Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

英国の春の花

2022-04-26 23:51:37 | ロンドン周辺

 

春爛漫、どこへ行っても目に付くのは色とりどりの花。

さすがはイングリッシュガーデンと言われるわけ。まずは木の花から。

 

我が家のストリートの歩道で大きな木になって咲く花。葉は桜の葉とよく似ていてリーダースダイジェストの樹木の本にはよく似た花と木が2本ある。 1本はポルトガルロウレル(ポルトガルの月桂樹)もう一本はバードチェリー(鳥のサクランボ)と言うもの。

今日、葉を一枚とってきたら茎が赤っぽいから、ポルトガルローレルだと思う。この木は非常に大きくなるから公園などで植えられている。

 

 

道路わきに植えられている巨大な桜の木、ちょうど八重桜と同じころに咲き、小さめのサクランボがなる。

 

英国で一番人気がある木で、また一番有毒のラバーナム(Laburnum)花も花が終わった後にできる豆のさやのような種も有毒。黄色の藤の花の様でかわいい。

 

 

イギリスではホースチェスナッツ、フランスではマロニエ、日本ではとちの木と呼ばれる。

この木も巨大になり、庭には植えたくない木の代表。赤、白、ピンクの花が咲き、まるで大きな木にろうそくが立っているみたい。

 

 

通りのお庭に咲いていたエニシダ。変わった色だから目に付いた。ポルトガルのワイルドでは真っ白の花が巨大な木になって咲く。

 

 

常緑樹の低木に咲く細かな花まるでレース編みの様。

 

日本では田植え時に咲くため、能登では田植え花と呼ばれていた。挿し木でもすぐ植えつく強い苗。

 

クレマティス・モンタナ

 

クラブアップルの花、リンゴの1種だけれどゴルフボールくらいの酸っぱいリンゴでたべられない。

 

 

 

 

 

翁草、野生の花は絶滅と伝えられて久しい。この花は通りの前庭に植えられていて年々大きくたくさんの花を咲かせる。

このかわいい花は道端で見つけた野生の花で、リーダースダイジェストの野生の花の本によれば、マーシュ・チンクエフォイル(Marsh Cinquefoil)と呼ばれる。この名前はフランス語で5枚の葉と言う意味だそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ブーツセールと庭の牡丹

2022-04-25 20:44:58 | ロンドン周辺

昨日の日曜日、今年初めてのブーツセールがいつもの農場で開かれた。

先週日本から帰って来たばかりの友達と二人8時半に会う約束をした。幸い天気が良く、今年初めてと有って出店者も多く広大な農場いっぱいのお店とすごい人出。

 

 

 

 

 

 

自分のいらないもの全部を持ってきて売りに出している人達や、お店を持たないで、大型バンなどに商品を詰めてブーツセールを渡り歩く商人まで様々。

私がここでいつも気になるのが鉢植えのお花や、野菜の苗など。それでも今回は植木鉢など4つも買ってしまった。友達など、庭用に長靴やズックなどを安く買った。汚れていい物なら高いお金を出して新品を買うより、ここで安物を漁ったほうがずーと良い。

最後のストールまで見ようとほとんど駆け足で一回りして、もう11時には引き上げることにした。

 

 

前庭の牡丹がつぼみができたと思ったらこの晴天で急に全部いっぺんに花開いた。今年はつぼみの数が少なくトータルで23個だけ、木が大きいと花も巨大になる。もう一本横手にあるのが今年は3個つぼみがついた。株も小さいので花も小さい。昨年花の時期強風で枝が何本も折れたため、つぼみも昨年の半分だけになった。

 

数年前に友だちからもらった白い孔雀サボテンも今年が最高につぼみをつけた。

 

 

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春の花ーライラック

2022-04-25 19:30:19 | ロンドン周辺

旅行から帰ってもう2週間以上が経ってしまった。その間一度も雨も降らず、大きな鉢植えのアジサイなどが葉が乾いてしなびてきた。

前庭の3本のライラックは今が盛りと咲いている。

 

 

この八重のライラックはこの家に引っ越した30年前にも大きな木で、初めに剪定してなかったから、縦横勝手気ままに枝が伸び放題。この春の一時期に見上げるだけで、友達など、 えー、あなたの庭にライラックの木があったっけ? と言う始末。

 

このオフホワイトのライラックもこの家の前の住人が植えたもので、大きな木になっている。

オフホワイトの花は極めて珍しく、いまだあちこち散歩がてら花を見て歩いても見かけたことがない。

 

 

白いライラックはいたるところで見かけることがある。

 

 

この濃い紫色のが欲しくて、昔大学生だったころの娘が下宿していた先の庭にこの濃い色のライラックが咲いていた。新芽を3本とってきて水に浸けているうちに根が出てきて3本とも立派に成長。ところが花が咲いてもあの色は出ず、

 

土のせいなのか、本当にガッカリした。この色全く一般的なライラック。

 

 

せめてこんな色なら嬉しいのに。

 

 

 

 

 

 

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4回目のワクチン接種と春の花

2022-04-25 09:55:04 | ロンドン周辺

ポルトガルへ出発する1日前、ロンドン市内に住む80歳の友達が、近くの薬局で4回目のワクチン接種を受けたと言った。そしてポルトガルへ行っている2週間の間に、NHSから3回もワクチン接種の案内メッセージが入った。

ローマから帰った翌日午後,以前行った薬局へ予約なしで行った。友達も予約なしだったというから大丈夫だと思った通り10分ほど待って、インド人の薬剤師が打ってくれた。これまで3回ともファイザーだったが、今回はモデルナを半量すると言う。そしてまた6っか月後にまた半量するとのこと。

この朝約3週間ぶりに筋トレを再開したため腕も肩も腰も筋肉痛がひどい。だから腕に注射された後も筋肉痛か、注射痛か判らない間に治ってしまった。

つい最近近所で親しくしているイギリス人夫妻の91歳になるご主人がコロナにかかって1週間寝込んだという。彼は1月に3回目のワクチンを受けたので6月まで4回目を待たねばならない。奥さんの方は4回目を終わっていたから一緒に生活していても感染しなかった。

ポルトガルもローマもマスクは厳しく、スーパーへ入るのにマスクを忘れてしていなかったら、セキュリティガードがすっ飛んできて、 マスク!!! と叫んだ。

幸いポケットに入れていたから入っていけたけど、マスクなしでは屋内はどこも入れない。ローマのホテルも部屋へ入るまではマスクをしなければならなかった。

イギリスはマスクを撤廃、それでも電車、バスなどマスクしている人たちが半分くらいいる。一時は感染者、死者も減っていたけれど、今でも死者は毎日200-600人くらい出ている。ワクチンを受けなかった人たちがの死者が多いと聞けばやっぱりワクチンを受けたほうが良いと思う。

ローマから帰ってみれば、裏庭の梨の花が満開になっていた。2年前に木の上半分を伐採してもらい昨年は新芽がたくさん出たけど花はほとんど咲かなかった。この分だと今年は実がなるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

ストリートや公園にはいろいろな桜が満開。以前我が家にも巨大な八重桜の木があって、花の咲く時期はもっと遅かった。最近は10日ほど早くなっている。わが家の八重桜は今から20年ほど前花が咲かなくなり、切ってしまった。

 

 

この白い花は近くのストリートにあるオーナメント・ペア(飾り梨)でこんな花の数だけ小さなピンポン玉くらいの渋い梨がなる。食べられないから歩道に全部落ちてその汚いこと。

 

 

ローマから帰ってきてから、フランスへ帰る前のN子に来てもらい彼女は2泊していった。その日中二人で公園へ散歩に行った。小さな池に鴨が2羽、その鴨を狙って犬が必死に泳いでいる。鴨は犬が近づいてくるとパッと飛び立ち後ろに行き悠々浮かんでいる。

 

 

 

犬は必死で犬かき、飼い主がどんなに呼んでもちらっと見るだけ、30分以上も池を行ったりきたり、鴨も結構犬と遊んでいたのかもしれない。とうとう最後に2羽の鴨は飛び立ったと思うと、犬も池から上がるなり猛スピードで鴨の後を追いかけて行った。飛んでいる鴨にかなうはずはなくあきらめて帰ってきた犬に 早く首環を!!! と私たち叫んで危機一髪、首環をしたと同時位に2羽の鴨が着水した。あー良かったね。また飛びこんだらいつ帰ってくるか判らないよ。よ飼い主と喜び合った。

 

見ていた私たちのほうが疲れるくらい何往復も泳いでいた犬は息切れもしていなかった。しかし面白いものを見せてもらった。

 

 

 

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タヴィラ(Tavira)ポルトガルへ その1

2022-04-20 05:06:33 | ポルトガル&スペイン2022

昨年12月1日に訪れるはずのタヴィラ行が、孫や娘夫婦のコロナ感染で3月まで延期し、とうとう3月22日に出発することになった。

その出発1週間前、フランスに住んでいる古い友達N子からのスカイプで、一緒に行きたいという。急遽往復のチケットを購入し、Passenger Allocate Form(乗客配置書(PAF)なるものをインターネットで書き送った。

N子は私がイギリスに来た1972年初めて知り合った日本人で、結婚式にも来てくれた古い女友達。そして彼女のご主人はポールより2年ほど前に亡くなっており、私がポールの遺灰を撒きに行くのに便乗して、彼女もご主人の遺灰を持って行く。

さて3月22日飛行機は夕方の5時20分発、朝から準備完了して10時過ぎには時間のたつのが遅く、とうとう娘にトラム(地上電車)の駅まで送ってもらった。

クロイドンの国鉄電車であっという間にガトゥィックの空港に着いたのは12時。

英国は2月でパブリックのマスクも撤廃したが、飛行場内や機内では必ずマスクをしなければならない。それも手製の布マスクはだめで、安い紙マスクなら良いという。

6時間も空港で待つのも仕方がないか・・・とのんびり構えて、空港内の待合所で数独などして時間をつぶした。

さて出発1時間前、まるでポルトガルまで歩いて行くような長い廊下を歩いて、飛行機に乗る手前の検問所、ワクチン証明書を見せろと言う。ところが空港中央部の待合所で開いたNHSの証明書がインターネットが遠すぎるのかどうしても開かない。見せられないなら搭乗不可と言うことで、焦りに焦った挙句取り残された。

この夜はもうポルトガルへ行く飛行機はないし、翌朝6時の飛行機に再予約して一人110ポンドづつ支払った。と同時に空港に一番近いホテルで一泊、それもインターネット予約が直接行って予約するより10ポンドも安い。

1泊87ポンドのホテルで10時頃から泊まって朝3時起き。すぐ空港へ向かった。空港の荷物取扱所は4時にオープン、大きな荷物を送った後は手荷物だけでまた長ーい廊下を歩いて飛行機搭乗口まで行き、検問では前夜飛行機会社の人がコピペしてくれたワクチン証明書は難なく開いた。

ところが今度はPAFが開かない。こんなこともあろうかと昨夜ホテルでN子のカメラで映してもらっておいた。OK GOのサインが出て乗る手前手荷物のサイズを調べるおばさん、二人ともバックが大きすぎると48ポンドもとられてしまった。

格安飛行機も何とか乗客から搾り取ろうとする。昨日に次ぐ今日で、二人ともふくれっ面でやっとポルトガル・ファーロ空港へ向かった。

 

 

 

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タヴィラ・ポルトガル その2

2022-04-20 00:00:00 | ポルトガル&スペイン2022

 

 

ファーロ空港はポルトガルの最南端、大西洋に面した小さな観光地で、ファーローから車で1時間弱タヴィラ(Tavira)に着いた。運転手は3年前にスエーデンから引っ越してきた日本人のS氏、彼には滞在中の2週間本当にお世話になった。彼のお部屋には72インチの巨大なテレビが有って、初めて見ると本当にびっくり仰天。

タヴィラの2週間滞在したのが、町のメインストリートのアパートメントでダブルベッドルーム1室と小さな部屋に台所とテーブル一つ椅子2脚、シャワー・トイレがドアで仕切られている。ベッドルームに外に明けられる窓がなく、一日中電気をつけなければならない。

内装は可も不可もなく、2週間以上は居たくない。

ここは町の中心地で、駅もお城もローマ橋にも近く、もう一人いる日本人のK子さん宅にも歩いて5分。

 

魚や野菜果物肉屋の入っているマーケットも歩いて10-15分ほど。

早速行って大きなモンコイカ1匹買って、刺身にして食べた。生魚に飢えていた私達、刺身にご飯はつきものなのにこの昼食はパンと刺身。変な組み合わせ。

川渕にはタヴィラ島へ行く遊覧船のチケット売り場が数軒あり、5-8月の観光シーズンはどこもいっぱいの観光客でにぎわうだろう。

ここは旧野菜・魚市場で今では周囲のレストランがにぎわってくると、一面にテーブル椅子を出して食堂に早変わりする。

2年のブランクがあった間にこの立派な橋が完成した。以前の橋は板が並べられただけのひどいボロボロだったがそれでも車が走っていた。私たちが最後に来た2020年1月には人も車も通行禁止になり、年末の花火がこの古い橋の上から上がった。

上の写真は2017年のものでまだ古い橋が一応機能していた。

 

 

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アルガーヴ(南ポルトガル)の鳥たち

2022-04-18 19:04:07 | ポルトガル&スペイン2022

アルガーヴはポルトガル南部の州でここタヴィラの塩田地帯は海鳥の宝庫、特筆はコウノトリとフラミンゴ

今日はこの2種の鳥たちをお見せしたい。

 

コウノトリは本来ならば地中海を超えてモロッコで越冬するはずが、ポルトガル南部も冬でも緑豊か、気候温暖(今年は違って寒い)でわざわざ地中海を横断することはないと考えたらしい。

高いところならどこにでも巣作りして夫婦仲良く天空を舞う。

この上のつがいのコウノトリはタヴィラで一番高い煙突に巣作り。もう何年も使われていない煙突だから心配ない。町の人たちも誰もコウノトリを見上げる事もないくらい永住している。

この日塩田散策へ出かけたらつがいのコウノトリ(英語名はストーク)が草むらでエサ探し。かれらは水辺よりも草原でカエルや蛇などを食することが多く、水に入って魚を食べているのは見たことがない。

 

まるで高層住宅の様に小枝やぼろを積み上げた巣に収まっている夫婦。一羽が巣ごもりし相手がエサ探しから帰ってくると必ずくちばしをカタカタ鳴らしお互いに巣の上で挨拶しあう。

コウノトリは上空で風に乗ってグラインディングする姿は優雅で、今回この写真が取れなかったのが残念。

教会の屋根に巣づくりしている夫婦。4月になっても寒い日が続くアルガーヴ地方。子育ても大変だろう。

塩田散策中に見つけたグループのフラミンゴ、彼らは臆病で近寄って写真は写せない。

近寄って見てもフラミンゴは余りかわいい顔をしていないし、あの大きな体を一本の足で立って眠るという特技を持つ。

 

 

 

塩田中ほどで20羽以上のフラミンゴを見つけ、近寄って行ったら、皆急いで後方へ移動。

安全地帯を確かめるとまたグループは頭を体に突っ込んでお昼寝に入る。

 

数日後また塩田の同じ場所で40-50羽のフラミンゴの群れを見た。今まで10年以上もこのあたりを見てきたが、こんなに多くを見たのは初めてだった。ポールが生きてたら大喜びしただろうに・・・・。

皆が昼寝の最中でも必ず見張り役が危険がないか歩き回っている。

 

 

 

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アルガーヴの鳥たち

2022-04-17 20:19:44 | ポルトガル&スペイン2022

 

シラサギはここには常駐していて塩田ではどこにでも見られる。

 

脚だけ黄色の足袋をはいたようなのはやや小型のシラサギ。

 

 

今年初めて見るこの足長鳥 どなたか名前を知っていませんか?

非常にいい声で鳴きながら飛ぶ臆病な海鳥。

泥沼地でエサをついばむ千鳥。

砂浜の海岸でエサを探すへらがも2羽、この2羽はあまり人を恐れず、エサ探しに夢中。

過去に塩田で見たへらがもは大集団で、人が歩けない水に囲まれた塩田の畔に集まって昼寝をしていた。

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アルガーヴの野生の花ーその1

2022-04-16 08:22:52 | ポルトガル&スペイン2022

まず最初に揚げたこの葉は花ではないが今回毎日野菜代わりに食べたビーツ(西洋ほうれん草)で草原や道端にいくらでも生えている。草むらの葉はとうがたっていて食べられないが道端でこんなおいしそうなのを沢山見つけて、毎朝の味噌汁、夕食の野菜付け合わせなど重宝した。ポルトガル人はこれらを食べないか知らないらしい。

 

草原一面の春菊、春菊を食べるのは日本人と中国人だけとのことで、この国ではあらゆるところに花が咲いている。花になっては食べられないが、12月から1ー2月まで新芽から花のつぼみが出てくる前の株はお浸しにして食べるのは最高。残念ながら3-4月は全くのお花畑、食べられない。

 

 

春菊の中に彩りよく咲いている銭葵(ぜにあおい)。

 

ここに咲いている白い花は春菊ではなく黄色い菊様の花と葉が同じだった。

 

これらの黄色い菊系の花は塩田のふちに多く見られた。

 

もう終わりに近いバミューダーバタカップス(オキザリス)は2-3月が最盛期で畑地や空き地、道端すべてを黄色に埋め尽くす。

 

上2枚の写真は3年前の2月ころに写したもの。

 

原種のキンセンカ、花の直径は1センチほどだが花も葉も小型のキンセンカ、園芸種はこれを改良したものだと思う。このキンセンカ、シシリーからスペイン、ポルトガルなど地中海沿岸のどこにでも見られる。

 

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ちょっとローマへ

2022-04-15 05:02:29 | ローマ旅行2022

ポルトガルから帰ってきた翌朝、娘もローマいきの私達3人もガトイック空港から出発する。

娘は午前中に友達とスコットランドへ、私たちは午後1時過ぎの飛行機でローマへと言うことで早めに出て、娘の飛行機に間に合わせ、私たちはゆっくり空港待合室でお昼を食べた。

大体出張に家族がついていくなんて日本では考えられないが、パトリックの会社は世界中に存在し、今回ローマで100人くらいの各国職員が集まってミーティングだそう。

英国の本店支店を集めて何人か出席予定で、皆がローマのホテルに予約をいれたが、一人欠席が出てホテルはキャンセルしても返金されないということで、私に回ってきたという。

飛行機はVueling Air と言う聞いたこともない格安飛行機。これはスペインの飛行機会社でBAと携帯しているという。

今回はチケットもPAF も全部パトリック任せ、ワクチン証明書だけ見せて、搭乗前普通のマスクではだめと言われて、パトリックが急いで買いに行ったのが

これ、大人も子供も全部このマスクをしなければいけない。

 

 

 

3時間後にはローマ郊外の空港に着いた。タクシーで約1時間ローマの外壁をくぐっていく。

 

 

ポルトガルと同じように南国だと思ったが、街路樹に松の木が多い。これはポルトガルやスペインでは見られない。

 

 

 

さすがパトリックの会社が選んだホテル、私たちのポルトガルのホテルとは大違い。

 

ベランダ付きのダブルベッドルームがこれから2泊の私の部屋。ジュードはパトリックと寝泊まりする。

 

ベランダから見えるストリートの様子。

ゆっくり落ち着く暇もなく、パトリックは会社の人たちと夕食に行くという。私もジュードも呼ばれているとのことで、巨大な公園のそば道を通りローマの外壁をくぐってしばらく行ったところの高級レストラン、職員10人ほど、英国人やフランス人、イタリア人、ベルギー人など皆英語が完璧。

素晴らしいごちそうで夜11時近くまで楽しんだ。ジュードなど小さな社交家で終わるまで私の隣へも来なかった。

 

 

 

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アルガーヴの野生の花ーその2

2022-04-15 01:25:39 | ポルトガル&スペイン2022

 

高さ50㎝から1メートル近く星が散らばるように咲くこのコバルト色の花、もちろんイギリスでは決してみられない花で毎年3-4月に満開,道端に咲いている。私はこの花が大好き。

 

 

 

非常に恐ろしいくらいとげとげのアザミ?の花。花もやや大きめだが、強そうな太い茎の上につぼみがついていた。

 

ガーベラ様の花は砂地に咲いている。数年前この花が欲しくてキャンピングカーだったから、苗を掘って持って帰ったが、翌年は芽も出なかった。やっぱり気温も違い塩分の有る砂浜でなければダメ見たい。 

銀色っぽい地を這うプランツで花は菜の花のような4輪の花ビラから成る。やはり海岸の砂地に生えている。

  

草むらに生え咲いている大変地味な花で花のサイズも直径2センチほど。

 

塩田のあぜ道で見かける花で、直径3センチくらいの可愛い花。

 

 

道端の金網に絡みついて咲いているワイルドスィートピー。小さい花だけど可愛い赤が良く目立つ。

 

 

英国でも5-6月ころには咲き始めるボラージ(Borage)日本語では るりジシャ。ハーブと言われて花をサラダに入れて色どりすることもある。

寄生植物でハマウツボ、湿気の多い沼地の周辺で草木の根に寄生する。塩田周辺の泥沼周辺に多く見られた。

ウチワサボテン、夏には黄色の花が咲き、赤い実がなる。とげがひどいから近寄れない。

塩田あぜ道のお花畑。

シーオニオンと呼ばれる球根類の花、道端では多くの茎と小花が咲いているが、草原では高さ1メートル近くなり、太い茎から枝分かれし、白い花に薄赤い線が入った5弁の花を咲かせる。

Buglos と呼ばれる勿忘草の系統。

 

野原で咲き誇るムラサキ科の花。

 

 

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アルガーヴの春の花

2022-04-14 05:40:35 | ポルトガル&スペイン2022

住宅地の庭に咲きこぼれるマーガレット系の花。

英国では夏に咲くサルビアの花が満開だった。

私が毎年楽しみにしている大型ケシの花がここでは満開。わが家では芽も出ていない。

ハーブ セージの紫いろの花

日本では良くあるが英国で見かけないこの花。名前はなんでしたか?

 

 

巨大なアロエ系の花。

 

公園に咲くブーゲンビリヤの花。

なんともつつましい蔓性の花。

 

 

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ちょっとローマへーDay 2

2022-04-14 01:26:54 | ローマ旅行2022

朝7時半にパトリックから電話で、彼は8時に仕事に行くからジュードを見てくれと連絡が入った。昨夜11時過ぎまで起きていたジュードは寝不足で、8時過ぎ起きだしたものの、今までの元気はない。

それでもホテルの朝食では好きなクロワッサンやジュース、スクランブルドエッグなど食べて、出かける気にはならないらしい。ベッドルームに入ってアイパッドでコンピューターゲームを楽しんでいる。娘からはゲームは30分だけと言われているから、出かけようと何度も言っても眠いから行きたくないとぐずる。

それで眠るかと思うと眠れないらしくまたゲームに手が出る。お昼近くまでぐずぐずしていてとうとう無理にでも連れ出すことにした。外は気温も良くなって暖かい。ホテルの隣は大きな公園で近くに動物園もあるらしく、孔雀の甲高い鳴き声が響いてくる。

 

 

公園内を歩いてすぐにこの立派な建物に行き当たった。ボーゲスギャラリー(Galleria Borghese)で英語の案内板によれば1600年代、ボーゲス枢機卿のアートコレクションのため建築され1階は彫刻類、2階は絵画の収集展示されているという。1700年代にはボーゲス4世によって閉鎖された。

 

 

建物の正面玄関の方には若者たちがいっぱい、あちこちでお昼を食べたり、おしゃべりしたり。

階段下のドアが開いていて若者が入っていくからもしかして開館されているのかもしれない。しかし眠いのを無理に引っ張り出してきたジュードを連れてきていては、絵の鑑賞などは到底無理。

ボーゲス公園を町へ向かって歩き、一番最初に見つけたカフェーで昼食を食べることにした。

サンドイッチ1個、ラビオリ1皿、水とコーヒーで30ユーロ、ポルトガルとのギャップがあまりに大きくて驚いた。

 

 

 

 

 

まずは満腹したジュード、早くホテルに帰りたがるのを、だましだましやっとボーゲス公園内を歩き回った。ダディに電話をしたいとぐずるので3時にはホテルへ引き返し、昼寝をするよう部屋を暗くし私のほうが先に寝てしまいそうだった。ジュードは4時半には完全に眠ってしまい、パトリックが仕事から帰った5時もぐっすり寝ていた。

5時半にジュードを起こして夕食前の散歩と称して、遠出をしてしまった。

 

 

 

ローマの町は歩くところすべてにカメラを構えるところが多い。

テヴェレ川沿いにカステル・アンジェロのみえるところでジュードはもう歩けないと言い出し、

ダディの肩車。

カステル・アンジェロからまっすぐにバチカンが見える。

カステル・アンジェロが特に有名になったのがダン・ブラウンのダ・ビンチ・コードで2003年に出版され一躍有名になった。本の中の主人公ロバート・ラングドンがこのカステル・アンジェロで大活躍する。

 

夕日がバチカンの大聖堂の後ろで輝いていて、パトリックは彼の両親がカトリックのため、わざわざアイルランドへ電話をかけてジュードとお喋りさせていた。

夕日が沈むころ路面電車でホテル近くのレストランへ。

 

ピッザを頼んだジュードはその大きさにびっくり、この写真を見る度、笑いが止まらない。

 

 

 

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ちょっとローマへ Day 3

2022-04-13 20:31:45 | ローマ旅行2022

2日目の夜は早くから寝たジュードは、元気いっぱい。

今日はパトリックの仕事も午前中で終わる。高級ホテルの高級朝食を食べて、お昼まで2人ですることは、ホテルの地下にある温熱プールで泳ぐこと。

準備していったら、ルームナンバーを問われ、会社の団体割引のホテル料金にはプールの使用料は入っていないということで25ユーロを払う羽目になった。

それでもジュードが楽しみにしていたから、11時過ぎまで泳いだりジャクジーで遊んだり、一時もじっとしていない。

ホテルは12時にチェックアウトだったから、パトリックの荷物から私たちの荷物を全部持って、タクシーに乗った。

 

パトリックの務める会社のイタリア支店はスペイン階段から100メートルも行かないところで、スペイン広場の標識があった。

 

 

この広場の真ん中に小さな噴水と池、周りにたくさんの人たちが座っている。

 

 

これがかの有名なスペインの階段、と二人で写真の撮りあい、ジュードが甘いものを欲しがるので、お店を探して一番上の階段まで行って見た。上の通りにもブランドのバッグや衣類のお店しかない。教会の中へ入って見た。

 

特に感激するようなものもなくすぐ出てきた。

 

上の階段から見渡せばローマの屋根と広場に行きかう人の群れが凄い。

仕事が終わったパトリックが昼食を食べにと連れて行ってくれたレストランが、彼の会社の上司から同僚たち10数人が集まっていた。誰も私達飛び入りに嫌な顔をするでもなく、親しく会話をしてくれる。パトリックの上司にあたる人もにこやかに挨拶してくれた。

この昼食で皆解散、週末までローマで遊ぶ人や早く家族の元へ帰る人達等で、和気あいあいしていた。

 

荷物をオフィスにおいて3人で行ったところがトレヴィの噴水(Torevi's Fountain)でスペイン広場からもそんなに遠くなく歩いて行けたがあまりに多くの観光客で驚いた。

池の周りをびっしり観光客が取り囲んでいるので、とっても水辺へ行けない。警備員が交通整理をしている。小銭を投げ込んで願い事をするとかなえられるというから、高いところから人に当たらないよう20セントコインを投げたら、若者たちが後ろ向きにやるんだよーと教えてくれた。後ろ向きで投げて水に入るか判らなかったけれどユクレインの平和を願って投げた。

 

オフィスへ帰るとすぐタクシーで空港へ向った。飛行機は行きよりも空いていて3席に私一人が座っていた。夕方の便で帰宅したのは10時、17日ぶりにやっと自分のベッドで休むことができた。

 

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アルガーヴの花の木

2022-04-13 00:20:09 | ポルトガル&スペイン2022

アルガーヴの地を車で走ってまず目につくのがたわわに実っている琵琶の実、まだ少し早いかなと思われた、キャンプサイトの外側でN子と二人採りまくって大きな袋いっぱい。種が大きいから実際食べるところは少ないが、二人で散々食べ、残りは夕食後種と皮を取り火を通して煮込み、朝食のポリッジ(オートミール)に載せはちみつをかけて食べると最高。

何度もとってきて最後は友達のK子さんにも上げた。

オレンジはポルトガルの大切な輸出品、今年のオレンジはお店やマーケットでもあまり安くない。

3月はまだ実がなっているのに花盛りになる。街路樹もオレンジの木々がずらっと並んでいるが大きな実を一つとってみたけれど、酸っぱく苦く食用にはならない。確かにあれが全部食べられたら、残っているわけがない。

住宅地の裏庭のレモンの木に巨大なレモンがなっていて思わず写真に撮った。数年前マーケットでレモンの苗木を買ってキャンパーに積んで帰り、娘にプレゼントした。彼女のリビングルームで冬を越し夏は裏庭で太陽にあてている。今年は中サイズのレモンが4個ついていて楽しみ。

 

暑い国だからイチジクは特産物。それにしてもわが家のイチジクは4月でも芽も出ていないのに、ここはどうだ。6月ごろには最盛期を迎えるらしい。お土産店では乾燥イチジクを売っている。

もうほとんど最盛期を過ぎてしまったミモザ、あちこちの道路わきに巨大なミモザの木があり、2-3月が最盛期。

1月に花盛りのアーモンドは今ではしっかりと実がみのっている。

線路わきの草むらには毎年たくさんのリュウゼツランの花が咲く。翌年には木全体が枯れて、また横から子供が出てくる。

今年の夏には花が咲くであろう2本の長く伸びているリュウゼツランの若芽。まるでタケノコみたい。

 

アジサイみたいな大きな花で木から下がって咲く。はじめ見た時はなんて素晴らしいと思って何度も写真を撮ったものだが、この木の難点は花が終わっても落ちない。木に下がったまま茶色になって枯れていてなんとも無様。特に花が大きいから、枯れた花も大きくて見た目の悪さも特大。花自体は小さな花が集まって蜜を出しているらしくミツバチが大喜びしている。もちろんイギリスにはないが日本にこの木はあるだろうか?

カバナスの駅前で初めて見た変わった木。細い杉の葉様で葉先に花?花粉?がついている。

 

タヴィラの駅舎のサボテンの巨大な木、とっても変わった実が上のほうについていて,もしかしたらこれはつぼみではないかと思う。もしそうならどんな花か見てみたいと思う。

 

タヴィラの子供公園に数本ある変わった花の木で、蘭のようなエキゾチックな花が咲く。

タヴィラの線路わきにずらっと並んで咲いているオーストラリアン・ボトルブラッシュ、これだけ並んですごい派手な花盛り、本当に変わった花だ。

 

もう100年以上は経っているであろうオリーヴの木、ポルトガルの盛衰を見守っているのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

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