
すでに入場開始してしまったぞ。
今回きっぷ手配が後手にまわって中央3列目なのだ。
初めてだな、この会場でこの位置。
セトリ(写真の「2016年」つーの誤記ね)
浩子さん今年あと
大阪 ザ・フェニックスホール12月26日(土)あるが、
ここ江束区と同様、完売御礼なのだった。
尚、江束区は「ソロツアー」ではないのだ。
2009年頃は「ソロツアー」だった、選曲も当日にすると云ってた。
たぶん2013年~かな「ソロツアー」と別枠になったの。
未確認ですまんが。
以下不完全な記憶で書くから、いろいろ間違えあるかも。
セトリは写真でわかるけどね。
1730頃開演
今日の浩子さん
下部分がウエーブかかったおかっぱ
黒っぽいジャケット、青いブラウスと紺チェックのスカート、少しヒールのある黒ブーツ。
胸元のネックレスがきらきらしている。
M-1『遺跡散歩』(東京→東京駅丸の内口~あのへんの感じ)
おお、なめらかに広がる音と歌声。
今年も江束区に神が舞い降りた。
3列目なので多少引きがあり、かえってピアノ全体が見える。
フタの裏に写る弦とかそーゆーのも美しい。
客席は包まれる。
ああそうか。
選曲も、美しく且つお気に入り方面入っているのだろうなあ、今回。
MC(以下要旨)
こんばんは、谷山浩子です。
ようこそおいで下さいました。
選曲は、ソロツアーで歌ったその地方にちなんだ歌を…。
M-2『悪魔の絵本の歌』(岡山→横溝正史→悪魔の○○)
M-3『きれいな石の恋人』(京都→会場が博物館なので→博物館っぽい→鉱物がでてくる歌)
稀代のメロディメーカー浩子さん。
きわだつ、なあ。
MC
青森と福岡で歌った2曲。
M-4『↑パラソル天動説』(青森→会場名「ブラックホール」→宇宙的な歌)
M-5『てんぷら☆さんらいず』(福岡→天神様→「てん」始まる歌←おいおい)
今日はなんだろう、「広がり」を強く感じる。
歌の中に入るのでなく、
歌が広がってきて、包まれるような。
『てんぷら☆さんらいず』は福岡にちなんでというのに、
新宿とか表参道とかがおもいっきり出てくるゾ。
MC
リクエストコーナー
恒例のじゃんけんだと時間がかかる故、
半券を箱に入れて抽選。
4曲
4曲目の方、おれの真後ろで
「数十年コンサートに通ってて、初めてリクエスト当たった」ぱちぱちぱち。
「フツウのコンサートのようなリクエスト」だと浩子さん。
M-6『小さな魚』
M-7『カイの迷宮』
M-8『カタツムリを追いかけて』
M-9『カントリーガール』
うーん。
こりゃリクエスト曲もそっち方面に引き寄せられたとしかおもえない。
『カイの迷宮』→『カタツムリを追いかけて』
気絶しそうに美しい。
動→静つーか、精だな。
『カントリーガール』はシングルバージョンのはずだったが、
いわゆる「初日さん」が、ついついきました。
お仲入り(10分)
M-10『ナナカマド』(札幌→ナナカマド/手嶌葵さんへの提供曲/レコード未収録)
MC
今年の提供曲を2曲
M-11『Puzzle』(てんかすトリオ/曲,編曲先行)
M-12『ピヨの恩返し』(岩男潤子さん/みんなのうた)
ピヨはなあ。
泣くんだよなあ。
「無駄にむずかしい編曲」も軽々と。
えと、ピアノが「広がる」感じなんですけど。
ところにより、
山下洋輔さんがよくやる、
びびびびびびいーんーと上がって、どしゃーんと下がってぶわーんと広がる「あれ」。
でてくるんですが。(そのままぢやないよ無論)
どーしたらいいのだ。
どこでと云われても困るけど、確かに聴いたんだよ。
MC
ドラマでました。
滔々とですな。
延々とですな。
朝ドラのおとといと昨日の回が、これでもかと云う程よかった。
ので、「見るように」とのお達し。
どーしたらいいのだ。
ここからの3曲、特にすげーぞ。
県庁所在地の政令指定都市名と、県名が違う組み合わせ、だと。
「『松山』が愛知県であると思い込み東名をひた走ったN氏」の逸話など。
M-13『終電座』(盛岡→銀河鉄道→が出てくる)
M-14『冷たい水の中をきみと歩いていく』(金沢21世紀美術館→美術館ぽい歌)
M-15『電波塔の少年』(松山→『坊ちやん』→一番かわいそうな坊っちゃんの歌)
後幕つーか暗幕というのかが開き、
スクリーンに銀河っぽいのや、水のきらきらや、電波的(夕景に近いか)な照明が当たる。
『冷たい水の中をきみと歩いていく』の冒頭で、
レコードではシンセの「カーン」という音が入るのだが、
それがどこからともなく聞こえる、気がする。
程に美しい。
なんということだ。
(ピアノソロだからね云っときますけど)
『電波塔の少年』では
ゼッタイに「あれ」でました。
『Memoriesその2』(ライヴ音源のアラカルト)出してくれないかなあ。
MC
そろそろお別れの時間が。
ああ。
「来年は還暦です! ナニかやります」おおーーーー。
ぜひぜひ、わくわく、どきどき。
「映画が安くなる」と、浩子さん楽しみにしていたんだよね。
つか、云いきるところがすげえ。
M-16『見えない小鳥』(名古屋→味噌カツ→「み」がつく歌←おいおい)
ピアノと歌声がホールに遍在してる。
静かな歌なのだが、深い。
アンコール要請拍手
MC
「袖でユカリンに云えって云われた」
告知事項。
EC『ガラスの巨人』(東京→首都高(C1か? ちゃーちゃーららら)から見た感じ)
美しいピアノとメロディが引き立つ歌だ。
声の広がりも。
美しすぎて、なんかせつない。
アンコール要請拍手
MC
「うれしい」
歌詞カードファイルから抜き出した曲を、それがなんであっても歌う。
しかも「来年のみなさんの運勢」もわかる。
「……振られても片思い、とあるから、
悲しいこととかがあっても、なぜかそれをポジティブに解釈してしまうでしょう」
EC2『イマージュ』
(作詞:松本隆さん,作曲:谷山浩子さん/木内みどりさんへの提供曲)
おお。
やはり神が。
この歌、松本隆さんでしょ。
往時、さぞ緊張したでしょうなあ、浩子さん。
ねこで弾き語りモトイ『タマで弾き語り』に入ってます。
「静かで深く広がる」今年の江束区だ。
ばいばいして終演。
たぶん1950頃。
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おれさまの秋祭りがけっこうキタ今年であった。
ばらすと、丁C2000の後、落車転倒したんだよね。
そこからぼろぼろ。
ようやく治癒したのであった。
そして、よーよー江束区に行けた。
んでも終わりよければ全てよし、にしよう。
来年は、浩子さん「還暦」だしね。
よい年の瀬になりました。
ありがとう。