らじかのよかん

ふっ急になんかわかんないんですけど↑

常用機

2010年03月10日 | 光学機器倶楽部
「じゃあおまえ、いつもそんなでっかいのをもって歩くのか」
おっしゃるとおりで、まさか15×60ポ口をフツウには持ち歩けない。

だからといって、
8×20ダ八では、こころもとない。

何事も頃合つーのがあり、
日本国では古来、松竹梅とあれば「竹」にするとよいといわれている。

15×60ポ口より小さく、8×20ダ八より大きいやつ。

はい、

7×42ダ八でしょう。
瞳系も6mmあるし。
いわゆるZ社クラッシックシリーズ中の名機ですね。
10マソ程度だったようにに思う(皮ケース付き)。

中心部が異常に鋭く、周辺部はまったく気にしないという、
いかにも望遠双眼鏡系統の設計思想が、イサギよい。
(吉田正太朗先生の御著書にも、そう書いてあるから、これでいいのだ)

とっくに元は取ったなあ、こいつ。
一応、いるときには持ってゆく。
後悔しない絶対の品。
コントラストが高く、あでやかな色に見せるZマジックが満喫できます。

スワ口とは対照的な感じだな。
数年前値上げしなかったらスワ口EL買っていたかも、あぶないあぶない。
あれは、あれでとても魅力的なんだよね。
わざと被写界深度を浅くしてあって対象物を浮き立たせるように見せるの。
8.5×つのも仕掛けのひとつ。
7倍だと思って覗くから大きく見えてだまされるのだ。
(42粍のくせに30マソするんだぜ。もー狂気の沙汰ではないか)


本機の後続機も出ていて、今のヒトはそちらがいいんじゃあないか。
明るいと評判だし(でも買値で20マソするらしいなあ)。
おれは、これで十分だけどね。

一昨年だったかお散歩会のときに持参して、多くの皆さんにご覧いただきましたっけ。
そうだ、戦艦三笠だからZ旗でZ社なんですなー(韻を踏んでいる)。
コメント (4)
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