっくりに作られた木彫りのソファー。

錯覚を利用した面白い部屋だ。

 

 

3基のウオータースライズで孫と2人高い階段を上って行こうとしたら、おじけづいた孫に逃げられ、一人で乗る羽目になった。一番低いスライズを降りてこようとしたら真っ暗なトンネルの中を猛スピードで落ちるようで、この恐怖にゆがんだ顔 !!!

 

勇気のあるナナ(私のこと)を見て孫もその気になり、二人で3段階になっているスライドを滑り降りたら、やっぱり怖かったと見えもう2度と乗りたいとは言わなかった。

もう孫は怖がり屋で私一人で楽しもうと、高い木の中腹に張り巡らされた一本のワイヤーを伝って歩くハイ・ツリー・アドベンチャーにチャレンジ。もちろん腰に巻かれた安全装置で安心してすいすい歩くことができたが、問題は私の前を行く中年のおじさん。

怖がって前に進めない。彼が行かないことには追い越していくことはできないから、本当にイライラ、早くして!!とも言えないからやっと向こうの木にたどり着いたらすぐ私もその木のプラットフォームに着いて無言のプレシャーをかけた。下のほうで見上げている奥さんに こんな恐ろしいことしなきゃよかったと後悔している。 と泣き言を言っていた。

娘と孫は長時間私を待っていたからイライラ、カンカン。

 

恐竜の森は結構たくさんの種類が設置され、首が動いたりしっぽや羽が動いたりしているが、2年ぐらい前は怖がった孫も今では平気。

バタフライ・ハウスではこの蝶が一番きれいだった。熱帯温室でいろいろな蝶が舞い、地面にはカメがのそのそ歩いて居たり、ひよこみたいな小さな白い鳥がすばしこく歩き回っていた。

 

森の奥に森のどの木よりも高いタワーがあって、4方が見渡せられる。と言ってもあたりは山と森ばかりで絶景とは言い難い。

 

 

目の錯覚と床の傾斜を利用したこの家は、私の様に船酔いするものには歩けない。数歩中に入るとめまいがしてくる。

 

 

 

 

娘と孫が一番喜んだのが、この壁を垂直に登ってゆくもの。私もトライしてみたが2メーターほど登るとあえなくダウン。娘も私とあまり変わらない高さしか登れないが、小さな孫のジュードはすごい。頂上までの3分の2くらいまでは登って行ける。指や腕、足の力がないとできない。今年のオリンピックで世界の強豪が数秒で上り詰めていたのを見て感心したものだ。

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Holiday in Scotland

2021-09-03 04:47:55 | 日記21

8月9日から娘の一家はジャージーへホリデーに出掛けた。彼らの大きな電動自動車で、英国南部の港町プール(Pool)からフェリーで英国領の小島ジャージーは気候も穏やか、夏はそれなりに海で泳げる気候だという。

丸2週間をジャージーで過ごし、23日の夜行フェリーで早朝プール着、そこからスコットランド目指して北上。英国は高速道路が只で山があまりないから、網の目のようになった高速道路を気持ちよく走れる。それでも1日でスコットランドもハイランドまで行くのは疲れるから、途中一泊。24日の午前中にはパトリックの友達から借りたコッテージに着いた。

私は彼らがジャージーへ行っている間は、両方の庭の野菜や花の水やりで、スコットランドへは24日の午後飛行機でインバネスの空港に着いた。パトリックが迎えに来てくれていて、田舎道を1時間近くかけてコッテージに着いた。

このコッテージの持ち主はもう20年ほどアフリカのザンビアに住んでいる。彼は家を3軒も持っている弁護士で、このコッテージはほとんど友達に貸し回ししているとのこと。

 

コッテージの中のデコレーションが素晴らしい。

 

特にこの鏡が気に入った。大小の木を輪切りにしたものを寄せ集めて作られたもので、昔フィンランドへ行った時に見に行った農家のおかみさんが作った教会の床と同じような作りだった。

 

 

 

広い庭とベランダに3か所もあるテーブルや椅子、ベンチセット。夕食はベランダで食べる。ロンドンよりずいぶん北緯にあるスコットランドのほうが天気が良くて、滞在5泊中一度も雨に降られなかった。英国にはほとんど蚊が居ないから日中や夕方庭でのんびり食事ができるのは気持ちがいい。でも今頃のロンドンでは寒くて庭で座っていることはできないだろう。

写真の木彫りのクマがテーブルのガラスを支えているのが特におかしい。 

 

 

 

 

それでもスコットランドは冬は雪も多く寒さが厳しい。庭には冬の暖房用の薪がしっかりと積み上げられてあったし、このおもちゃのようにかわいい小屋には、真ん中にバーべキューの設備がしっかり、たくさんの友達皆でこんな中で飲み食いお喋りしたら楽しいだろう。

 

 

 

前庭のザンビアの距離標識、パブはハーフマイル、玄関の壁に飾られた古いスキーのストックは竹だった。

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