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Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

グリニッチ ペインテッド・ホール(The Painted Hall)

2025-02-28 05:41:21 | 英國名所

カティサークの後、訪れたのが600年の歴史を誇るペインテッド・ホール。

この建物は英國第一人者であるサー・クリストファー・レンにとってデザインされ、現在ではユネスコ世界遺産に登録されている。

この建物は過去の英国海軍士官のダイニングルームの目的で作られた天井の高い石造りの建物である。

このビルディングはペインテッド・ホールの真向かいのチャペル(Chapel)であるが外見はペインテッド・ホールと全く同じ。

正面玄関入口(現在は完全に閉まっている)の天井画

この直径7メーターのヘリオス(Helios)ーギリシャ神話の太陽の神ーはこの1月からこのホールに展示されている。アーティスト・ルーク・ジェラム(Luke Jerram)の作品。

私は過去2-30年の間に2回くらいはここを訪れたことが有ったが、当時は入場無料だった。この度は入口も変わっていて、グランドフロアーには食事をするスペースも有り、お土産の店まで完備されていた。

大ホールの奥左にある小部屋は1805年ネルソン提督がトラファルガーの海戦で亡くなった後、このホールに安置され、多数の弔問客が訪れたとのこと。当時ネルソン提督は国民の大英雄であった。

このヘリオスの表面模様は49万枚の太陽の写真から描かれたもので、表面は生きている如くわずかづつうごきがみられる。

 

高い天井に立派な柱は神殿を思わせる。

この立派なクイーン・アン・コートは現在ではグリニッチ大学になっている。

左の建物キング・チャールス・コートは トリニティ・カレッジの音楽とダンスの教室になっている。

クイーンの門の向こうにはクイーンズ・ハウスと後ろの高台にグリニッチ天文台が見える。

 

 

 

 

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グリニッチのカティサーク (Cutty Sark)

2025-02-27 05:50:58 | 英國名所

もう英國に住み着いて53年にもなるがかの有名な帆船カティサークの中に入ったことがなかった。

今日はこの中を見学しようと友達と待ち合わせ、入場チケットを購入。もう数年メンバーシップを払っているアートパースで半額になり11ポンド(約2200円)全額の22ポンドだったら高い!!!と入らなかったかも。

カティサークは1869年スコットランドで建造されたTea Clipper (お茶を積荷にした帆船)で同年スエズ運河開通で中国との最速商船として活躍、図のように船倉にお茶の箱を積んで航海していた。

お茶の箱はこのように可愛い。

船乗りならば必ず習得するのがロープの結び方、こんなにも多くの結び方がある

1880年代はオーストラリアの羊毛を積んでの航海をしていた。

カティサークは1895年ポルトガルに売りはらわれた。

1922年キャプテン ウイルフレッド・ドウマンがコーンウォールのファルマス(Falmouth)でトレーニング の目的で買い戻した。

 

1938年この船はテームズ河に移されテームズ・トレーニング・カレッジに買い戻されて、1954年ドライドックに揚げられ現在の博物館になった。

帆船では大小の綱が重要なのがよく分かる。

キャプテンのベッドルームと

キャプテン専用のトイレ。

キャプテン用の応接間並びに仕事場だった。真ん中に吊り下がっている丸い台に丸い穴が空いているのは、この中にインク壺や飲み物のグラスなどを入れて、船の揺れに対して液体が溢れないように工夫されている。

ドライドックの下はレストランになっている。

 

全長64.77メータ、こうしてみると本当に大きいのがよく分かる。

 

ドライドックの後方に並んでいるのが、船首像(Figurehead)と呼ばれるもので

このカティサークの船首像はナニーと呼ばれた。この魔女ナニーはスコットランドの作曲家ロバート・バーンズの詩の中から作られたもので、酔っぱらいの百姓Tom o'Shanter が馬で逃げるのを追いかけて尻尾を取ってしまった。

オリジナルのナニーはとっても恐ろしい顔をしているが、新しく2021年に作られたナニーは可愛い顔になった。ナニーが来ている下着がカティ・サークと呼ばれるもので彼女のニックネームがカティ・サークだったところからこの船が命名された。

それで改装なったこのカティサークの船首像ナニーも、馬の尻尾を持っている。

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桜が咲きだした。

2025-02-27 05:35:09 | 日記

先週コーンウォールから帰ってきたばかり、裏庭の鉢植えのオカメ桜がさきだしていた。

今年は寒い日も有ったが1月は暖冬だったと言われる。たしかにそう思ったのはキッチンの隅で死んでいたナメクジを見た時。また今年もナメクジとカタツムリに悩まされるのか、うんざり。

数年前、道端で咲いていたこの花の茎を2本取ってきて増えたもの。まだ紫色のは蕾も出てきていない。

前庭のボタンの木の下。毎年ながら春はこの野生のクロッカスが咲かないと春の感じがしない。

 

 

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コーンウォール旅行ーアザラシ救護センター

2025-02-26 05:15:15 | 旅行

水曜日の朝もジュードはパトリックにボディボードをしたいとしつこくおねだりして、とうとう海へ入ったが、高波でふたりとも波に投げ出され、とうとう諦めて帰ってきた。

それでパトリックは午後はインターネットでお仕事、私達3人でアザラシのレスキューセンターへ行くことにした。

この日はあまり寒くはないが、曇り空ににわか雨が度々やってくるような嫌な天気だった。

昔まだ息子がジュードの年頃だった時、このコンウォールの南海岸で二人で小さなボートに乗って私が漕いでいた。すると突然耳のない動物がヒョコっとボートの横に顔を出した。突然のことで きゃー犬!!!と言ったら、息子が何言ってるんだ、これはシール(Seal)だよ。その小さなアザラシはよほど私達が珍しかったのか、ボートの周りに神出鬼没、面白い思い出だった。

孤児の赤ちゃんは大事に個別の部屋で授乳されて眠っていた。

怪我をして保護されていたこのアザラシは珍しくグリーンがかっている。

センターの案内板。

一頭づつ小さなプールに入れられて怪我や病気の回復を待ち、近くの海に開放されるそうだ。

 

このプールの巨大なアザラシは目が見えないそうだ。それでもこの保護センターなら生きていけるけれど自然界では無理だろう。

 

3頭が一緒のこのプールでは大きな一頭だけがなにか話しかけたい様子で私達を見ているが小さな2頭は追いかけ回し戯れていっときもじっとしていない。

このプールが並んでいる一角にパフィインの入っている円形の建物があった。

ちょうどこの時センターの係員が中にはいって1羽ずつに生魚を食べさせ同時に秤に乗せて体重を測っていた。ここで生きているパフィンは以前アイスランドや、英國北部の島で見たときのような精彩もなく色彩もあまりなかった。

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翌木曜日朝から激しい雨で、朝10時にはこのアパートメントを出なければならない。急いで朝食を済ませ、皿洗い機のお皿を棚に戻し、使ったタオルはシャワールームに置き、シーツは全部剥がしてランドリーバッグに入れろとの指示。

冷蔵庫もすっかりカラにして、ドアを締めたのが10時、雨の中をひたすらロンドンへ向かった。途中2回休憩、充電、パトリックは雨の中を運転しながら会社の女性のリポートに耳を傾けていて、よく集中できると感心した。私等途中で寝てしまい、目覚めたらまだ女性が話していて驚いた。

帰宅したら5時過ぎだった。

 

 

 

 

 

 

 

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コーンウォール旅行ーボディボード&アフタヌーンティー

2025-02-25 06:46:42 | 旅行

火曜日の朝、娘の家族は3人でショッピングに出かけた。買ってきたのがジュードとパトリックのウエットスーツ、まだ9歳のジュードはウエットスーツがきつくて息ができないとグズグズ言っていたのに、長い急坂を降りて海へ入るときは、真っ先に足を突っ込んでいった。

2月の海もまだ冷たいこの時期、多分5分で諦めるだろうと娘と話し合っていた。

うまく波に乗ってできたときの嬉しさは特別なもの、ジュードの喜び方も半端じゃない。何度でも繰り返し繰り返し波に乗っていた。

この日は薄曇りから弱々しい太陽が出たり入ったり。砂浜でタオルを持って立っている私達が寒くなってきているのに、ジュードはなかなか海からあがってこない。

散々波に乗って満足した後、アパートメントへ帰ってシャワーの跡熱い風呂に入って元気いっぱい。ウエットスーツではスーツの中に水も入るが激しい運動をしているから、体は相当熱くなっている。

私もまだ結婚したての頃、ポールとこのコーンウォールの海岸線で波乗りをしたことがあった。ボードを持って波に向かっていくときはすごく体力を使う。それを何度も繰り返すとヘトヘト、だからジュードがあんなに頑張っていたので体も暑かっただろうと思う。

娘はこの日の午後2時半に海辺の素敵なレストランでアフタヌーンティーの予約をしてあった。

英國へ来て53年初めてアフタヌーンティーなるものを食べた。最初に好みのお茶が各自の小さなポットにカバーを掛けて現れ、まるでお雛様が食べるくらいの小さな食べ物が次から次へとあらわれる。それぞれの一口で食べれるようなものはとっても美味しい・・・・のだけどすべてが終わったところでも、満腹には程遠いような気がした。

これで一人づつが何10ポンド?ポルトガルで美味しいステーキが食べられるほどの2倍以上の料金だった。

海は一応晴れてはいるがあまり温かい陽の光ではない。

翌朝パトリックはまだインターネットで仕事だと言うのに、ジュードがしつこく海へ行こうと頼み二人で行った。娘はベランダから見ていて私がタオルだけ持ってついて行った。

この朝は波が高くてジュードは自分の背よりも高い波に恐れをなし、大きな波が来るたびに、パトリックを壁にして隠れていたが、まるで大木にセミのようだと大笑いした。

 

 

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コーンウォール旅行-2月17日ーイーデンプロジェクト 2

2025-02-23 20:06:37 | 旅行

大ドームの熱帯雨林は暑く湿度も高く冬のコートを着て汗だく。

 

この素敵な丸葉の大きいこと。直径1メータ以上ありそう。

 

この大ドームの一番上20メータくらいのところに展望台?

これはまたなんと素晴らしいお花だろうか。 アブリルさんが探してくれますよね。

 

こんなに太い竹はスリランカで見て以来もう30年も見たことがない。

上2種の花はつる性であちこちの壁を這って花盛りだった。

上空20メーターの吊橋。たくさんの人が歩いてわざわざ揺らそうとする。

この赤い花はカリアンドラ 最近アブリル様のブログで知ったばかり。

小屋の天井に張り付いていたヤモリ? もう70年以上も前穴水奥の昔米倉だった警察の駐在所へ引っ越ししたとき、家のガラス戸にいつもヤモリが張り付いていて怖くてトイレに行けない7歳の少女でした。

生まれて始めてみたカカオの実、こんなものからチョコレートができる?!!

 

毎日何万人もの人が出入りするこのドームでは、人間など怖くない。まるで鶏がそこらを歩き回る感じでゆうゆう歩いていた可愛い鳥。パンクみたいな髪を逆立てて愛嬌満点。

最近アブリル様のブログで知ったこの花はマルソルヤハズカズラ。

葉が生姜やみょうがに似ている。

このまっすぐ伸びた木の根元の説明文によれば ビーチアーモンド(Beach Almondo)アーモンドによく似た実ができると書いてあった。

 

この熱帯雨林ではこの素晴らしいシュロににた葉にまさるもの無し。

 

この建物の中には大きなレストランからお土産店も多数あり、そこで記念にと買ったのが Baobao Fruit powder。Baobaoは木が逆さまに植わっている感じで太い木の上が根元みたいに見えるとこからUp side DownTree と呼ばれる。珍しもの好きで買ってその夜試してみたけどちょっと甘酸っぱいだけで対して感激することもなかった。

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コーンウォール旅行-2月17日 イーデンプロジェクト 1

2025-02-23 05:04:51 | 旅行

月曜日、パトリックはインターネットでお仕事、私と娘、ジュードの3人はイーデンプロジェクト(Eden Project)へ出かけた。

コーンウォールは昔から良質の陶土の産地で、この陶土を掘り起こした広大な土地を2001年に巨大なドームを作って温室にした。

私はまだ作って間もない頃にここへ来たことがあり、今でもはっきり覚えているのが、3種類の綿のプランツ。普通は白の綿の実が、ピンクとグリーンの綿の実が弾けて顔を出していた。なんと素晴らしい、自然の妙味。

学校が休みだから家族連れが多くカーパークも1,2,が満杯、やっと3のカーパークで駐車して、目的までは遠い。

 

陶土をほった巨大な凹み部だから、どんどん谷間に降りてゆく。入口近くはヘザーの花盛り。

 

入口に立っている素晴らしい馬2頭、古木をアレンジして作られてた。

Visitor Centre を通るまで巨大なドームは見えない。そしてこのドームは小さな4つが地中海気候で、巨大な4つのドームが熱帯雨林の気候に別れている。

娘はまずVisitor Centre から近い右側のCore へむかった。

この奇怪なポット?はきれいなセラミックでできていて、あちこちの穴から煙が輪になって出てくる。一体どんな目的が有ってかは分からない。

娘はジュードと甘いものを買うとかで売店の前の長い行列に着いたから、私は先に地中海気候のドームへ入った。冬服のコートを着たままで入っても、温かいが汗をかくこともない。

中では南米の音楽がなっていたから近寄ってみた。沢山の人達が楽しんでいた。

いろいろ珍しいお花が咲いていた。

今回は綿の木は見つけられなかったが、ポルトガルでも見たことのない木の花がいろいろあった。

上2枚の写真は花のがくと下から見上げた花で面白い。

この花は見かけたことがありそうで、はっきり覚えていない。でもなかなか変わった花だと思う。

 

 

 

 

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コーンウォール旅行ーテート・ギャラリー

2025-02-23 00:32:28 | 旅行

テート・ギャラリーはロンドンだけでなく英国あちこちにあるのだと、このとき初めて知った。娘がインターネットで調べて連れて行ってくれた。わたしも娘もアートパスというのを持っていて、この日の入場料は半額の6.5ポンド(約1300円)

英国の美術館では日本のように長い行列を作ってなどは今まで経験したことがない。以前従姉妹が来英した折、サマーセットハウスにあるコートウルド(Courtauld)ギャラリーに連れて行った。世界的に有名な絵が沢山飾ってあって、ほとんど人がいない。

従姉妹の感激ぶりは今でも忘れられない。

このTate ST Ives もホリデー客が入ってきているが、込み入っているほどでもなく、気に入った絵の前でいつまでも写真を撮って眺めておれた。

UK の画家でパトリック・ヘロン(Patrick Heron)(1920-1999) セント・アイヴスの港の窓の2人の女性 というタイトル。色彩が私の好み。

Arshile Gorky (1904-1948)アルメニア生まれでUSAで制作。題名がWater fall なんだけど、どう見ても滝に見えない。

Wassily Kandinsky (1866-1944)ロシア生のカンデンスキーはドイツ・フランスで制作、この人の絵はひと目で分かる。昔サウスバンクのギャラリーで展覧会が有ってそれ以来私の好きな画家の一人。

タイトルがSwinging と書いてあるけど、意味など気にしないで見ている。

Denzil Forrester 1956年生まれ、今も生存しているグラナダ生まれの画家。

タイトルがCottage Lover 確かに2人が描かれているが・・・?

Joan Miro (1893-1983)スペイン生まれのミロ、面白い絵を描きこの人の絵も一目で判る。 タイトルが月光の下の女性と鳥 どこからこんな絵の発想が出るのでしょう。

Itell Colquhoun (1906-1988) ブリティッシュ生まれの女流画家。タイトルがNativity(キリスト降誕の図)1929年作 これ以降この人のコレクションが展示されていた。

同じくItell Colquhoun の作品 titleがDeath of Lucretia  ローマ時代の有名なストーリーでローマの王の息子がこのルクレチアを強姦したことから自殺した。彼女の夫と父親が復習を誓う。

同画家の作品 titleが Aaron Meeting Moses 後にこのtitleを Horned Gentleman with Bejawell Lady と変更した。

同画家 titleがLimked Senses 1946年作。意味などわからないが色合いが素敵。

 

アートギャラリーを出て通りを歩いている時に見つけたお屋敷の玄関?入口?

これがとっても気に入った。

 

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コーンウォール旅行-2月16日

2025-02-22 04:46:56 | 旅行

ホリデー1日目は薄曇りから晴れ間が見える温かい日になった。朝食後今日はセント・アイヴス(St Ives)まで歩くという。海岸べりの崖の上、細道を登ったり降りたり。

20数年前に痛めた膝が忘れた頃の3週間前ジムのやり過ぎで、痛みが出てきた。やっと痛みも取れてきて歩くのも無理しなければOKだったのに、娘一家は皆早足、写真を移しながら必死に追いついて歩いていたが、St Ives につく頃には痛みがぶり返してきた。

道端に蕗の葉みたいな葉が群生している。匂いを嗅いで見ても蕗の匂いはしない。そしてとうとう花が咲いているのを見つけた。対してきれいな花でもないが、このプランツは蕗の家族ではないのが判った。

崖際の道を必死で歩いていたら、急に岬の小さな町が現れた。あれがセント・アイヴスだと言う。

道端の叢にスノードロップの花が咲いていた。今年始めての春の花。

通りの玄関先にはとっても大きな椿の花が咲いている。

 

セント・アイヴスの港は引き潮で船が砂浜に座っていた。

このセント・アイヴスはコーンウォールの最先端に近い一番賑やかな街で、ちょうど学校の休みの時期だから家族連れが多い。

もう40年も昔、子どもたちが小さかった頃、わたしたちのホリデーはコーンウォールかデヴォンだった。このあたりは大西洋の暖流が流れていて温かいらしい。でも実際の体感温度は日本の夏の海と比べれば、雲泥の差、一度ポールとスノークリングをして、大きなかれいを突いたことが有ったが、その水の冷たさは並でなかった。水から上がって1時間近く震えが止まらなかった。

狭いショッピングストリートは結構ホリデー客で混雑していたが、特に買いたい物はなかった。ただこの街には有名なバーナード・リーチの陶芸店がある。そこへ行きたいと思ったが、街の中心から30分も歩かないといけない。この日はこの街へ歩いてくるのに無理をしたため階段を降りるのが苦痛だった。

不思議なことに日本では有名なバーナード・リーチの陶芸店は英国ではあまり知られていない。娘もパトリックも知らなかった。

2時間ほどこの街にあるテートモダーンの美術館(ロンドンの分館)で絵画鑑賞し街のレストランで昼食を食べて、電車で帰ってきた。

 

2両編成の車両でたったの一駅、田舎の海岸を走るひなびた電車だった。そして降りたのがこの駅カービスベイ。膝を痛めて必死で歩いたのにたった数分で帰ってきてどんなにがっかりしたことか。

 

 

 

 

 

 

 

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コーンウォール旅行 2月15日

2025-02-21 07:45:31 | 旅行

2月17日から1週間は英国全部の小、中学校の休み(ハーフタームと言う)1週間ほど前に、娘夫婦からコーンウォールへホリデーに行くから一緒に行きたいか?と誘われもちろん即答。

出かける1日前に彼らのためにもとおにぎりをいっぱい作り、その夜は娘宅で泊まった。

この日は朝から雨で暗い雨の中9時過ぎ、パトリックの運転でロンドンから南へ向かった。彼の車はかの有名なイーロン・マスクの会社のテスラ。コーンウォールへの200マイル(320km)までに2回も高速道路のテスラの充電機で充電しその間トイレや昼食にありついた。

数年前にこの車でスコットランドへ行ったときは、テスラの充電地帯しかなかったけれど、今回は2種の別立て電動車の充電機も並んでいたから最近の電気自動車も多種出回ってきているらしい。

せっかく彼らのためにもとおにぎりをたくさん作って持っていったのに、高速道路の休憩所では、ジュードもパトリックもバーガーのほうを食べたいと言って、私は2日間昼と夜はおにぎりと野菜に煮付けを食べる羽目になった。

車はソーズベリーとストーンヘンジの間の道路を西に向かっていた。この道路が完全に渋滞して30分ほどのろのろ運転。対向車はスイスイくるのにとおもったら、皆がストーンヘンジの写真を撮るためにスピードを落として・・・・とのことでもちろん私も望遠で撮った。

午後の4時頃に予約していたAir BnBについた。インターネットで予約して鍵のありかなどもすべてインターネットで済ませているから家の持ち主に会えることもない。

3ベッドルームはまだ新しくきれいで、BB(ベッド&ブレックファスト)と違う気楽さ。

2階の娘夫婦のバスルームにはサウナまで有った。

キッチンもすべてが整っていて、朝夕クッキングができる。

リヴィングルームの窓の外に小さなヴェランダと、雨がやんで明るくなってきた素晴らしい砂浜が見える。

 

アパートメントから急勾配の道路を降りて海岸に出ると,2月とも云えどロンドンよりは温かいと感じるのは気のせいか。このあたりの素晴らしい家は、ロンドンのお金持ちの別荘だという。

大人は全くの冬装束なのに子どもたちは裸足で水の中を歩き回っていた。

6時近く夕闇が迫ってくるまでジュードは海から帰りたがらない。

 

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寒くて暗いロンドン

2025-02-14 01:33:31 | 独り言

このところ毎日寒くて暗い、気温は5度くらい、でも零下にならないから雪も降らず氷も張らない。冬が完全に寒くならないと、なめくじやカタツムリが繁殖して困る。

昨年冬も暖冬で、4-7月ころのナメクジの多かったこと。青菜が全部食べられてしまう。それにお花も被害を受ける。

今日は嬉しいことが有った。ショッピングから帰ってきたら玄関に落ちていたメールには、4月から5年間のフリーダムパスが入っていた。これはロンドン市内のバス、電車、地下鉄が無料になるというもの。英国の交通機関の料金はヨーロッパ1高い。

これからまた5年は心配しなくてもロンドン中どこでも行ける。誰に聞いてもこのパスほどありがたいものはないと言う。昨年労働党に変わってから、老人への光熱費の補助がなくなった。それで次はこのフリーダムパスもなくするのかと大変心配していた。

1月25日土曜日、メトロポリタン・オペラのオンライン・ライヴのアイーダが映画館で有った。私の近所の映画館では上映しなくなったが、ロンドン北部の友達の家の近くの映画館ではみせてくれる。それで午後1時ころに電車に乗り、地下鉄2駅で国鉄に乗り換えるところ、駅が閉まっていた。仕方ないからノーザンラインでキングスクロスヘ行きピカデリーラインに乗ったところが反対行きに乗ってしまい、慌てて反対プラットフォームへ、その地下鉄もキングスクロスで、行き止まり、駅員に聞いたら嘘を教えられ、途中の地下鉄駅で問い合わせ、ノーザンラインの終点からバスで行けとのこと。この時点でもう2時間も経っていた。バス停に立って待っていたら友達からの電話で、この数日バスは遠くを回送してくるので、5時の映画の始まりまでには間に合わないと言う。結局あきらめて帰宅したらもう5時過ぎだった。

その時のメトロポリタンのアイーダが素晴らしかったと友達からの報告で、残念、日本の従姉妹にぜひ1ヶ月後の日本での上映に行きなさいと勧めている。日本でもあまりオペラファンはいないのか映画館はほとんど観客が入っていないということで、あまり知られていないせいかもしれないと思う。メトロポリタン・オペラは歌手が揃っている上、舞台装置にお金をかけているから素晴らしい。今までがっかりしたことがない。

先週日曜日の午後からロンドンのオペラハウスで上演されたアイーダを見に行ってきた。

舞台装置も簡素化され、出演者が現代の服装で合唱団は全員軍服姿。まるで北朝鮮を彷彿とさせる舞台で、がっかりした。もう2度と見に来たくない。

ロンドンのソーホはヨーロッパ1の中華街、1月末から中国の新年ということで、もう20年も前から友達の中国系マレーシアとシンガポールの7人に招待され、このソーホーの中華レストランでお昼を食べた。彼女たち一体何が美味しいのかをよく知っていて、全部で10皿大いに食べて満足して帰ってきた。

2階のレストランの窓から見たチャイナタウン。

 

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