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葉巻と言うもの、

40年前に使っていたライターと葉巻


僕は若いときに肺を悪くしていて、いわゆるドクターストップでタバコを止めています。29歳のときでした。タバコは止めましたが使っていたライターはどうしても捨てられずにいまだに机の引き出しの中にあります。タバコを吸っていた当時、素敵なライターに憧れていました。オイルライターも良かったが、持っている人たちの雰囲気もいろいろでダンヒル、カルチェ、デュポンなどです。当時僕の兄がデュポンのロングタイプの漆仕上げを使っていましたが、僕は同じデュポンでも地味な無地のショートサイズを選びました。このショートサイズはジーパンの小さなコインポケットに丁度収まるので好きです。

もうタバコを止めて30年以上が経ちましたが、昨夜は取り出して少し磨いていました。どうしてかというと、お客様にシガー(葉巻)を頂いたのです。葉巻愛好家の客様は、コーヒーや紅茶と葉巻の相性を探し出すと言うマニアックなご趣味をお持ちになっています。

僕が葉巻には興味があるとお話をしたら・・・よかったら試してみてくださいと言うことで葉巻を差し出しました。一本頂いた後に以前使っていたライターはいまだに大切に持っているという話しをしたら、それならばもう一種類、違うタイプをどうぞといただいてしまいました。

コーヒーを取り扱っている商社の中には葉巻の取り扱いをされているところもありますが、コーヒーと葉巻の産地は同じなのです。数年前にインドネシア産出の豆の仕入れを考えていたときにそのような商社のホームページを見つけて、葉巻に興味を持ってみていましたから少しは知っていましたが葉巻の世界はとても深いですね。コーヒー、チーズが大好きな自分なので葉巻の持っている味や香りには大変興味があります。

タバコのように肺に吸い込むのではなく燻らし、味と香りを楽しむという男の美学と言う雰囲気があります。僕は以前タバコを吸っていましたから、タバコとコーヒーとの相性は良いものだと思っていましたが、タバコよりも葉巻のほうが断然深い味わいがあるようです、と言うより別物でしょうか。

しかしです・・・夜にコーヒーを淹れてレコードを聴いていましたが、そのときに葉巻に火をつけることはしなかった、と言うよりもできませんでした。










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