アヴァターラ・神のまにまに

精神世界の研究試論です。テーマは、瞑想、冥想、人間の進化、七つの身体。このブログは、いかなる団体とも関係ありません。

人間の進化とアトランティス-2

2024-07-22 06:24:01 | メインストリーム予言と先行モデル

◎肉体の変遷あるいは肉体のなかった頃

 

ダンテス・ダイジは、過去の人類について、レムリア人種、アトランティス人種、現代西洋人種(肌の色は問わない)と古い順に三区分する。アトランティス人種ですら8万年前とかに遡れるのだから、レムリア人種はさらに10万年以前の人種なのだろう。

肉体も、レムリア人種、アトランティス人種、現代西洋人種共通で、現代のように肉体、エーテル体、アストラル体などの七つの身体を備えていたとは思えないところがある。曰く、現代人は粗雑だと漠然と言われるが、ひょっとすれば、レムリア人種、アトランティス人は現代人のような肉体を備えていなかった可能性がある(エーテル体以上ベースあるいはアストラル体以上ベース)。

 

その傍証として、ダンテス・ダイジの前世において、彼は半人半馬のケンタウロス族だったこと。またエドガー・ケーシーのリーディングで、アトランティス沈没前後の時代には、臓器移植以上の肉体的手術が盛んに行われていたらしいこと。そしてダンテス・ダイジが、アトランティス時代のことを思い出していた際につぶやいた「この濃密な大気」という言葉。これは、すなわち現代人は肉体で肺呼吸しているが、アトランティス時代には、「この濃密な大気」を呼吸していた、えら呼吸とは言わないまでも、別種というべき肉体だった可能性の示唆だと思っている。

 

これは思いつきだが、ダンテス・ダイジが、近代西欧文明の初めと見るエジプトの紀元前3120年やマヤ暦の最初の日の紀元前3114年という時期は、大気の組成が現代同様になって人間の肉体もそれに合わせて変化を完了した時期だったかもしれない。

 

現代では、肉体から始まる七つの身体が常識だが、レムリア、アトランティスでは、それが別のX個の身体でやっていたのが人間の容れものだったのかもしれない。日本にも『先代旧事本紀大成経』というその辺に気づいたかもしれないオカルト本もある(

1.神武天皇の御姿
身の丈、一丈五寸、身の太さは一囲(かこい)五寸、頭に二本の角を生やし、三寸、目は猶お雪の如く、尻に素(シロ)の龍尾あり、その長さ6咫4寸、尾の背に72の大鱗あり。115歳で皇太子になった。

ということで、ほとんど尻尾つきミノタウロス状態であるが、こうした異形の天皇は、この後に続く、第二代綏靖天皇、第七代孝霊天皇、第十代崇神天皇も異形の記録があるそうだ。

2.神功皇后の御姿
容貌美しく、目には二つの瞳があり、乳房には9つの穴があり、力は建物の柱を揺るがすほどであった。云々。

参照:「先代旧事本紀大成経/後藤隆/徳間書店」)。

 

このようにアトランティスからの民族移動だけでなく、七つの身体セットも変動し、肺の呼吸機能も今のようでなかった可能性を排除できないわけである。

さらに言葉がどんどん変わり、それを記述した文献も千年単位では完全に失われるということであれば、レムリア以降の超古代史は、俯瞰も叙述も甚だ困難である。

そこを「レムリア人種は、意欲人間、アトランテス人種は、感情人間、現代西洋人種は、知性人間と特色を充て、現代西洋人種とは、地理上の西洋・東洋を意味するのではなく、紀元前3120年以後の人類全体のことである。」と見たダンテス・ダイジの眼は恐るべきものだったと思う。

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