後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

狼狽??いや蝋梅

2010年01月18日 | Weblog
不思議おじさんが勤める大学に
日本で3人しかいないといわれる専門家がいらっしゃる
鶴崎先生とおっしゃる非常勤の先生
呆れるようなお人も多い中で貴重な存在だ

専門は「連歌」
yahooでもgoogleでも
「れんか」で検索しても
「廉価」が出てくるのが関の山である
因みに「れんが」では「レンガ」が出てくるのみで
索莫とした気になる

短歌は嫌いではない
昨年は源氏物語で否応なく付き合わされた
朝日新聞の短歌欄の愛読者である
元朝日新聞大阪本社総編集局長のN教授と
ホームレス「公田氏」の歌について
あれこれとやり取りする毎週であった
今年のお題「光」の歌も全部読んだ

鶴崎先生の発句に
Yさんが七七を継がれた
その次を といわれても
さぁ どうしたらよいものやら

連歌をウィッキでは次のように説明している

作者Bがbの句を詠む際に、作品としての一体感を保つために、直前に詠まれた句(前句と呼ぶ。仮にaとする)の内容を参看し、その情景や情趣、句境を踏まえて句を作る。前句aはもとよりB以外の作者(Aとする)の作品ではあるが、Bはaの立場に立って、そのポエジーを推測し、受け継がなければならない。また、場合によっては、次句を詠む予定である作者Cに対して、次の句がつけやすいように前句の作者Aが配慮することを求められる場合もある。すなわちBはbという句の作者ではあるが、bという句に対して十全にみずからの個性を発揮するのではなく、前句aや次句の作者Cに配慮しつつ、前後の流れに合致するように作品を作らなければならない。

頭を使うために
ちょっとチャレンジしたい気もある

今年の我が家の蝋梅の花は少なめ
夏の剪定の仕方がまずかったのか??
それでも早春の香を気に伝え
凛として寡黙を守っている

不思議おじさんの性格と逆だから
尊敬して
玄関の樹としている

最新の画像もっと見る

コメントを投稿