Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

白い桜の花とソーラパネルについて

2023-03-29 19:38:53 | ロンドン周辺

我が家の周辺の歩道にはいろいろな種類の桜の木が街路樹として植わっている。

ピンクの彼岸桜が満開のこの頃、1週間遅れで白の桜が咲き始めた。

 

ピンクの花には一重と八重があるが、この時期の白い桜は一重のみ。

 

そして憎らしいことにまたグリーンのインコが大喜びで飛び回っている。

たいてい花がまだ満開にならないうちに地面に花が首ごと落ちているのはインコの仕業。

そして桜の時期はこんな巨大な木蓮の時期、英国人はよほどこの木蓮が好きと見える。

娘の家まで歩いて30分、ちょうどよい散歩がてらで歩いていると、あちこちで花が咲いている。

ウインタークレマチスでこれは1月頃からあちこちで咲きだす。

たまにしか行かない通りのこの桜、彼岸桜か何か分からないが、一番いい時期に通りかかって嬉しい。

桜と対照的な激しい色のピラカンサ、遠くからも目立つ色。

ところで話は変わって、ソーラパネルについて。

昨年1月にロンドン市長がソーラパネルとバッテリーを買うようパンフレットを送ってきた。

2022年から数年の間VAT (物品税)を取らないという。

すぐに申し込んで昨年3月に各Borough (区)で業者がセリを行い4月には最初の予約金を入れた。

8月にセリに勝った業者Green Enegy Together(GET) から屋根の見積もりにエンジニアーが来ていろいろ調べて行った。彼の話では9月にはパネルを設置できるであろうとの話だった。

実際9月にGreen Enegy Together からの連絡で総計の4分の1を納める連絡が来てすぐ支払った。さてそれからメールで何回も設置予定日とキャンセルが繰り返され、3月23日が最終の予定日、その日も午後になっても連絡なくこちらから電話してキャンセルと言われた。

設置予定日の連絡には必ず大きなバン2台分の駐車場を確保するとの申し込みで、私の小型車は1月10日から娘宅の駐車場に入れっぱなしだった。

これで7回もキャンセルされて、とうとう私も切れた。娘婿に連絡して彼に電話してもらおうとしたら、彼が働いている法律事務所の法律家に電話してもらうという。

今までどんなに電話してもSorry の一言でキャンセルされていたが、法律家のおかげでとうとうキャンセルの理由を伝えてきた。 GETが持っていたある種の許可書を中断され、それを得るためいまだに予定のすべてがキャンセルされているのだそう。

4月13日から私はポルトガルへ行く。そのことは2回も伝えておいたが全く意に介していないように次の予定は4月23日との連絡が来た。私からキャンセルするのはやめろとのパトリックの意見で,ほぉって置くことに決めた。どうせまたキャンセルされるから。

 

 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3月の花

2023-03-24 04:24:45 | ロンドン周辺

孫の学校近くの公園の片隅、水仙が真っ盛り、誰も見向きもしない。

いつも近くの駅へ無料の新聞を取りに行くが、その近くのお家の前庭に咲いていた変わった水仙、今まで見たことがない。

町のバス道路に面した教会の墓地では一面にかわいい花が咲いていた。ここの墓地は相当古いものに思われる。

ローズマリーの花も今が満開。小さな花だけれどよく見るときれいな花だ。

我が家の前、歩道の桜 ベッドルームから満開の花が見えるのはとっても嬉しい。

我が家の庭に30年以上も前から毎年咲いているこの花、娘は此の花や新芽が食べられるという。

名前が分からない。

この家の前の居住者が好んで植えていたらしいレンギョウの花、垣根のほとんどがこの花だが、花の終わった後の新しい枝が伸びるのが早くて、困ったもの。冬に垣根の剪定をするまで伸びるに任せて・・・みっともない。

葉陰で咲いている野生のスミレ、あちこちに繁殖して雑草と化している。

よそ様の垣根のボケ、これだけびっしりと花が咲くと遠くからもよく目立つ。

孫の学校の近くの前庭にこんなかわいい花が咲いていた。

紫モクレンは木が大木になり、花後の落下した汚れが見にくい。バスでマーケットまで行くと、巨大なモクレンの木が満開の花をつけて前庭に数軒に1本づつ咲き誇っている。毎回数えながら見ていくと12本もあって、皆この木が好きなのだなと思う。

親しくしている英国人夫妻の前庭、ブルーの花がまるで星のよう。毎年どんどん増えているそうな。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

河津桜と水仙

2023-03-05 06:00:22 | ロンドン周辺

2週間ほど前、近くのドイツ系スーパーマーケットへ行ったら、キャッシャーの向こう側に箱がいくつか並んでいるのを見かけた。これはスーパーで売れ残りの期限が切れそうな野菜や果物をまとめて箱詰めにしてひと箱1ポンド50ペンス(約240円)で売っているもの。

中にはリンゴ6個、ナシ2個、バナナ4本、ピーマン2個、キャベツ1個そしてまだツボミの水仙8束が入っていた。ふつう水仙1束99ペンス、一束に10本づつ入って80本の水仙、もちろん買ってきました。

 

裏庭にも同じラッパ水仙が30本近く咲いているが、こんなに安くたくさんの花を楽しめるなんて、なんとラッキーな私。スカイプやフェースタイムで友達に見せて自慢していた。

それとほとんど同じころ、テスコのスーパーマーケットで鉢植えの桜の花を見た。一目ぼれで買ってしまった。

 

多分河津桜だと思う。コンピューターデスクにおいて毎日飽きずに眺めていた。

数日後には満開になり家の中で春を楽しんだ。

そして昨日今日は若葉が出てきて花はほとんど終わりになった。また来年もこれほど咲くだろうか?

それで思い出したのが我が家から娘宅へ行く途中の家の前庭の素晴らしい河津桜、昨年初めて見てこのブログで紹介したら河津桜だとのこと、写真を撮りに出かけた。

最近天気はいいが風が冷たい、あの家の河津桜はもう散って道端にピンクの花が固まって落ちていた。

これは冬桜か近くの通りのいたるところに咲いている。それにアーモンドのピンクの花、まるで桃の花のようなのが咲きだした。まるで春がいっぺんに来たような感じがする。

明日はポールの遺灰をブライトンの隣町ホーヴの海にまくために、家族や友達と出かける。昨年7月に皆で出かけたが、暑い夏の真っ盛り、海は海水浴客でごった返していてとっても撒くどころではなかった。ホーヴの海はポールが子供のころから好きで一日中海で遊んでいたという。私たちが結婚したころはまだ海がきれいで、早朝潜って大きなカレイをついて朝食に食べさせてくれた。

彼の遺言は 葬式はいらないから死体にダイビングの重りをつけて海に流してくれ。そんな事たとえ遺言でもできません。

 

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミドルトン・ハウス(Myddelton House)

2023-02-13 06:30:44 | ロンドン周辺

昨日ロンドン北に住む日本人の友達の家を訪れた。長年ロンドンで働き生活していた友達が自宅も売って帰国するという。私のようにこの地で結婚して家族ができ、家もあると永住するが、長年働いて独身で退職すると、やっぱり故国が懐かしくなるらしい。それでもこの国のほうが住みやすいという人たちもいる。

友達数人で近くの食堂でお昼を食べて、バスでスノードロップが咲いているのを見に行った。

マイデルトン・ハウスは17-18世紀のお金持ちのお屋敷で19世紀以降はどこのお屋敷も同じように衰退して、今では広大な庭園が一般公開されている。インターネットによれば、ここはジャーマンアイリスが有名だそうだが、今はその時期ではない。

あたり一面のスノードロップ、これにもいくつか種類の違うものが見られた。

3つの花弁に中の小さなグリーンがかわいい。

 

ワイルドクロッカスも満開だった。

早咲ミニアイリスが鮮やかな色合いを見せている。

この花は福寿草? キンポウゲ科の花だという。

たった1本だけ咲いていたアネモネ。

熱帯植物を集めた温室の中で咲いていた肉厚植物の花、この色がなんともかわいい。

葉の先は恐ろしいくらいに鋭い針のようなこのプランツ。自然の妙。

ヒヤシンスの仲間らしい素晴らしい色の小さな花。

この庭で一番気に入ったのがこんな変わったとげとげの木、名前を調べたらCrucifixion Thorn (十字架のとげ)と呼ぶ。南米原産でこの恐ろしいような葉にスズラン様のかわいい白い花が咲くという。花咲くころに来てみたいと思った。

 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2月の我が家の周辺

2023-02-08 08:45:46 | ロンドン周辺

先週娘の家へ行くのに、途中の道端に野生のクロッカスが一面に咲いていた。やっと春が来たという思いで写真を撮って子供たちが遊ぶ公園の中を通ったら、

このかわいいボケの花を写真に撮っている若い女性がいた。私も数枚撮って、彼女にあのクロッカスの花を見せてあげた。近くの通りの道端だよ。と言ったら大喜びで行ったから、私まで嬉しくなってしまった。

昨年は我が家の玄関近くにたくさん咲いたクロッカスは、回り一面を紫の野生のスミレに占領されて、余り生えていない。スミレの花もきれいだけれどまだ先のことで、花ははびこった葉陰にしか咲かないから、写真写りがずいぶん違う。

それで毎年確実に繁殖してきている街路樹の下までカメラを持って行ってみた。お天気が良くて温かく花は満開。クロッカスは球根だけれど、たぶん種が落ちて繁殖するものらしい。この道端10メーターくらいに広がって咲いていた。

 

遠くから見たらレンギョウの花が咲いていると思ったら

ウイッチヘーゼル(マンサク)の花だった。

よそのお庭の桜の花で高いところで咲いていて、いったい何桜かは分からない。

でも日本でも2月から桜が満開のところもあるらしいから、この桜は特に珍しいとも思えない。

昨年暮れにアマリリスの球根を2箱買い、1箱を孫に上げた。1月に見たら彼の鉢は高さが20センチ以上も伸びているのに私の台所の鉢は5センチくらいしか伸びていない。我が家はあまりに寒いからと私の鉢も娘宅へもっていった。

それがつい昨日見たら素晴らしい花が咲いているので驚いた。でも孫の鉢は葉だけが30センチほどにも伸びているのに蕾一つもついていなかった。この花やっぱり上げてよかった。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とうとう雨が降った。

2022-08-17 04:45:40 | ロンドン周辺

先週はまた夏が戻ってきたように暑かった。とくに2日前の日曜日は、屋内温度が30度になったから、外は確実に気温は上昇していたはずだが、風があったから気持ちの良い一日でもあった。

今週は雨が降るといわれて待っていた。

昨日月曜日はロンドン北に住む友達と話したら雨が降ったという。こちら南では黒雲が出てきたのに、その雲はどこかへ行ってしまい、夕日がさんさんと照り映えた。

今朝も雨よ来い!!と願っていたのにその気配も見せず、10時過ぎショッピングの準備をして玄関へ出たらいつの間にか雨は静かに降っていた。

もう何か月ぶりだか思いだせない。小降りになった11時ころ傘もささずにショッピングに出かけた。スーパーから出てきたらまた降っていたが、たいしたことないと10分ほどの道のり雨に濡れながら帰ってきた。お昼ごろには晴れて裏庭の石畳が乾いてしまった。多分裏庭の畑を掘っても深さ5センチもしたら乾ききっているだろう。

先週も昨日も今日も、昔の旅行記のブログの編集に掛かりっきり、 単に編集するだけではなく何度か読み返しているうちにいろいろなことを思い出し一人で笑ったり、懐かしんだりしている。

今日編集が終わったもの

モロッコ キャンピング 2012年   ジブロルタルをかわきりにフェリーでスペイン領セウタに渡り、モロッコをサハラ砂漠まで1か月キャンパーで回った記録

南アイルランド 2011年 8月末から1か月間キャンパーで回ったアイルランドの旅。

キャンパー ヨーロッパ 2010年    北スペイン・サンタンデルから北西スペイン海岸をポルトガルへ南下し、ポルトガル西海岸を最南端そして南ポルトガルで越冬、スペインアンダルシア地方を回り4か月の旅を終えた。

 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

過去のブログの編集

2022-08-15 06:05:10 | ロンドン周辺

この1週間、毎日8時間くらいを過去のブログの編集にあてた。

2004年定年退職と同時に6メータのキャンピングカーを買い、ヨーロッパのほとんど全土を旅行した。

その旅行記はカテゴリーを旅行にしたから、今になってみると全然判らないのにきづいた。

それで旅行も出発から帰宅までの一連をカテゴリーに加えたが、これでは開けると帰宅が初めに入ってくる。これではどこへ行ってきたかが分からないため、インプットの日にちを変えることで、出発から読めるようになった。

何しろ過去16年に上る旅行記で千数百枚の記事を全部編集するのは大変な作業。

今ここに見やすく読めるようになったものだけ、タイトルを上げますので、ブログ記事の中の左にあるカテゴリーの中から選び出してクリックしてみてください。

東ヨーロッパの旅 2011年  ドイツ・ドレスデンをかわきりにポーランド、リトエニア、ラトビア、エストニア、ドイツ、オランダの各地をまわっての記録。

アイスランドの旅2008年  アイスランド一周 2週間とフェローアイランド3日のキャンプ旅行記

トルコ旅行 1990年代のバックパック旅行記

英国内旅行 と スコットランドの旅 

再びポルトガルへ 2017-2018年 フランス、スペイン、ポルトガル  6か月のキャンプ旅行記 

 

今後もこの編集にかかりきりになりますが、でき次第お知らせします。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

干ばつのイギリスとフランス

2022-08-12 20:04:58 | ロンドン周辺

7月にイギリス南部は気温40度にもなり、気象庁始まって以来と大騒ぎしたが,それにもまして、雨が降らない。

どこも芝生は真っ黄色になって、新聞に載っていた写真はグリニッチ公園の緑がブラウンで、Greenwich  ならぬ Brownich と呼ぶ。

貯水池は干上がり農家では水不足のため作物が実らず枯れてしまっている。

それにしてもスコットランドは雨も降り気温も上がらず、英国中央部から南部だけがこの温暖化。今週末まで気温が35度くらいになると予想されているが、それでも湿度が日本ほど高くないから、明け方など寒いくらい。先日寒暖計を裏庭の日陰に下げたら気温15度、寒いわけだ。

我が家の裏庭には大きな花の鉢がたくさんあって毎日の水やりが大変。この春雨水をためるタンクにごみが詰まって、水が入っていないのを知らなくてタンク一杯分の損失。仕方がないからお皿を洗った水からシャワーの水までバケツにとって鉢の水やりをしている。

こうして鉢植えの花は一応元気に花を咲かせてくれたが、直植えのアジサイもフロックスも枯れかかっている。毎年株が元気に繁殖しているシュウメイギクもつぼみがたくさんついているが水不足のため花がしぼんでひらかない。

数年前に買った黒のカーラー、今年は10ほど花が咲いた。

 

 

 

 

夕日が当たるくらいの裏庭の鉢植えのベゴニアは今年もしっかり咲いてくれた。

それでも直射日光が日中ずーとさしているところでは葉が焼けくたっとなった茎が日焼けして数本枯れた。

 

小山のように大きく茂ったイチジクの木には、7月末から毎朝早く鳥の群れが朝食を食べに来て、ほとんど私の口にも入らない。

以前は夏の間に1000個も取れて近所や友達に大判振る舞いをしていたものだけど情けないありさま。それで大きな幹からまっすぐに10メーターくらいに伸びている枝を切り落としている。

クッキングアップルの木は古くて巨大。今年は数は少ないが実が大きくて、これは鳥も食べないから、お隣や友達にもあげている。このリンゴ酸っぱくて普通には食べられないが、アップルパイや、ローストポークの付け合わせにはとっても良い。そして買えば結構の値段がするから、皆から喜ばれている。

 

 

 

 

 

 

上4枚の写真は、オリンピックパークの花壇の花、公にはホースパイプでの水やりは禁止されているがこんなところではいいんだろう。 

いったいいつになったら雨が降ってくれるか、これも最近の気象異常、日本の東北地方と半々にしたらいいものを・・・・・・。

 

 

コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

英国式教会の結婚式

2022-08-03 03:42:22 | ロンドン周辺

娘の友達の結婚式に招待され、参加した。

娘の友達はジャマイカと白人とのハーフで、私の家から歩いて10分ほど、この街一番大きな教会で結婚式を挙げた。彼女には17歳と15歳の男の子がいて二人とも4分の1のジャマイカの血が入っている。この教会に籍を置く白人の夫婦に養女として育て上げられた。その夫婦はほかにジャマイカ人の女の子とアフリカ系の男の子2人も養子にしていて、一人でも大変なのに4人もそれも人種の違う子供たちをよく育て上げたと感服する。

お婿さんの方はスコットランド人で成人した息子がいて、今回の結婚式には息子の友達がスコットランドから大挙やってきた。それにお婿さんはウエールズに住んでいるそうで、そこからも友人たちがやってきた。

お嫁さんの方はこの教会で子供の時から遊び、学びで大きくなり教区の友達や知人を招いたため、総勢200人ほどの参加者だった。

 

 

私の娘が自分の着たウエディングドレスを彼女に着せ、お化粧からヘアーまで手掛け、パトリックの愛車の電動車の前に白いリボンを飾って運転手までしてあげた。

土曜日の午後1時ぴったりに花嫁と彼女の養父が教会に現れた。このお父さんはアルツハイマーを患っているそうで、歩くのもやや不自由そうだったが、最後のスピーチまでこなしたから、教区の人たち以外は彼がアルツハイマーだとは気が付かなかった。彼女は今最後の親孝行をしているのだった。

1時間にわたる式が執り行われたが、私には全く知らない讃美歌だったり、牧師さんの言ってる言葉も判らなかったりで、孫のジュードと隣り同士、全く退屈した。

 

式が終わって教会の外で写真撮影、何しろ大勢の人達で、カメラマンも大わらわ、隣の牧師館の二階の窓から全員を入れて写した。

二人とももう若くないから初ういさには欠けるが、彼女は見かけよりも人柄で彼を選んだと確信できた。

両家の兄弟たちが衣服も色合わせしていて、とってもいい雰囲気だった。

 

撮影会の後は教会の後ろに続いている別室で飲み物食べ物の立式パーティー、そこが狭いためあふれた人達が教会内のベンチで、飲み食いパーティが行われた。ウエディングケーキは日本人には信じられないくらい変わっている。

 

スコットランドの正装、3人の若者が着ていたがなかなか格好良かった。

 

 

昔は結婚式に参加する女性はこんな素敵な帽子?ヘアードレス?をかぶるのがファッションだったが、最近でははやらなくなった。名前も知らない奥さんだったけれど写真を撮らせてくれと頼んだら喜んで撮らせてもらったけど、ブログに載せるには顔を見せてなならないだろうと気を使った。

チーズの山で作られたケーキ、色々なアイデアがあるものだと感心した。

 

 

この日本当に驚き感心したのが上の二人のお嬢さん、私の娘の友達の娘たちで15歳と17歳、すっかり大人になって見違えた。下の写真を見てください。

 

2013年私の娘の結婚式にブライドメイドになった女の子たち。あれ以来一度も会っていなかった。昔の面影もないから言われても判らなかった。

 

 

花婿の息子さんがパーティの進行係、まるでプロのDJの様におしゃべりしながら参加者を楽しませてくれた。私はケーキカットまでいなくて帰ってきたが、この夜はまだローカルのパブで2次会パーティ、翌朝、花嫁は二日酔いでフラフラだったそう。

3ッ日後、彼らはハネムーンにアマルヒコーストのウオーキングツアーに出掛けた。

 

 

 

 

コメント (7)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウィンチェスターのデェーンバリーアイアン・エイジ・ヒル

2022-08-02 00:56:08 | ロンドン周辺

先週土曜日、パトリックがウインチェスターの友達のところへ遊びに行くという。

娘は翌月曜日からポーランドへ友達と遊びに行くのでその準備に忙しく、パトリックは私をさそってくれた。なんと素晴らしい娘婿よ。

その友達、3か月前にコッツウオルドからウィンチェスターの郊外へ引っ越したばかりで英国航空のパイロット。きれいな庭でラム肉のバーベキューを食べて、車で1時間ぐらいのデェーンバリーアイアン・エイジ・ヒル(Danebury Iron Age Hill Fort)へでかけた。

あの灼熱の太陽は午後の曇り空ですっかり影をひそめ、帽子もいらない気温20度そこそこ、

 

緩やかな丘に犬を連れて散歩している人たちが目立つ。立派なのは草原のわきに必ず犬の糞を入れるごみ箱が設置されていること。

丘の上から見渡す平野は実った麦畑か?枯れてしまった牧草か?どこもかしこも雨が降らなくて秋の気配。

 

 

英語ではファイヤーウィードと呼ばれる雑草が、今まで日本にはないと思っていたが、いつも愛読している モーズイカの裏庭 と呼ばれるブログに写真が載っていた。私が初めてこの花を見たのが50年前のスイスで、マッターホルンのふもとの草原だった。過去16年ヨーロッパ各地をキャンパーで旅行しているとこの花が北欧の夏には欠かせない。特に北極圏を超えた北方の道端はこの花で埋め尽くされている。

 

 

 

 

 

丘の散歩道の両側は色とりどりの野の花が咲き乱れている。

 

 

草むらの中のクモの巣もこんなトンネルを作る珍しいクモがあちこちにいた。

 

英語でティーゼル(Teasel)と呼ばれるこの花は、花が終わった後の乾燥したものを昔は毛織物のけば立てに用いた。日本にあるだろうか?

 

木登り大好きの孫のジュード、文句も言わず野原や森の中を2マイル以上も走り回っていた。

 

 

 

 

考えてみればこうして野原を歩き回り野の花をめでて歩いたのは久しぶり、イギリス人は野原や森を歩き回るのが好きだ。それも年寄りばかりでないところが日本と違うかも。

 

 

帰りに立ち寄ったパブ、メイフライ はこの辺りで一番有名なパブで、食事をしようと思えば早くから予約しないとできないそうだ。

 

この日は庭の川渕のベンチで、フルーツサイダーを飲んでご機嫌。サイダーは日本のと違ってアルコール入り、普通はリンゴから作られる。

夕方寒くなりおまけに車の中が冷房が効いていて、この夕からのどの痛みに鼻水でコロナ感染?と思ったが大丈夫、3日で治った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オペラハウスー蝶々夫人

2022-06-25 07:01:45 | ロンドン周辺

今週火曜日と木曜日は英国鉄道(British Rail)のストライキだった。それで火曜日と水曜日に予定されていたオペラハウスの公演はキャンセルされた。水曜日はストではないが、朝交通が再開されるのに時間がかかるためと、また夜中からストに入るためほとんどの通勤者は出社していなかった。

木曜日も危ぶまれたが、火曜日に同時ストライキされた地下鉄が、木曜日は動いていたため、キャンセルを免れた。

私の住んでいる地域には地下鉄がなく、電車(British Rail)だとロンドンのチャリングクロスまで25分で行ける。ストでは仕方がないから、午後2時前からバス2台を乗り継いでロンドンへ向かった。バスはヴィクトリア駅へ向かっていたが、途中に地下鉄の駅があり、そこで降りて地下鉄でチャリングクロスへ。まだ3時過ぎでは早すぎるため、そのままチャリングクロスを通りすぎて、大英博物館へ行った。

最近のロンドンは観光客が多く、大英博物館は無料のこともあり、いつもたくさんの観光客であふれている。

持って行った食べ物やお茶など飲みながらのんびり2時間ほど過ごしたら、いつもは遅くまで開いている博物館が5時過ぎに閉まるからとおいだされた。職員も帰宅が大変なのだろう。

そこから歩いてオペラハウスへ向かった。どこもかしこもたくさんの人。

5時半過ぎにオペラハウスのカフェーでフランスから来た友達のN子に会い一緒に7時に約束している友達2人を待った。

オペラ蝶々夫人は明治時代の長崎が舞台で、当時長崎で外人と接触できるのは芸者しかいなかった。オペラの蝶々夫人は家の没落で売られた15歳の娘で、アメリカ人のピンカートンは歌の中でもアメリカに帰ってちゃんと結婚すると言っている。オペラ歌手の間では、ピンカートン役は敬遠されるという。実際今日のオペラでもピンカートンが出てきて挨拶しても大して拍手はないうえ、ウーと言う声も聞こえた。

 

白服がピンカートン、その横の薄茶の服がアメリカ領事ーこの人はとってもいいバリトンだった。

 

以前はこのオペラを見る度人種差別に怒ったものだが、音楽が素晴らしいからまた見てしまう。特に今回のオペラはすばらしかった。

と言うのはいつも蝶々夫人になるのは太った西洋人でとっても15歳にみえないし、可憐さがない。今回初めて日本人の蝶々夫人を見た。

 

 

 

ソプラノの中村えりさんはずいぶん前にツーランドの中でわき役で出ていたのを見たが今回は晴れて主役。とっても小さい人でこんなに小さくてあの大役が務まるのだろうかと心配して見ていたが、あとになるに従い、素晴らしい声で感激した。

 

 

ストライキにもめげず観客も1-2階は空席がほとんどないほど満員だった。

蝶々さんの歌には盛大な拍手が何度も送られた。

出演者のすべてが名前を見る限りでは、英国人には見えない。

10時過ぎに終わってすぐ地下鉄とバスでロンドンの北の友達の家に泊めてもらった。2時間もかかってはバスを乗り継いで自宅へ帰ることはできなかっただろう。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏に至る前

2022-06-22 00:04:50 | ロンドン周辺

今日は夏至、今日のブログは、5月末からきょうに至るまでのわが家の近辺とニュースを少々。

6月に入ってから、女王様の戴冠70周年記念で盛り上がったのもつかの間、今日21日、23日、25日の3日間 英国鉄道がストライキ、おまけにロンドン地下鉄も便乗、やっとコロナの影響から逃れ出たと思ったのに、なんということ。

世界中が物価高、生活難になってきているというのに、鉄道労働者は賃上げ要求。これで他のスト賛同の会社がストを始めたら全く1970年代に逆戻り。 サッチャーさんのような労働組合を手なずけるような強いリーダーがでてこないものか?

木曜日にオペラハウスで蝶々夫人のオペラを楽しみにしていたのに、今入ったニュースによれば、ストのためキャンセルだって。もう数週間前から楽しみにしていた。

 

5月末のメインロードの道端に大きなディープフリーザーが捨てられていた。

中には腐った肉が悪臭を放って流れ出た血が歩道を染める。いったいどんな人がこんなことをするのだろう。幸い土曜日の朝にここを通ったら全部取り除かれて地面に血の後だけが残っていた。

 

1週間ほど前、駅へ行くメインロードにまたごみの山、わが家の周辺にはスポーツグラウンドが多く、住宅地でないから、夜の間にこっそりと大型ごみを捨てに来る人達が絶えない。

カウンシルのごみ収集の人たちが朝から特別出勤でこれらを片付けていた。これってすべて私たちの税金から支払われる。私の住むカウンシルには大型ごみを無料で受け取ってくれる場所があるが、隣のカウンシルでは有料だから、ここへ捨てに来るらしい。

 

私のカメラは望遠が効くが、接写は良くない。最近発見したのが、スマホのカメラが非常に良くて、凝ってしまった。まずは散歩道のスギナ。まるでグリーンの花火みたい。

 

このカリフォルニアン・ライラックも接写してみるとなんて素晴らしい花だ。

これはエルダベリーの花、この木は非常に強い木でどこにでも生え大きな木になり、5月末にこんなきれいな花を咲かせる。この花を集めてできるのがエルダベリーシャンペンやエルダベリーコーディアル、なかなかおいしい飲み物になるが問題は砂糖を1㎏も使うところ。

 

よく似た花だがエルダベリーは灌木、この花は野生のパセリの仲間でアンジェリカ、こうして接写して見れば可愛い花だが、あまりにありふれた道端の雑草で、だれからも顧みられない。

 

 

我が家の前庭もなんだか最近流行のワイルドフラワーガーデンの様になってきた。

 

この上の接写の花は信じられないくらい可愛いが、庭の大敵のカウパセリ。絶対に根絶やしにできない。

最近では諦めモードで庭の花の一部にしているが、こんなに難しい植物もない。

 

西洋オダマキ、 一度も植えたことはないがどこかに何時も咲いている。

この花 Love in mist(カスミの中の愛)と名前はいいが実際これも根絶やしにできない雑草。またの名が Devil in the Bush(藪の中の悪魔)

もう20年も前隣の奥さんからもらって撒いた種から庭中に芽が出て、石畳の間も構わず、本当に困ったものだ。本当に悪魔だ。

 

 

 

毎年前後の庭に種をばらまいて勝手にたくさんのダブルのポピーの花が咲いたものだが今年は少ない。

赤のダブルが消えてしまった。一重の花は良く見れば可愛い。ポピーがいいのはたくさんの蜂が一日中大騒ぎしているところ。

ダブルのポピーによく似たシャクヤク。シャクヤクには蜂は来ない。

 

2年前に友だちからもらったアリストロメリア・インディアンサマーと言う。鉢植えでどんどん増える。

最近の暑さでやっと咲きだした孔雀サボテン。温室の上をリンゴの木がかぶさってしまい、太陽が当たらなくなったため、どんな植物も成長が遅くなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロンドン塔の花畑ーその2

2022-06-18 18:19:37 | ロンドン周辺

この日は英国でも珍しい猛暑だった。帰宅して裏庭に面したフレンチウインドウを開けた途端熱風が吹き込んできた。

室内温度は29度、もう50年もこの国にいると寒さには強くなるが、暑さには耐えられなくなる。ただ日本ほど湿度が高くないだけが救いだろう。

友だちからのメールによれば29種の花が植えられているそうだが、1種類でも花の色が何色もあってはものすごい種に違いない。

 

 

 

 

チケット売り場の近くのインフォメーションでは、この企画はバーバリーがしたものと言う。

バーバリーと言えば日本でも良く知られている高級レインコートで有名、こんなお店が収益の一部をこうして社会に還元するとは本当にうれしいことだ。

 

 

 

 

 

このモートは2014年、第一時世界大戦終戦100年を記念して、戦死者の数だけの真っ赤なポピーの花を植えたところ。ポピーは陶器で作られていて、私もその時ボランティアーとしてこのモートに入ってポピーを植えた思い出の場所。

2014年9月のブログ記事一覧-Reiko's Travel 記事と現在の英国事情 (goo.ne.jp)

 

 

 

 

たとえミックスフラワーでもしっかりと色分けされており、無造作に種をまいたのではないことが良く分かる。やっぱりしっかりした専門家庭師の仕事だろうとおもわれる。

 

 

 

 

 

チケット売り場は長い行列でその人たちがロンドン塔内部に入るのか、花畑をめぐるのかはわからなかったから、午後1時にタワーを去りロンドンブリッジ駅へ向かった

サウスバンクのロンドンブリッジ駅への途中、インドアーのレストランの明かりと、ガラス窓に映る公園のひとたちが面白くてこの写真を写した。なんだかこの世でないような幻想の世界。

 

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロンドン塔の花畑-その1

2022-06-18 00:41:54 | ロンドン周辺

昨日友達からロンドン塔に素晴らしい花畑ができたと聞いた。今日は今年最高の気温になると報道されていて、だれも一緒に見に行きたいという人がいなかった。

今朝思い立って朝11時の電車でロンドンブリッジ駅からタワーブリッジを渡ってロンドン塔へ向かった。

 

テームズ河畔のロンドン塔はサウスバンクから見ても、すごい観光客がうごめいているのが見える。

タワーブリッジの上から見下ろしたロンドン塔前の人込み。

 

 

 

ロンドン塔の外堀(Moat モートという)を埋め尽くすワイルドフラワー。

これは今年の女王様の戴冠70周年記念プラチナムジュブリーの一環として計画されたものだそうな。

 

 

 

外堀の外側には歩道がありそこから堀の中を見下ろし写真を撮ることができる。こうして花畑の中を歩いている人たちは、お城の外壁で入場料9ポンドを払った人たち。

 

 

 

 

 

 

 

いったいどれほどの種類の花が集められ植えられたものか?

私の近所の英国人の友達は5月末ジュブリーの1週間前にここへ見に来たそうだが、まだ早くてお花は一本も咲いてなかったそうで、彼女の妹さんの誕生祝いにここの入場券を7月初旬の日付で買ったそうだ。

今日の暑さ、それまでにこの花たちが枯れてしまわないだろうか?

それにしてもなんて素敵なアイディアだろう。こうしてあらゆる国の人たちが訪ねてきてひと時を楽しむことができる。

 

 

 

 

小学生か幼稚園の子供の団体が、お花畑を行く。彼らが成人してこんな日のことを思い出すだろうか?

それにしてもラッキーな子供たちではある。

 

 

感激のあまり200枚以上も写真を撮り、ブログに載せるのを選んだけれど、どうしても削れなくてまた明日半分載せることにした。・・・・・・それにしても暑い、英国の家には冷房装置はない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グル‐ムブリッジ・プレース (Groombridge Place)

2022-06-17 05:08:27 | ロンドン周辺

この間の日曜日、娘がケント州にあるカウントリーハウスのグル‐ムブリッジ・プレースへ連れて行ってくれた。

ここは以前にも来たことがあった。小さなお城のような17世紀のカウントリーハウスは当時有名なクリストファー・レンによって設計されたという。

このお屋敷は王族の持ち物ではなく、当時の豪族、貴族のものであった。広大な山と森林が後ろにあり、野原と牧場が広がっている。

ここは残念ながらナショナルトラストの所有ではなく、昨年マネージメントが変わって、メインテナンスが行き届かなくなり、1昨年まで楽しんだ10-メーターもある高い木から下がっていたブランコや木から木へつながっていたツリートップウオーックが廃止されてしまった。それでも入場料は3人で36ポンド(6000円近く)とか。

 

この前にもいたロバとゼブラのハーフは今も健在。

牧場から森にはシカが数頭放し飼い。

 

森の中にはボードウオークと称する渡り廊下のようなものが延々とつながっていて、これが孫には一番楽しかったらしい。

 

一日2回の猛禽類のディスプレイ。

 

観客のずらっと座っている両端に鳥の調教師2人が居て、私たちの頭すれすれに大きな鳥が飛ぶ。

 

ノスリ(Buzzerd)1羽とトビ(Kite)2羽が 飛び回ってエサ取りの演技を見せてくれた。

これだけでも結構楽しいひと時だった。

 

川渕の群がって咲く白い花はヘムロック(Hemlock)ドクニンジンと呼ぶ。イギリスでは一番の毒草と言われる。

お屋敷の中も見せてくれないし、あんまり見るものがないからもう二度と来ないと娘は言っている。

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする