2007年6月から3か月半スカンディナビアをキャンパーで旅した記録です。
オリジナルの記事は友人たちにe-mailで送っていたものでブログ記事は今回が初めです。
1 ニューカスルからノルウエーのスタバンガーまで。
6月13日道路の渋滞前にと早朝我が家を出発、ニューカスルまで2晩かけて高速道路を北上しました。お昼ごろから降りだした雨はニューカースルの港を出た二日後もやまず、スコットランドに近いこの地では寒さが厳しくキャンパーの電気ストーブを入れて暖まっていました。
ニューカースルからノルウェーの南の港町スタバンゲルまで19時間半の船旅、いつも船酔いで苦しむ私は、酔い止めの薬で翌朝までほとんどの時間を寝て過ごしました。
6月16日朝10時過ぎにスタバンゲルの港に着き、まず一番の重要事項はキャシュマシーンでノルウェー・クローナを引き出すことでした。
無事お金を手に入れて、町外れのキャンプサイトに落ち着き、午後キャンプサイトから2KMのスタバンゲルの町へ散歩に行きました。
ここは歩いて一回りできるくらいの、こじんまりとしたきれいな街で木造家屋がほとんどです。旧市街は通りが狭く、海岸通は軒並みレストランで人があふれていました。夏至祭(6月21日)の予行練習なのか街の一角で合唱団が歌っていました。
ツーリスト・インフォメーションで翌日のリセ・フィョルドの観光船の案内書を手にいれ予約しました。この日も日中は曇り空でしたが夕方から又雨になりました。でも夜中の12時厚い雲に覆われた空が青みがかって、たそがれ時を思わせる明るさで驚きました。
魚のうろこのようなスレート(石)で葺かれた屋根瓦