後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

資源

2008年03月12日 | Weblog
たいていの「工場」と名のつくところでは
湯を使っている
ボイラーで沸かすのだが
燃料はA重油とか灯油である
不思議おじさんの会社では灯油だが
配達料込みで99円/㍑まで高騰している

日本の資源は究極のところ
人間と海と森林〈従って水〉だと思う。
木材のペレット化が進んでいる
これを一挙に推し進めるには
工場で使うボイラーへの使用を推進することも一つの方法

機械の再設置などで費用が必要だが
税金を投入すべきである
CO2削減にはかなり有効な手段である

政治家を一言で規定すれば
税金の使い道を考えて決定する人たちのこと
優先順位を決めて実行する
何を優先的に考えるかは難しいことだが
100年後の子孫に温熱地獄を遺すことはできない
そこでは人間だけではなく
あらゆる生命の維持が極めて困難になる

徳島市に田宮街道という幹線がある
10年ほどの工事期間を経て改善がなされた
写真を見てお判りだろうか
電線類を地下に埋めたのである
すっきりした都市の風景
しかし膨大な税金をつぎ込んで出来上がった区間は
わずか4キロにも満たない

その税金を例えば木材ペレットボイラー交換補助に使うとする
私企業への支援になるとの批判もあろう
しかしかここは考えどころではないか

木材ペレット生産で
枯渇しない安定的で持続的エネルギーを確保できる
間伐を進めることで森林は勢いを増し
過疎の村に職を作り出す
そして森林王国 青い四国は蘇る

時間をそれほど必要としない
即効的な地球温暖化対策である

不思議おじさんの会社は赤字なので
木材ペレットボイラーに切り替える余裕がない

宝の持ち腐れとはこのことかとも思う
森林7割の日本が
持続可能なエネルギー大国となる日まで
灯油をチビチビと使い続けるしかないのだろうか




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