goo

エチオピアモカのテスト焙煎


商品番号:C-155


モカの産地はいろいろありますが、ほとんどの豆は地域の表示とグレードしかありません。産出地域の表示では、"KAFFA"と分かりますが、このカッファ地区はコーヒー発祥の地として知られています。組合組織がどの程度構築されているかは計り知れませんが、小農家から集められたものが大多数を占めている現状でしょう。今回の豆は、業態=エステート、すなわち特定の農園の産出豆と特定することができます。今まで見たことがない単一農園のモカは今後増えてくる可能性はあるのでしょうか。 今回の豆は"SAHAMA"と言う表示からしてサハマ農園であると言うことになるのでしょう。また、グレード表示はG1となっていますので、ゲレード1なので欠点豆や不良な豆の混入率が一番少ない、すなわち一番品質が良い豆であることを証明表示しています。豆の精製方式は水を使わない非水洗い式でナチュラルと呼びます。エチオピアモカでは、近年水洗い式のウオッシュドモカという豆が増えてきております。が、僕はあくまでもモカはナチュラルでなければ味わえない香り、後味の柔らかさがあると考え、ナチュラルのモカしか仕入れていません。

テスト焙煎の豆をご覧ください


浅炒り


強中炒り


全般的に判断しますと、G-1=グレード1ということは欠点豆や不良豆の混入が少ないことが分かりますので、焙煎前のハンドピックは少なくて済みました。しかし、焙煎後のハンドピックでは少し出てきます。印象は火の入りが良くて力強くハゼます。生豆はビニールの袋に入って出荷されているからでしょうが、モカ特有のほこりっぽさがありません。

感想ですが、浅炒りではナチュラルのモカならではのとろんとした味わいに良い香り、少しばかり酸味と渋みが残りますが、数日すると渋みは感じなくなり、さわやかな酸味が感じられます。強中炒りにするとモカ風味と落ち着いた味わいが出て、飲み終わると口の中に甘みが残ります。エチオピアモカ特有のモカ風味がありおいしい豆です。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« アンティーク... 桜のスモーク... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。