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エチオピアモカ

モカは好きな豆なので数種類の産地の豆をブレンドに活用してきています。不ぞろいな豆ほど旨さがあるって言うことを自覚していますが、とりわけモカに関しても不ぞろいの豆が一般的です。これは、自然な精製方法であるナチュラル製法であるものですが、販売する為の1kgの炒り豆を準備するには生豆で2kg必要な豆もあります。だからとてもロスでありコストが高くなってしまいます。良い状態の豆に仕上げるにはハンドピックという作業が不可欠になりますが、これがまた大変な作業になります。

手間がかからないためにはウオッシュドという精製方法のモカも普及していますが、やはり、風味や味に違いがあります。好みの問題になるわけなのでどちらが良いと言う話にはなりませんが僕はナチュラルの豆しか使いません。

先週はモカが一品増えました。新しく取り扱う地域で西部ウォレガ地区で、取引銘柄を「レケンプティ」といいます。週末にテスト焙煎を致しましたのでその感想をお知らせします。

浅炒りでは全体的な柔らかな感触はありますが香味や風味を堪能できるほどではありません。浅炒りであれば、同じエチオピアでもハラーやイルガチェフェ、リムなどのほうがお勧めです。

強中炒りまで火入れをすると、コクと穏やかな甘みが出てきて良いです。ということで今回仕入れましたレケンプティは中炒り、または少し火入れを強くするほうが良いと思います。














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