らじかのよかん

ふっ急になんかわかんないんですけど↑

色川武大・阿佐田哲也の世界―没後十年記念展 1998年9月4日(金)→8日(火)

2023年09月18日 | 色川武大・阿佐田哲也研究
1998年9月3日(木)こーゆーのを見つけた。


おう。
明日9月4日に、有楽町交通会館に行く用事があるから帰りに寄ろう。

日替わりトークショウ間に合えばいいが、それが何時からなのかが書いてないぞ。
見たい順 (後日見たか/場所又は感想)
・井上陽水 (見てない/非常に残念)
・伊集院静 (見てない/残念)
・和田誠  (見た/青戸なんとかホール)
・永六輔  (見た/成城なんとかホール)

それどころか、開場が何時から何時までも書いてないや。
夕方頃着となろうが、夕方ならやってるだろ。

入場無料なのか。
タダだぜ。

9月4日(金)
当時の手帳出てきた。
2023.09.18手帳の記載
 中古市、銀座と同じ様
ははぁ、中古カメラ市であったか

午後5時~6頃に着いた。
タダだぜ。
2023.09.18手帳の記載
 4:20→色川阿佐田の世界見る
 本売れないんだって
 カタログを買う

受付にはきれいなおねえさんが二人ゐた。
が、大勢の客が雪崩のように出てくるところであった。
うわっ、トークショウ終わったな。
受付で止められることなく、
雪崩をかき分けかき分け、高座方面へ。

わっわっこの直前まで
色川孝子氏・矢崎泰久氏
の対談だったのかぁあぁーー。

チラシ

チラシによると毎日午後3時にショウがある。(敬称略)
9月4日(金) 夏堀正元・筑紫哲也
  5日(土) 畑正憲・矢崎泰久
  6日(日) 和田誠・矢崎泰久 
  7日(月) 永六輔・マルセ太郎
  8日(火) 伊集院静・井上陽水
(この他にもゲスト出演者を予定しています)

あと5分早ければ、孝子氏のご尊顔を拝せたのだが。
きっと、たっちゃんが恥ずかしがりチラシに名前載せたくないとかで、
(この他にもゲスト出演者を予定しています)
になったのではないかな。

会場の一角にH30cm程度の高座があって、会場の床に100程度の椅子が並んでいる。

ショウ終わったわさわさした会場内。
矢崎泰久氏が立ち話で関係者とおぼしき人に、
「あの奥さんがまたデ○ラメな人でさあ」と云っていた、はずなんだがなあ。
今の今まで対談してたのにそんなこと云っちゃって奥さんなのにまだその壁の奥にいるぞとおもった。

孝子氏は
 ↓つべにもあったんだよな
1999年頃かな「驚き桃の木20世紀 無頼 阿佐田哲也の虚と実」色川主役
 これ見て、孝子氏はこんな感じの人なんだなとおもった。デタ○メには見えない

2002~03年頃番組名不詳教育テレビ孝子氏主役
 色川孝子著「宿六・色川武大」1990年をベースにし、特に一関でのことについて
 冒頭でお墓参りをし「そっちはどうですか」と話しかける
に出ていた。
テープあるはずなんだが。

翌9月5日(土)はムツゴロウ氏か。
また来よう。
タダだぜ。
明日来ることを決意したので、会社帰り客も増えてきたし、
ざっと見て帰ろう。
2023.09.18手帳の記載
 6:00き○ら売出し 大変混んでいる
また中古カメラ市に舞い戻ったようだ

9月5日(土)
1330頃だったか。
2023.09.18手帳の記載
 1:25自行車で有楽町へ →2:00色川

タダだぜ。

入場し、昨日なにも云われなかったので受付素通りしたら、
おねえさん多少あわてた様子で
「ご記帳を…」
「あの一般の読者なんですけど…」
「記念ですから」
著名な方のご芳名とか、達筆なご芳名とか。
のたくり文字は非常に恥ずかしかった。
なるほど。
入場者全員記帳することになっているのだが、
昨日は雪崩でそうもいかなかっただけなのね。

展示は余裕のある綺麗な配置。
一つずつ丁寧にみせるような。

圧巻は「狂人日記」の冒頭部の原稿。
鉛筆書き。
前掲「驚き桃の木20世紀 無頼 阿佐田哲也の虚と実」では、
色川武大「狂人日記」の原稿と、阿佐田哲也「京王閣記念実戦記」とを対比させている。
番組見て、別人の如く筆跡も違えてたのかとおもいおどろいたので、この記念展では阿佐田哲也の原稿は展示していなかったのであろう。
こんなことしていたらそれだけで、長生きできないとおもう。

(もしかしたら記憶違いで、前後関係が逆であり先に驚き桃の木を見ていて、記念展でこれが実物かとおもったのかもしれない。
しかし、記念展で色川と阿佐田の原稿比較出来なかったのはたしかだ)

よしS取った。
最前列中央席おもひだした。上手側の最前列だ。
ムツゴロウ氏(63)まで2m3m程度。
90分85分の対談。

2023.09.18手帳の記載
けっこう人が座って待っている

記憶している内容
・1978年  色川武大「離婚」で第79回直木賞受賞。
その日、色川氏の懐には、副賞の50万円(源泉引かれて45万円かな)の現金がある。
みんなよってたかって
「阿佐田さん、やりましょう」
三日三晩後
「あの賞金は、全部おれが取った」
・「乗馬はこうやるんだ」と椅子の前で騎馬の形を作る。
腕の筋肉が怒張し目がぎらぎらと光っていた。
・ふたりで「本が売れない」とぼやいていた。
などなど。
迫力がすげかった。

動物と仲の良いムツゴロウ氏自身もまた、ケダモノであった。
よって、ムツゴロウの動物王国は、ケダモノのけだもの王国である。

この「ケダモノ」は、大藪の「野獣」とも違うナニかである。

2023.09.18手帳の記載
 3:00~4:25 畑さん悪い人だなー
 直木賞の賞金は畑さんにいったんだって
 時間オーバーで話しました
 終わって少しいてフォーラムをうろうろ

「本が売れない」そうなので、入場無料だし会場費設営費印刷費きれいなおねえさん費等みな高そうだし、何か買うものないかとみまわしたところ、
でかいパンフレットだけ売ってた。
受付のきれいなおねえさんに云って買うのだ。
1,000円
竹書房のでかい封筒に入れてくれた。
2023.09.18追記
パンフレットは前日に買っていた。
「本売れない」は、前日にも気づいていたし、
ムツゴロウ氏矢崎氏も云っていたな。

そして、前掲チラシ,新聞記事切り抜き,このでかいパンフレットは、
一式で竹書房のでかい封筒に入り保存されていた。

たぶん
9月6日の記事

客が200人居たかどうかは不明だが、
「耳を傾けた」つーかコワカッタから、客はカエルだったぞ。

9月8日(火) 伊集院静・井上陽水
行けばよかったなあ。
いまさらザンネンである。
コメント (2)
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